CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

くらしきパートナーシップ推進ひろば

市民のつくる「ちいさな公共」を支える、草の根の中間支援に取り組んでいます。
日々の活動はFacebookページをご覧ください。
https://www.facebook.com/kurashiki.hiroba


項目別表示
最新記事
プロフィール

くらしきパートナーシップ推進ひろばさんの画像
リンク集
https://blog.canpan.info/hiroba/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/hiroba/index2_0.xml
速報☆第3回 1日サポセン体験PJ 子どもNPOサロン [2009年11月16日(Mon)]
お子さんの笑い声(泣き声も?)がする和やかな雰囲気の中、

「第3回 1日市民活動サポートセンター体験プロジェクト(1日サポセン体験PJ)」が開催されました。



1日サポセン体験PJとは、簡単にいうと、臨時・仮設で設置する1日の市民活動サポートセンターを体験してみようというものです。センターといってもハード=建物ではなく、ソフト=プログラムにポイントをおいています。

今年の6月1日に倉敷市に「市民活動センター」という施設ができたのですが、その中身や機能は今後検討されるとのことで、それなら市民で集まって、それを考えようというのがこのプロジェクト。パートナーシップ推進ひろばが呼びかけ、賛同した団体・市民でプロジェクトチームを組織し、企画運営を行っています。

今回がその3回目で、次のとおり開催しました。
メインは子どもNPOサロンで、子育て支援、子ども支援を行う個人、団体が集まり、倉敷のこれまでの子ども政策をふりかえり、今後を展望しました。

●日時:11月16日(月)10:00〜13:45

●場所:くらしき健康福祉プラザ3階 倉敷ボランティアセンター

●内容:

  1.子どもNPOサロン
  2.その他のコーナー
    情報コーナー(NPO訪問記を壁新聞で紹介&おすすめ図書を紹介)
    相談コーナー(相談員による困りごと相談など)
    カフェコーナー(お茶にコーヒー、お菓子などを用意)
  3.次回の案内など
1.子どもNPOサロン

同じ分野で活動を行っている個人・団体が集まり、困りごとを共有したり・解決したり、お互いにつながったり、顔の見える関係・ネットワークができたらいいなということで開催しているNPOサロン。

今回のテーマは、「子ども」。

倉敷市内で子育て支援、子ども支援をされている15団体・18人、専門家でいらっしゃる川崎医療福祉大学のお二人の先生、参加者のお子さん、託児ボランティアさん、1日サポセン体験PJチームスタッフのあわせて約30人が参加しました。


■まずは、参加者の自己紹介から

はじめての方もいらっしゃるということで、参加者全員が自己紹介をしました。

■次に、出前講座「倉敷市の子ども政策、これまでとこれから」



倉敷市子ども未来部子育て支援課の職員さんにお話をしていただきました。
非常に熱心な職員さんで、この出前講座に合わせて、いろいろと勉強してこられたようで、しかもたくさんの資料を用意していただいて…。

●これまでの歩み

総合計画の変遷と個別(分野別)計画からふりかえりました。

まず、総合計画は市の最上位計画でここに書かれていることを実施していくという計画の位置づけを説明していただいた上で、変遷、古くは倉敷市振興計画(昭和45年)までさかのぼり、それから現在までの総合計画をふりかえり、さらに個別計画もみながら、倉敷市の子ども政策のこれまでを整理してお話いただきました。

ポイントは、

・市民のニーズの変化に応じて、「ハード(施設)」から「ソフト」へ、「物」から「心」へと変わっていったこと
・第四次総合計画・後期基本計画(平成8年)から、「子育て支援」、社会全体で子育てを支えようということになったこと
・国の政策に連動していること(出生率1.57ショックから少子化対策を…など)

で、そのことを順を追って丁寧にわかりやすく説明をしていただきました。

配布された資料も充実しており、さらに、時折、分厚い計画書などが回覧されるなど、非常に情報量の多い出前講座となりました。


●今後の取り組み・方向性

個別計画である「倉敷よい子いっぱい育成プラン(平成9年)」の後期計画が策定中だそうです。

前期計画の評価指標のデータを後期計画に反映させるそうですが、指標のうち1/3は改善されているそうですが、1/3は悪化しているとのことです。

いろいろと取り組みをしていても、悪化するものもあるんですね〜。そのあたりの対策をしていくということが今後の取り組みということになるのでしょうかね。

また、いろいろと意見を寄せてください、一緒に計画をつくっていきましょうということでした。

●これが完成した「倉敷の子ども政策年表」★



●質疑応答

市の職員さんが丁寧に説明してくださったので、出前講座は約1時間30分にも及び、その後、いくつか質疑応答を行いました。

・やはり、皆さん、気になるのは、
「倉敷よい子いっぱい育成プラン」前期計画の悪化した数値評価指標とその理由。

→「情報が届いていない」ことが課題であるようです。

参加者から「保育園や小学校の先生を通じては…」、「町内会の掲示板を活用しては…」などのアイデアが出されました。

・一方で、改善した指標は?

→ハード(施設)は他都市より◎

参加者からは「でも、待機児童が…。」という意見も。

そこから、「どこまで、行政がやるべきなのか?」、「地域の子育て課題にどう取り組むのか?」、「行政の役割は?」、「NPOの役割は?」、「一緒にできることは?」という問題提起に
まで話が広がりました。


さてさて、非常にボリュームの大きい出前講座でしたが、参加者の皆さんも真剣に話を聞いておられ、倉敷の子ども政策のこれまでをしっかりとふりかえり、今後をちょこっと展望したところで、

おなかも空いてきたので…


■昼食を食べながらの子どもNPOサロン「だったらいいな、倉敷の子育て環境」

あらかじめ、3つの班に分かれて着席していただいていましたが、その班でご飯を食べながら、「だったらいいな」と「それを実現するために」を話し合いました。



約1時間…。

各班でわいわいがやがや…。いい雰囲気でした。
やはり、午前中の出前講座があったことで、「市の人も言っておられたけど…」という会話が多かったように思いますね。

そして、それぞれの班で話合われた結果を、代表者が発表し、全体で共有しました。



主な内容は以下の通り

●A班

子育ての忙しい中で情報格差が生じている。情報を取りにいく余裕のない人にどうケアできるか。

児童館でも相談対応があるが、児童館によりけり。行政でも統一されていない。

デジタルな時代だからこそ、アナログな情報、口コミ、生活の中での情報交換が重要。これをどう活かすかが課題。

●B班

今日いろんな団体に出会えたので、今後の可能性に期待!

ポイントはネットワーク。ネットワークには2種類ある。1つは一市民として、楽しく子育てするためのネットワーク。もう1つは、団体として協力・連携できる相手とのネットワーク。

子ども関係の活動は「場づくり」が重要。託児があれば鬼に金棒。

あと、情報をどうするか。引きこもり育児をしているお母さんをどうするか。県内にひろばがあれば…。インターネット、携帯の可能性が大きくなる…。出張で場づくりがしやすくなると豊かになるのにな…。

●C班

「だったらいいな」は、ネットワーク、がんばっている人への資金的援助、情報、企業の育児休暇など、個人意識の改革。

ネットワークの現状は、つながる楽しさを知らない人が多いのでは?大学生を巻き込んだり、世代間交流をしたり…。

がんばっている人に支援…といってもどこにいるかわからない。ならマップにしよう!1枚の紙でわかりやすく。また、グループだけでなく、行政の組織図やシステムがわかるようなものもほしい。2種類のマップがあるといいね。

個人意識の改革には、勉強会、ワークショップ…。んーやはり子育てカフェ。堅苦しくなく参加できる1歩に。参加者を増やしやすいのでは。

社協の地区活動とタイアップさせた小地域子育て支援もできるのでは。


■最後に総評

川崎医療福祉大学の八重樫先生から総評をいただきました。

「こういう場があればいいと思っていた。皆さんで思いを出し合った。今日は第1回目でスタート。今後も開催していく中でネットワークづくりが進んでいくことを期待している。」


■気になる参加者の感想は…

参加者の皆さんにアンケートをさせていただき、感想を書いていただきましたが、

「たくさんの情報に頭がパンパン。でも勉強になった」
「今日の出会いに感謝」
「知らなかった団体の人に出会えて有意義だった」
「続けてやってほしい」
「今日を機会につながっていけたら」
「お弁当を食べながらのワークはよかった」
「ネットワークの大切さを再認識」
「貴重な資料をいただいた。これだけそろえるのは大変。」
「パワーをいただいた」
「今まで個人で活動していたので、どこかに頼ってもいいんだということを知ることができた」
「ネットワークには事務局が必要だ」
「活動の初期のお話が聞けて新鮮だった」

などなど・・・

今回のようなサロンの必要性を感じていただけたような気がします。
今回はスタートで、今後も続けてほしいという意見も多く、その仕組みをどうしていくのかが課題ですね。

でも皆さん、今後もつながっていたいっていう意思表示をいただきました。

サロン終了後もしばらく、参加者の皆さんで盛り上がっており、「こういう場って本当に必要なんだな」って再確認しました。

皆さん、元気になって帰っていかれました。
サポセンは、市民活動を元気にする薬かもです。


2.その他のコーナー
子どもNPOサロンと連動する形での利用がみられました。

■情報コーナー

今回、参加された1つの団体さんに取材をした記録を「NPO訪問記」というかたちでまとめ、壁新聞を貼り出したり、新聞を配布したりしました。

あと、おすすめの子育て本、NPO本などの紹介コーナーも設置しました。

そうそう、ライブラリー(分野別ファイルづくり)のお願いもしましたね。


■相談コーナー

専門の相談員により、NPOの困りごと相談、経営や設立相談などを受けました。
んー無料はかなりうれしいですね。ぜひ、設置するときにはご利用を…。


■カフェコーナー

お茶、コーヒー、お菓子を用意。子どもから大人まで大人気コーナーでした。
特に出前講座の間の休憩のときには、ほっと一息つくことができました。


3.次回の案内など

■大忘年会(12/22)のお知らせ
分野を超えて市民活動団体で集まり、交流しましょう!!(詳細はまたこのブログで)
●昼の部は倉敷市市民会館で
●夕方〜夜の部は、東町N家で

■マニフェスト評価シート記入のお願い
市長とわいわい政策評価(12/17)に向け、いろんな方に評価をお願いしています。
子育てのところをぜひ。


以上、取り急ぎ、報告でした。
参加者の皆さん、スタッフの皆さん、相談コーナーの相談員の皆さん、お疲れ様でした。


なにわだ
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
コメント
難波田さん、事務局のみなさん、いろいろとご手配いただきありがとうございました。

私自身、必要と感じていた分野の専門家の方や、ベクトルの似ている団体の方にお会いすることができて、とても有意義に感じ、また、アンケートにも書きましたが、倉敷市の子育て関連施策について、時系列に丁寧にご説明いただいたことも、たいへん参考になりました。
また、チカクのブログでもご紹介させていただきます。

託児の方の手際の良さを背中に感じながら(私の後ろが託児スペースでした)、あっという間の4時間でした!!
なにより、とても楽しかった!! ありがとうございました。

Posted by:チカク赤木  at 2009年11月17日(Tue) 17:13