3月下旬にヴァンフォーレ甲府U-18の選手のみなさんが、日野春校で
「冒険教育プログラム」を体験しに訪れました。
これから始まるシーズンに向けて、
チームの一体感をつくりたい。選手たち一人一人が
自分で判断できるようになってほしい。
ことが目的でした。
最初に「上手くなること」と「強くなること」について考えてもらいました。
「上手くなること」は個人的なことです。
「強くなること」はチームの命題。
この2つは必ずしもイコールではありません。
「上手い」だけでは「強く」はなれない。
この2つをどうつなげればいいかを考えながら活動に入りました。
「向上心を持つ」「勝負にこだわる」。
活動にあたって、参加者が大切にしようとしたことです。
それを大切にしながら、活動は始まりました。
活動は、いつも以上に自分たちで考えさせ、判断させました。その判断がときとして間違っていたとしても、その失敗から気づき、学び、修正する能力も身に着けました。
もうひとつは2WAYのコミュニケーションについてこだわりました。
伝わったつもり、言っただろうはミスコミュニケーションにつながり、ミスパス、失点に
つながります。彼らの中に自分の考えを伝えることはもちろん、ほかのメンバーの意見に
耳を傾けることの大切さもメッセージとして伝えました。
最後に、今年のスローガンをひとりひとり書いて発表しました。
彼らの今年の目標は、プリンスリーグ関東への復帰。日野春校での学びをどうピッチの上で
表現してくれるのか、楽しみです。
ワッシー