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熊日新聞 『生きる』[2020年02月07日(Fri)]
こんにちは。
熊日新聞 2月2日(日)の朝刊に、運営委員の森下が投稿した文章が掲載されました。

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『タイムカプセル』

森下華奈(30歳)

高校カウンセラー 八代市

20年前、私が通っていた小学校が創立120周年を迎えた記念として、全校生徒が、20年後の自分に宛てた手紙を書いてタイムカプセルに入れて埋めた。20年たった1月3日、開封式が行われた。

 私は、その手紙を書いた3か月後、不登校になったので式にも行くか悩んだ。だが、不登校になる前の自分がどんな手紙を書いたのか気になり、勇気を出して行ってみた。

 式には先生方やクラスメイトら、懐かしい顔がそろった。みんな意外と私のことを覚えており、普通に話しかけてくれたので拍子抜けした。気にしていたのは私だけだったのかもしれない。

 手紙の内容は、仲のいい友達のことや部活のこと、20年後の自分への質問などが書かれていた。最後に「生きててよかったね」とあった。おそらく、「20年後にこの手紙を読むことができてよかったね」という意味だろう。

小5の私が、20年後の自分が「生きているか分からない」と思っていたことが衝撃だった。不登校はつらく、生死を考えたこともあった。学校に通えていた時期にも、さまざまな思いを巡らせていたことが分かり、当時の自分と話してみたくなった。

 今の私から、小5の私に伝えたい。あなたはこれから不登校になってつらくて涙もたくさん流すけれど、その悲しみよりも大きな幸せが待っているから、安心して生きてほしい。あなたが言う通り、生きててよかったよ。

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子どもというのは、大人が思っている以上に色んな事を考えているものですよね…
そして、経験がない分、ストレートにショックを受けちゃったりするものです。
小5の私、よく頑張ってたなーと思います。よしよししてあげたいような気持ち。
そして、生きていてこの仕事が出来て、本当に良かったです。
今後ともよろしくお願いいたします晴れ
Posted by 運営委員 森下 at 09:43 | 新聞記事 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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