昨日までの良い天気から、一転して雨となりました。

　でも子ども達は、室内でも楽しい遊びを繰り広げています。

　年少組では、ごっこ遊びや木のみでの遊びに夢中です。

　園外で拾った丸いドングリ（クヌギ）を「せーの」でジャー！！と転がして大喜びしたり、段ボールの電車でお出かけしたり、おうちでごちそうを作ってパーティをしたり・・・。

　「行ってきまーす」「ただいま」といろいろな場を行き来したり、箱を携帯電話に見立てて離れた友達や先生とお話ししたりして、友達とふれあって遊ぶ楽しさでいっぱいです。

　年長・年中組は遊戯室で、園外保育で心に残った松江城や堀川遊覧船を自分たちなりに作り、仕掛けを考えたり、「長くしよう」とイメージを共有したりして遊んでいます。

　大好きな弁慶の遊びも、「こんなふうにしたい」とイメージを実現しようと試行錯誤しながら取り組んでいます。

　戸外ではのびのびと体を動かして遊び、室内では友達と一緒に、見立てたり、考えたり、工夫したりしながら遊びを続け、毎日を楽しく過ごしている子ども達です。




「せーの」でジャー！！「ドングリ転がし、楽しーい」年少児




「ごちそうができたよ」「おうちでパーティしよう」年少児




「お城の中は迷路みたいだったよね」年長・年中児




「堀川をもっと長くしようよ」年長・年中児

　今日行った10月の誕生会のお楽しみに、東太鼓の方をお招きしました。

　昨年のことを覚えていたり、先日出演した「平田のうぎょう祭り」の時に見た平田太鼓の様子を思い出したりして、みんなとても楽しみにしていました。

　最初に演奏をしてもらいました。

　おなかに響く太鼓の音やポーズのかっこよさに、子ども達の目と耳は釘付け！！

　次に、年中児と年少児が太鼓をたたかせてもらいました。

　構えの格好を教えてもらったり、たたき方を教えてもらったりしましたが、もう太鼓をたたく嬉しさでいっぱいのようでした。

　最後は、毎年行っている年長児だけの太鼓体験。

　構えの他に、バチの持ち方やたたき終わった後のポーズ、いろいろなリズムのたたき方などを教えてもらいました。

　年長児は、真剣は表情で太鼓の先生の言われることを聞いたり、たたき方を真似したりしていました。

　何度か繰り返し太鼓をたたき、少し慣れると楽しくなってきたようです。

　一番最後は、一台の太鼓を2人でたたき、みんなで同じリズムをきざみました。

　ラストの「ヤー！！」とバチを上に上げてポーズを決めるところがバッチリそろっていて、カッコ良かったですよ。

　普段なかなか体験できない「東太鼓」

　「音がおなかに響いた」「太鼓の大きな音が出せて楽しかった」と、みんな満足感を味わったようです。




初めての太鼓にワクワクの年少児




太鼓の先生のようにバチを高く上げる年中児




大きな音が出たと大喜びの年中児




真剣な表情でみんなで同じリズムをたたく年長児

　晴れ渡った青空の下、年長・年中児は園庭で『ケイドロ』という鬼ごっこをしていました。

　その名のとおり、追いかける人が警察官、逃げる人が泥棒となって遊ぶ鬼ごっこです。

　この遊びを始めた当初は、警察官がたった二人で、つかまえてもつかまえても逃げられてしまっていました。

　その困り感から子ども達で話し合い、警察官の人数を増やしたり、つかまえた人はどこにいることにするかなど、自分たちなりのルールを決めながら楽しむようになってきています。

　体を存分に動かして、続けて鬼ごっこを楽しめるようになっていますよ。

　年少組では、段ボールの電車や家という環境の中で、子ども達が運転手になったり、ピクニックの準備をして電車に乗ったり、家の中で木の実のごちそうを作ったりして遊んでいました。

　電車に乗っては家へ帰ってごちそうを作ったり、そのごちそうを持ってまた電車にのったりと、遊び場を行き来しながら、友達とイメージを共有して楽しんでいました。

　クラスのみんなと電車に乗ったことや遠足、園外保育で木の実をたくさん見つけたことなど、友達と一緒に体験して楽しかったことが自分たちの楽しい遊びになっています。

　この時期、友達とルールや遊び方、イメージなどを共有しながら遊ぶ楽しさを十分に感じてほしいと思います。




「つかまったよー、たすけてー！」年長・年中児




「まてー」「にげろー」鬼ごっこ、楽しいね　年長・年中児




「木の実のごちそう持って、お出かけ−」年少児




「電車が出発しまーす。スイッチ、オン！」年少児

　今日は、学年別に園外保育に出かけました。

　年中・年少児は、歩いて愛宕山公園へ。

　昨日の交通安全教室での約束をよく覚えていて、年中児が優しくリードしていました。

　まずは、家から持ってきた人参やキャベツなどの野菜を動物にあげました。

　「早くちょうだい」と言わんばかりのヤギや馬の勢いに最初はびっくりでしたが、次第に慣れて「こっちも食べて−」と大喜びで餌やりをしました。

　その後、遊具でたくさん遊び、大満足でした。

　年長児は、バスに乗って一の谷公園へ。

　崖登りや展望台など年長児ならではの挑戦をしたり、木の実をたくさん見つけたりして、秋の一の谷公園での遊びを存分に楽しみました。

　急な崖を見た瞬間に「無理かも・・・」と言った年長児でしたが、それでも『ちょっと勇気を出したらできるかも』『みんなが応援してくれるからできるかも』と、勇気を出して挑戦しました。

　滑りそうになりながらも木の根っこをつかんだり、足を踏ん張ったりして登ることができ「やったー！！」と達成感を味わいました。

　それぞれ、違う場所への園外保育で、たくさんのことを感じたり、楽しさを見つけたりしたようです。




「わー、手まで食べないでね−」年中・年少児




「こっちのエサも食べて−」年中・年少児




「どの遊具も楽しいね！」年中・年少児




「木の実、たくさん見つけたよ！」年長児




「うわっ！滑りそう」「もうちょっとだよ！」年長児




「展望台、気持ちいーい」「幼稚園、見えるかな？」年長児

　毎日に登後園や園外活動などで、歩道を歩いたり、横断歩道を渡ったりして、安全に配慮して過ごしています。

　それでも、全国的に悲惨な交通事故や危ない事案などが後を絶ちません。

　そこで、毎年この時期に、平田広域交番の方にご協力いただき、交通安全指導をしてもらったり、実際の信号機や横断歩道などでの指導をしてもらったりしています。

　最初は、遊戯室でみんなで交通ルールや横断歩道の渡り方の確認をしました。

　『トマトの約束』を教えてもらいました。

　「止まりましょう」「待ちましょう」「飛び出しません」の３つです。

　また、駐車場では遊ばないことや、おうちの人と必ず手をつないで歩くことも約束しました。

　次は、学年ごとに実地練習です。

　年少・年中児は、幼稚園前の押しボタン式信号機での横断歩道を渡る練習です。

　３人ずつ、歩行者信号が青になったら、右手をあげて渡ることができました。

　年長児は、あと半年したら小学生。自分達で歩いて登下校となります。

　その意識を高めるために、２グループに分かれ、ダイハツ販売店横の交差点まで歩きました。

　実際の信号機を見て車が止まるのを確認してから渡ったり、足形マークがあっても少し手前で止まってよく見ることなどを教えてもらったりしながら歩きました。

　年長児誰もが先頭を歩く経験をしました。

　帰ってからの振り返りで「大きな道路でたくさん車がいて危ないと思った」と言う声がありました。実際に歩いてみて、安全に気をつけようという気持ちが出たのでしょうね。

　今日の共通安全教室をきっかけに、ご家庭でも交通安全について話題にしてみてくださいね。




「トマトの約束、守ろうね」お巡りさんの話を聞く全園児




「しっかり手を上げて渡ろうね」園門前の横断歩道を渡る年中児




「先生と一緒に渡れるよ」園門前の横断歩道を渡る年少児




「大きな道路、車に気をつけて渡ろう」年長児




「信号はないけど、よく見て渡ろうね」年長児

　先週から今週と、いろいろな園外活動を楽しんでいます。

　今日、各クラスをのぞいてみると・・・

　クラスで共通体験したことを、自分たちの遊びに取り入れていました。

　年少組は、自分たちで電車の切符を買い、電車に乗った体験が心に残ったようで、電車の切符を売ったり、大きな段ボールの電車でお出かけをしたりして遊んでいました。

　また、園外で見つけたドングリなどの木の実のケーキ作りも楽しそうです。

　年長・年中組は、松江城へ行ったことが強く印象に残ったようです。

　大きな段ボールを切ったり、つなげたりして、『松江城』や『遊覧船』を作り始めていました。

　「ここは、くぐれるよ」「しっかり止めないと・・・」と、言葉を交わしたり、イメージをわかせたりしながら、楽しそうです。

　クラスで、全園児で、子ども達の興味に沿った共通体験をしていくと、友達と一緒に同じようなイメージをもって楽しい遊びへとつなげていくことができます。

　これから遊びがどんな風にふくらんでいくのか、とても楽しみです。




「電車の切符ですよー」年少児




「一畑電車でお出かけ」「木の実のケーキ、作ったよ」年少児




「松江城は大きかったよね」年長・年中児




「遊覧船、進ませたいなぁ・・」年長・年中児

　今日は、斐川公園へ秋の遠足！

　昨日に続いてバスに乗り、ウキウキワクワクの子ども達でした。

　斐川公園では、異年齢混合チームでオリエンテーリングを楽しみました。

　『チームカラーのハートの折り紙を探す』『段ボールの穴にボールを落とすゲーム』『クイズ』の３つをクリアすると、それぞれシールがもらえます。

　最後は、長ーい滑り台を滑ってゴールすると、ご褒美シールをもらいます。

　先週、園内でオリエンテーリングを経験しているので、チームの友達と手をつないで離ればなれにならないように考え、行動する姿が見られました。

　特に年長児は、「こっちだよ、おいで」「せーので、滑るよ」などと声をかけて、リーダーシップをとっていましたよ。

　広い斐川公園でしたが、×印のところから先へは行かないことや、木の枝を折ったりしないなど、約束事を守って楽しくオリエンテーリングができました。

　ゴールすると、広場の遊具で遊んだり、長い滑り台を繰り返し滑るなど、思い切り体を動かして笑顔いっぱいで楽しみ、体もぽかぽかしてきました。

　じっとしていると少し肌寒かったので、お弁当は幼稚園へ帰って食べました。

　チームごとに「楽しかったね」「おいしいね」と食べ、満足そうな子ども達でした。




「オリエンテーリング、頑張るぞ！オー！！」




「ハート、あったよ、こっちこっち」




「もう少し傾けてー、上手上手」




「紅葉の葉っぱはどーれ？」「これだ！！」




「せーので滑ってきたよ。みんなでゴール！！」

　今日は、西代橋横の土手で、段ボールでの土手滑りをしました。

　一人一人、家庭から紐をつけた段ボールを持ってきてもらい、ワクワクしながらバスに乗りました。

　最初は草が立っていたので、なかなか思うようには滑れません。

　でも、何回も何回も滑っているうちに、草もほどよく倒れてきて、スピードが出るようになりました。

　経験のある年長児は、体重の乗せ方がわかっているようで、少し体を後ろへ倒して滑ります。

　年中児は、その様子を見ながら、徐々にスピードが出るようになってきました。

　年少児は、最初は恐る恐るでしたが、滑り方がわかると上手に滑ったり、時には転がったり・・・。

　最後は、大きな段ボールに友達と一緒に乗って、「キャー！！」

　ジェットコースターのようでした。

　みんな笑顔いっぱい、汗いっぱいで楽しみましたよ。




「わー！よくすべるー」年長児




「だんだんスピードがでてきたよ！」年中児




「楽しーい」「わー転がる−」年少児




「キャー！！ジェットコースターだー」

　昨日（１６日）は、一畑電車に乗って学年別の園外活動を行いました。

　年少児は科学館へ。年長・年中児は松江城へ。

　天気はあまり良くなかったですが、カッパを着たのは雲州平田駅から幼稚園の徒歩時で、現地では戸外の活動を楽しめました。

　年少児は、科学館でいろいろなコーナーで遊んだり、裏庭でどんぐりをたくさん見つけたりして楽しみました。

　年長・年中児は、国宝松江城内を探索しました。大きなお城に感動したり、城内の至る所にある秘密（石落としや鉄砲などを撃つ狭間など）に興味津々だったり・・・。

　なかなかできない体験をして、満足感いっぱいの園外活動でした。


　今日（１７日）は、サツマイモ掘りをしました。

　まずは蔓と綱引き。

　友達と一緒に「よいしょ！よいしょ！！」と引っ張って、思わず尻もちをつく子も。

　その後は、手で一生懸命掘り、「おいもだー！」「なかなか出てこないｰ」とお芋掘りの大変さと楽しさを感じました。

　掘ったお芋は、遊戯室で年長児が何個あるか数えました。

　今年は、植えた直後の大雨と酷暑の影響なのか、近年まれに見る不作で、全部で４８個でした・・・。

　いつもはお土産にお芋を持ち帰りますが、今年は収穫祭でのクッキングに使ってみんなで食べようと思います。




「踏切だ。さっき乗った電車が通るんだよね」年少児




「見てー、すごく速く転がるよ！」年少児（科学館）




「お城だー！大きいね」年長・年中児（松江城）




「ここから敵が来るのを見たのかな」年長・年中児（松江城）




「足湯、気持ちいーい」年長・年中児（電車待ちの駅で）




「蔓と綱引きだ！オーエス、オーエス」年長・年中児




「あっ、お芋見ーつけた！」年少児

　秋の遠足は毎年、異年齢混合チーム（４人程度）でオリエンテーリングをしています。

　今日は、その前段階として、園内でオリエンテーリングをしました。

　運動会の色チームを基盤に６チームに分かれ、友達を確認し合いました。

　園内のいろいろな場所で、『玉入れ』『サーキット』『宝探し』『段ボールの穴にボール落とそう』の４つのゲームをクリアすれば、シールがもらえます。

　４つシールを集めたら、『園長先生を探せ』で、ご褒美シールをもらってゴールです。

　約束事は、年長児がリーダーとして声をかけること、チームの全員がそろって行動したりゲームをすること！

　チームの友達が離れないように全員で手をつないで歩いたり、「次はどこへ行く？」と相談したりするなど、チームの仲間意識が感じられる場面がたくさんありました。

　今日の締めくくりは、チームで一緒に給食を食べました。

　楽しく食べ、チーム力がさらにアップしそうです。




「同じチームだね」カードを配る年長児



「こっちに宝があったよ」宝探しをするチーム



「ちょっと傾けて−」真ん中の穴にボールを落とすゲーム



「最初はぴょんぴょん跳びだ」サーキットをするチーム



「楽しかったね」チームで給食タイム