11月6−7日、山梨の子育て支援NPO「ちびっこはうす」さんからのご依頼で、
北杜市の「五味五感企画」さんとコラボして、「東北ママの会」親子合宿を実施しました。
「東北ママの会」は、震災で被災し、福島から山梨県内に避難してきたお母さんたちの
グループ。「知らない土地で暮らすお母さんたちが、お互いの不安や悩みを語り、相互サポート
しあっています。」
そんな、お母さんたちに「息抜き」の場所と、自然体験をすることでリフレッシュしていただければということで、今回の合宿が実施されました。

ツリーデッキに、みんなで登りました。


ピザづくりでは、子どもたちはトッピングを、お母さんは生地作りをしました。

そして、このオーブンの状態になったドラム缶で焼くと、2−3分であつあつのピザができます。

ポカポカ陽気の中、広いキャンプ場でおしゃべりしながら、ピザを食べました。

残った、「おき火」に枯葉を集めて火をつけて、焼きマシュマロも食べました。

2日目は、川で虫探し。お母さんも童心にかえって、遊びました。

さわがに、ヤゴ、それからどじょうも採集できました。最後は川に返してあげました。

たくさんの積み木で、おもいおもいに作ったりもしました。
小さい子どもを抱えての「お泊り」、しかも初めての場所で参加されたお母さん方は
最初不安だったようですが、時計もなく、テレビもなく、吹き抜けの天井のゆったりした空間の中で、子どもたちのリズムに合わせた進行に、ゆったりした時間を過ごすことができたようです。
また、子どもたちに数多くの「初めての体験」(「土を掘ったらミミズがでてきた」「かえるを初めて触った」)をさせることが出来たのがよかったようです。
また、お母さん自身も、いつもは母ひとり子ひとりの生活ですが、違うお母さんに子どもを見ていただいたり、家事を少しお休みできたりと「リフレッシュ」できたようでした。
また、暖かくなったときに、川で遊んだり、蛍を見たり訪ねてきてくれたら嬉しいとおもいます。
鷲田ワッシー