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くらしきパートナーシップ推進ひろば

市民のつくる「ちいさな公共」を支える、草の根の中間支援に取り組んでいます。
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第2回協働推進懇談会 [2009年01月16日(Fri)]
第2回協働推進懇談会が開催されましたので、傍聴してきました。
さっそく報告いたします。

今回ひろば/ hiroba の事務局からは、2名公募しましたが、抽選に外れました。

応募する前の事前協議では「そろそろ公募参加するのはやめたい。」という意見もありましたが、しくみづくりへの参加はテコの原理が効く点と、倉敷市で活動する中間支援組織が取り組まなければならない仕事である点から応募しました。

抽選に外れた後、今後どう対応するか事務局で協議した結果、協働推進の進捗状況を把握するため、傍聴と情報発信を行う事になりました。
概要は議事録が公開されると思いますので、ひろば/ hiroba の視点からある程度ポイントを絞ってお届けします。


概要(次第より)

2.協議事項
 (1)倉敷市の協働の取り組みについて
   @講和「協働の領域,形態について」(協働の指針)
   A事例紹介
    (ア)「倉敷市インクルージョン推進事業全体協議会」
    (イ)「倉敷市集合タクシー事業について」
3.グループ討議
テーマ:「協働ってなに? どんな協働だったら市民は喜ぶ?」
4.発表、全体共有

(1)倉敷市の協働の取り組みについて
@講和「協働の領域,形態について」(協働の指針)

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まずは講話と事例紹介の報告です。
黒字が内容、参加者の発言は緑、青字はコメントです。

●庁内の協働事業数は948事業!
後援628、補助77、共催、参画・提言138、委託59

まだ集計途中の段階での参考値だそうですが、こういう数字が出てくるとより具体的に現状が理解できるので、話が具体的にできてとっても良いです♪
資料作成お疲れさまでした♪

もうちょっとここについて協議していただけても良かったのではないかなぁ、残念。

●疑問1
「それぞれの事業形態における協働のパートナーの内、民間非営利組織の事例の数と割合いの現状は?」

●論点1
「現状の問題点は?」

●論点2
「これらがどのようになれば、倉敷は協働のまちづくりが盛んであるといえるのか?」

※予測:委託事業に関しては、民間営利団体のコンサルティング会社なども含まれる事が予測される。その場合このデータからだけではNPO(民間非営利団体)との協働の実態は見えにくい点もある。


●市の取り組み
@協働推進員、協働調整員の設置
協働推進員(課等に設置133名)、協働調整員(局等に設置19名)、
合計で152名を設置

推進員と調整員の2段階でというのは役割分担が明確で◎
♪特に部局レベルの調整員というのがキーポイントになってくると思います。

A職員研修会の開催
>ココの内容は聞き逃しました。
すいません

協働の担当者設置の次は中身の問題になります。
「研修を毎年開催し続ける」というのがよく言われていますが、市民活動推進課さんはまじめに取り組んでいただけると思います。

問題は研修の前提と中身かなー。
前回のブログにも書かせていただきましたが、推進員に関してはインターンとして現場へ出てOJTを行うというプロセスを、ぜひとも実現していただきたいと思います。
(本気で事業提案しようかな?)

・「地域の困った」の現状が肌でわかる
・「地域の困った」に取り組むNPOの現場が肌でわかる
・NPOの現場のマンパワー不足への支援になる
・インターンシップで一緒に汗を流すプロセスを通して相互理解が進む
というメリットがあります。
デメリットは、
・推進員への負荷(時間・労力)が大きくなる

研修のコーディネートの手間(時間・労力)が大きくなるというのもありますが、現場のNPOとネットワークができるというリターンもあります。


B協働に関する情報の提供

情報共有が終わった後の質疑と意見交換から

Q:乗り合いタクシーの発案は住民から?行政から?経緯を教えてほしい。
A:
バス路線廃止は半年程前にわかるので、その段階から色々相談してきた。その中でどちらともなく話が出てきた。当時の町内会長さんの存在が大きかったと思う。

Q:倉敷市インクルージョン推進事業の年間予算総額は240万円ほど。補助金180万円の占める割合が非常に大きい。
NPOの自立した運営を考えると補助金がなくなったら活動継続が難しくなるのではないかという心配があるが?
また、市での補助については機関を考えているのか?

A:
経費に関してはサポーターへの補助が大きな割合を占めるので、そこを考えればなんとかなるのではと思う。
自主財源の確保は課題になっているが、全国からの講演依頼が非常にたくさん寄せられているので、そこを財源にしていく事を検討している。
市としては、可能な限り補助していくつもりである。

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グループ討議では、ワークショップっぽく進みました。

グループ討議の発表のポイント
【Aグループ】
・市民意識を高める事が重要
・発表例は大きな事業だが、もっと小さな身近な事業も大事
・市民の盛り上がりが大事


【Bグループ】
●協働って何?
・今までと何が違うの?
→市民が役割を担う
●どんな協働だったら市民は喜ぶ?
・役割も一緒に考えていくのが大事
・どう運営していくのか?し続けていくのか?が大事
→一緒に考えていく
・全ての市民が喜ぶというのは難かしい

質疑・意見交換

◆参加者
・地域から循環型にしていくのが重要
・協働の形態については、地域には枠組みにわけきれない所があっても良いのでは。

指針の内容は倉敷市がめざす協働の方向を示していて、教科書的な位置付けの部分と今後の取り組みの部分に分かれます。
参加者の皆さんは教科書的な部分に「自分たちの取り組みはどこにあてはまるの?」「これを理解して何をすればいいの?」思われる様です。
が、これに関しては助言者の方からナイスフォローが入りました。

◆助言者
・協働の形態については、指針の検討経緯で「倉敷での協働は、この図の中間領域を豊かにしていきたいね」という話しをした。
どこに当てはまるのか?もあるが、協働を豊かにしていくためにどうすればいいのか?について考えていただきたい。

・また、協働のまちづくりには市民参加も含まれている。協働領域を豊かにしていくには自治、市民参加も豊かにしていく事が前提として大事。

教科書的な所についての抽象的な話について議論は指針の検討委員会で一区切りついてる内容なので、今回の懇談会での主な話題ではないはずです。

非常に少ない回数でより良い報告書提出を考えると、報告書に書くべき事は何か?という視点から話を進めていく事が効果的です。

まさに助言者の方のおっしゃる点がポイントとなる事がおわかりいただけると思います。


もう少し補足させていただくと…
第1回で配付された資料「倉敷市協働の指針=ポイント編」p5〜p6では「協働の主な推進方策」「協働の指針の実現に向けて」について書かれており、倉敷での協働の今後=どういう状態を実現していくのか?を考えていくためには、こちらの方が主たる議題です。

さらに補足させていただくと
●「協働の主な推進方策(4グループ、12項目)」について
それぞれの項目について市民意見を発表し協議する事も大切です。
一方で実務を進めていくためには全体を俯瞰した上での関係性の整理や優先順位付けが重要な論点になってきます。

さらに重要になってくるのが、
●「協働の指針の実現に向けて」について
来年度以降の市の事業をどの様に進めていくのか?という論点が必要です。懇談会は市への報告書提出=市の事業展開に貢献する意見提出 が求められているゴールだったのではないでしょうか?
この部分にきちんと時間を取る事が何よりも重要ではないかと考えています。

そんな傍聴者の気持ちを少し代弁して下さったのが↓


参加者
・「協働って何?」はこれまでも討議されてきた。今さら…と感じる。
・未来に向けてどうしていくのか?についてもっと話を進めたい。


何のための懇談会か?を考えると、この方の意見はもっともです。

補足させていただくと…
懇談会の予定表では「協働の指針の実現に向けて」をテーマにした回がありません。
最も重要な点について、時間が取られていないのは大きな問題だと言わざるをえません。幸い予定なので、変更されることを強く望んでいます。

懇談会メンバーの方々に協働についての理解を進めるのが事業目的ではないはずです。
(そういう事業目的なら、OJT型研修事業として参加人数をもっと増やさないと。)

懇談会設置目的に明記されている、目的とゴールは、
目的
協働の指針策定後の協働推進のあり方について、市民意見を聴取する
ゴール
懇談会のメンバーの意見を取りまとめて、市へ提出する

そのために最も効果的な進行はどうすればいいのか? をどうカタチにしていくのか…
難しい課題ですね。

・メンバーの方に、全体像を示す事

キチンと全て理解されていなくてもいいと割り切り、参加者の思いを全体に位置づける
・メンバーの方にする事を明確に手渡す事
求められる内容を成果物から作業に落とし、ツールと共に手渡す事
の2点が重要なポイントになりますね。

そこまでいくとワークショップデザインの話しになってしまうのですが…
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