小林市協働のまちづくり市民フォーラムA
[2009年02月15日(Sun)]
早瀬さんの講演が始まった。会場は約300人が入場できる小ホール。ほぼ満席である。
パワーポイントは使わず、ご自分の体とホワイトボードのみを使って行う講演で、最中はずっと舞台狭しと動き回っている。非常にパワフル。
阪神大震災時の、被災地に入って実際に活動を行っていた早瀬さんの実体験に基づいたお話は非常に分かりやすく、そして、なにより面白いのだ。もちろん、僕らNPO関係者だけが分かるのではない。
後でパネルディスカッションの時に「この会場に来る前から、協働と言う言葉をご存知でしたか」とコーディネーターの井上師匠が会場に投げかけたが、ほとんど手が挙がらなかったところからも一般市民が大多数を占めていた。
その会場から数分おきに起こる笑いがその証拠である。
早瀬さんの講座は、落語である。
時にはその場にあるホワイトボードマーカーなどの小道具を別な物に見立てて効果的に使う。ちょうど噺家が扇子を箸や天秤棒に見立てるかのようであった。また、会話を表すのにもきちんと上下(かみしも)を決めて話していたのである。
さて、次はお待ちかねのパネルディスカッション。
コーディネーターは前出の井上師匠。
パネリストは小林市・肥後副市長と小林おもしろ発見塾 前塾長清水さんに小林商工会議所青年部の副会長 迎(むかえ)さん。
コメンテーターに先ほど講演をされた早瀬さん。
打ち合わせから見ている僕は、どんなパネルになるのだろうとワクワクであった。
結論から書くと、こりゃすごい!である。
最初は陳情型市民の話から、自分で行動するという話というパネリストのトーク。そこで市民と行政の協働について会場の市民に問いかける。協働についてあまり知識がないようなので、解りやすくするために協働環境の話をパネリストに振って、協働のための情報開示の話へと持っていき、「ネットワーク」が大事ですと一旦落とし込む。そして今度は「ネット」と「ワーク」について分けてパネリストに尋ね「市民の資源の活用」「行政の資源の活用」という話を引き出しておいて、それらを合わせて協働の話へ持っていったのである。
しかも、最後には協働の条例を協働で作るとの副市長からの約束あり、それを受けて残りふたりのパネリストも市民としての責任を果たすという締めくくりであった。
コーディネーターがその都度パネリストの言った言葉を拾い上げながら、次のパネリストに振る。それがうまくまわって僕ら聴いている方には協働についてのきちんとひとつの講座を聞くように、流れていくのである。事前打ち合わせでは内容についてほとんど決めていないのを僕は知っている。本当のライブの中で進んでいったこのパネル、さまざまな意味で楽しかった。
パワーポイントは使わず、ご自分の体とホワイトボードのみを使って行う講演で、最中はずっと舞台狭しと動き回っている。非常にパワフル。
阪神大震災時の、被災地に入って実際に活動を行っていた早瀬さんの実体験に基づいたお話は非常に分かりやすく、そして、なにより面白いのだ。もちろん、僕らNPO関係者だけが分かるのではない。
後でパネルディスカッションの時に「この会場に来る前から、協働と言う言葉をご存知でしたか」とコーディネーターの井上師匠が会場に投げかけたが、ほとんど手が挙がらなかったところからも一般市民が大多数を占めていた。
その会場から数分おきに起こる笑いがその証拠である。
早瀬さんの講座は、落語である。
時にはその場にあるホワイトボードマーカーなどの小道具を別な物に見立てて効果的に使う。ちょうど噺家が扇子を箸や天秤棒に見立てるかのようであった。また、会話を表すのにもきちんと上下(かみしも)を決めて話していたのである。
さて、次はお待ちかねのパネルディスカッション。
コーディネーターは前出の井上師匠。
パネリストは小林市・肥後副市長と小林おもしろ発見塾 前塾長清水さんに小林商工会議所青年部の副会長 迎(むかえ)さん。
コメンテーターに先ほど講演をされた早瀬さん。
打ち合わせから見ている僕は、どんなパネルになるのだろうとワクワクであった。
結論から書くと、こりゃすごい!である。
最初は陳情型市民の話から、自分で行動するという話というパネリストのトーク。そこで市民と行政の協働について会場の市民に問いかける。協働についてあまり知識がないようなので、解りやすくするために協働環境の話をパネリストに振って、協働のための情報開示の話へと持っていき、「ネットワーク」が大事ですと一旦落とし込む。そして今度は「ネット」と「ワーク」について分けてパネリストに尋ね「市民の資源の活用」「行政の資源の活用」という話を引き出しておいて、それらを合わせて協働の話へ持っていったのである。
しかも、最後には協働の条例を協働で作るとの副市長からの約束あり、それを受けて残りふたりのパネリストも市民としての責任を果たすという締めくくりであった。
コーディネーターがその都度パネリストの言った言葉を拾い上げながら、次のパネリストに振る。それがうまくまわって僕ら聴いている方には協働についてのきちんとひとつの講座を聞くように、流れていくのである。事前打ち合わせでは内容についてほとんど決めていないのを僕は知っている。本当のライブの中で進んでいったこのパネル、さまざまな意味で楽しかった。
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