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ひとりで社会研究所

経済、社会、その他日常の話題、知っている範囲ならなんでも書いていきます。

緊急搬送の生存率の現実

[2014年03月21日(Fri)]
今年になって親戚の2人が若くして亡くなっています。

いずれも女性ですが、一人は58才、もう一人は68才という年齢で、女性の平均寿命が86才と言われる時代に20年~30年ほど早い急逝でもありました。

一人は救急車が到着した時には心肺停止でしたが病院にて心拍は復活、もう一人は病院内にて倒れましたが緊急の対応の甲斐なく二人共亡くなっています。

救急車の要請は早いほど蘇生率は高いのですが、一人は心臓マッサージをしていて救急車も早く到着したようですが亡くなり、もう一人は病院内で倒れ、緊急処置も早かったのにもかかわらず亡くなるという結果になってしまいました。


調べてみると、日本では年間10万人余りが心肺停止で病院に運ばれているといいます。

そのうち6万人は心臓が原因であり、1ヶ月生存は11%あまり、そのうち社会復帰できるのは全体の6%ほどでしかないといいます。

心肺が停止をした場合、自己心拍再開のリミットは25分とされ、心肺停止で搬送されると脳の酸素不足も影響をもたらしてしまいます。

最近ではAEDなども設置され素人でも音声案内で捜査できるといいますが、救急救命医制度などがなされるようになり、それ以前と比べれば生存率は上がっているのでしょう。

改めてそのデータを見て、現実を思い知らされたものでした。

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