【報告】ラウンドテーブル第4弾ちっちゃな仕事がまちを救う [2010年11月24日(Wed)]
まちづくりラウンドテーブル第4弾
ちっちゃな仕事がまちを救う
先日、11月19日(金) 石狩市花川北コミュニティセンター2階会議室にて、「まちづくりラウンドテーブル第4段 ちっちゃな仕事がまちを救う」が行われ、講師の太田明子氏、立浪ゆかり氏の話を聞きました。太田さんは、起業するにあったって「あなたの好きなことは何ですか」「あなたのできることは何ですか」「あなたのすべきことは何ですか」の3点を挙げられ、「すべき事」があって起業する事が望ましいと。また、「マーケテイング」とは、「売れる仕組み、即ち物を商品にかえる手法」という話の中で、会社が儲かるものを売る時代から、消費者がほしいものを売る時代に変わった、情報のやり取りが行われるようになり、このやり取りをマーケテイングだと話されました。これらのことから、お金儲けだけでなく社会貢献を重点に置いているビジネス、いわゆるソーシャルビジネスとしての存在を聞き、北海道のソーシャルビジネスの具体例を紹介して頂きました。育児、介護で第1線を引いた全国の優秀な女性を集め、インターネットで仕事を受ける会社を北見市で設立した「Y’sSTAFF」田澤社長や、また、自分で納得できる保育園をつくった岩見沢市の森田氏、介護の仕事場をつくった札幌市の女性、また、最後に道南の江差町の週1回開店している店「かあちゃん食堂たまりば」の紹介は「地域食堂きずな」にも通ずることで、地域の居場所として頑張っているなど話されました。また、石狩市の中では一番早くにこのビジネスにとりかかった事業型市民活動「地域食堂きずな」は、その開店までの経緯と苦労ややりがいなどが紹介されました。その後の質問では自分達の日々の暮らしの課題を解決してくれる市民グループを求めるとの声がありましたが、市民が主体性を持ちネットワーク駆使する必要を把握でき、市民活動も事業型市民活動としてソーシャルビジネスにとりかかれる素材はたくさんあると、参加者は納得されて聞かれました。
《講座の様子》
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