「去年の話です|私、救助されました」[2026年08月22日(Sat)]
こちら障がいを持つ方の一時預かりをしている施設「ひまつぶし」です。
土日祝日は、ご利用者さんも支援者も大勢。
わいわい楽しくやっています♪
車5台に分乗して、今日はこんなところへ出かけました。
土日祝日は、ご利用者さんも支援者も大勢。
わいわい楽しくやっています♪
車5台に分乗して、今日はこんなところへ出かけました。
「イオン古淵店」
「横山公園」
「ニトリモール古淵店」
「ぐりーんうぉーく多摩」
「中沢池公園」
「芹が谷公園」
「都立埋蔵文化財センター」
「落合南公園」
「ショッピングセンター305」
今日も夕立ちがありましたね。
排水が間に合わず道路に溢れてというのを、今年はよく見かけます。
水害はとても怖いですよね。
今日は、水害による災害に私自身が巻き込まれた時の話をしたいと思います。
いつものクスクスっとできる話ではないので、ごめんなさい。
去年のことです。
翌日、ニュースになったほどの豪雨被害が出た町のど真ん中に、私は居ました。
ちょうど去年の今頃。
場所は北海道、白老町。
私は、家族と父とで親戚まわり、二泊三日の旅行の初日でした。
昼からひたすら、雨、雨、雨。
夜になっても止まず、雨、風、雷。
たらふく北の幸を食べ、あとは寝るだけとベッドに横になっていた夜の九時過ぎ。
突然の停電。
しばらく待ってみても明かりはつきません。
父が見に行くと、建物すべてが停電していました。
「まぁそのうちね」
ところが待てど暮らせど電気は来ず、ロビーに人だかり。
「落雷による停電で、復旧に向けて動いています」
ホテル側からの説明はこうでした。
建物の中にいればとりあえずは安心かな。
だけど・・・。
だけどこのまま続いたら・・・。
私は電動車椅子に乗って生活をしています。
手にも足にも障害があり、自分を支えるような力はありません。
なので旅行の時、電動車椅子からベッドへ移るのは大変。
だから、ベッドが上下する介護ベッドのあるホテルを選びます。
ベッドに移る時は、車椅子より少しベッドを低くして落ちるように。
車椅子に移る時は、ベッドを車椅子より高くしてズルズルと。
これなら妻でも介助が可能です。
今回は父も居ましたが、すでに後期高齢者、妻ほどの足腰も持ち合わせていません。
このまま停電が続いたら、電動車椅子に戻れない。
戻れないどころか・・・。
私たちが泊まっていたバリアフリールームは、二階に。
一階に降りることも出来ないぞ・・・。
なのに携帯からは、嫌な情報しか出てこない。

線状降水帯。

ここは白老、裏山の向こうが森野という。

避難してと言われましてもね。
怖いけど、寝て待つことにしました。
果報が一本、果報が二本、果報が三・・・zzz
朝を迎えました。
まだベッドの上、土砂の上じゃなくて本当に良かった。
果報は・・・?
電気はまだでした。
ロビーは、客でごった返し。
「復旧の見込み無し、宿泊料は返金致します、連泊予定の方は代替えの宿を手配します」
分かってきたことは、このホテルだけが停電が続いていて、ホテルの電源の大元がおかしくなってしまったので、修理には相当時間がかかるということ。
万事休す。
私に関しては、対応策を検討中、もう少し時間を下さいと。
電気が使えないとなると、人力。
私80�s、電動車椅子120�s。
私だけ複数の手を借りて降りて、どこかで手動の車イスを借りて復旧までしのぐ?
ホテルの従業員さん、ご高齢の方ばかりだったから無理は頼めない。
私だけ待機させてもらう?
明日帰る便に間に合う保証がない。
じゃあ、待つしかないか・・・。
待ちつつ、こんな準備をしていました。
SNSで、状況を伝えて協力と拡散をお願いする文章を考えました。
それと、今日泊まれる宿探し。
介護ベッドがある宿自体、観光地に1カ所あればいい方なくらいです。
段差が少ないバリアフリールームは増えてきたけど、それでも今は夏休み。
今日泊まれるところは、検索エリアを広くしてもありませんでした。
ならば、少し垣根を下げればいい。
バリアフリールームでなくても、車椅子で入れる部屋なら、ベッドで寝なくても・・・。
二時間近く待ちました。
ロビーの人だかりはすっかり居なくなりましたが、受け付けの奥は電話をかけたり忙しそうとのことでした。
お互いに一方通行で話を進めていそうだったので、この辺で情報共有をして、策としては間を取れればいいなと思い、従業員さんを呼んでもらいました。
たくさんの謝罪があって、宿探しをしていることと、見つかり次第、残っている従業員で人力で階段を降りようと策を練っている、けれど苦戦していますと。
お礼を伝えつつ、私からも提案を伝えました。
「介護ベッドもバリアフリールームもこの際諦めます、広そうなお部屋があって、かつ今日泊まれそうなホテルを見つけたんですが、いかがでしょうか」
「それから降りる手段ですが・・・」
「従業員さんに降ろしてもらうのはお互いにリスクが高いので、出来れば避けたい、そこでなんですが、ホテルには大事になるので迷惑をかけてしまうことになるけど、消防に電話してもらって、救助ということで動いてもらえないか問い合わせてみてほしい」
後半のアイディアは賭けでした。
私がお世話になっているヘルパーさんに、消防団に関わっている方がいて、消防の任務は、消火の他にも救助なんかもあるって話を、たまたま旅行前にしていたんです。
土砂崩れとか直接災害に巻き込まれていないけど、この現状は救助に値してくれたら・・・。
従業員さんがロビーに戻って数分後、また従業員さんが来てくれて。
「今、消防隊の方が向かってくれています!」
「ありがとうございます!」 (続く)
ひまつぶ氏むらかみ
「横山公園」
「ニトリモール古淵店」
「ぐりーんうぉーく多摩」
「中沢池公園」
「芹が谷公園」
「都立埋蔵文化財センター」
「落合南公園」
「ショッピングセンター305」
今日も夕立ちがありましたね。
排水が間に合わず道路に溢れてというのを、今年はよく見かけます。
水害はとても怖いですよね。
今日は、水害による災害に私自身が巻き込まれた時の話をしたいと思います。
いつものクスクスっとできる話ではないので、ごめんなさい。
去年のことです。
翌日、ニュースになったほどの豪雨被害が出た町のど真ん中に、私は居ました。
ちょうど去年の今頃。
場所は北海道、白老町。
私は、家族と父とで親戚まわり、二泊三日の旅行の初日でした。
昼からひたすら、雨、雨、雨。
夜になっても止まず、雨、風、雷。
たらふく北の幸を食べ、あとは寝るだけとベッドに横になっていた夜の九時過ぎ。
突然の停電。
しばらく待ってみても明かりはつきません。
父が見に行くと、建物すべてが停電していました。
「まぁそのうちね」
ところが待てど暮らせど電気は来ず、ロビーに人だかり。
「落雷による停電で、復旧に向けて動いています」
ホテル側からの説明はこうでした。
建物の中にいればとりあえずは安心かな。
だけど・・・。
だけどこのまま続いたら・・・。
私は電動車椅子に乗って生活をしています。
手にも足にも障害があり、自分を支えるような力はありません。
なので旅行の時、電動車椅子からベッドへ移るのは大変。
だから、ベッドが上下する介護ベッドのあるホテルを選びます。
ベッドに移る時は、車椅子より少しベッドを低くして落ちるように。
車椅子に移る時は、ベッドを車椅子より高くしてズルズルと。
これなら妻でも介助が可能です。
今回は父も居ましたが、すでに後期高齢者、妻ほどの足腰も持ち合わせていません。
このまま停電が続いたら、電動車椅子に戻れない。
戻れないどころか・・・。
私たちが泊まっていたバリアフリールームは、二階に。
一階に降りることも出来ないぞ・・・。
なのに携帯からは、嫌な情報しか出てこない。

線状降水帯。

ここは白老、裏山の向こうが森野という。

避難してと言われましてもね。
怖いけど、寝て待つことにしました。
果報が一本、果報が二本、果報が三・・・zzz
朝を迎えました。
まだベッドの上、土砂の上じゃなくて本当に良かった。
果報は・・・?
電気はまだでした。
ロビーは、客でごった返し。
「復旧の見込み無し、宿泊料は返金致します、連泊予定の方は代替えの宿を手配します」
分かってきたことは、このホテルだけが停電が続いていて、ホテルの電源の大元がおかしくなってしまったので、修理には相当時間がかかるということ。
万事休す。
私に関しては、対応策を検討中、もう少し時間を下さいと。
電気が使えないとなると、人力。
私80�s、電動車椅子120�s。
私だけ複数の手を借りて降りて、どこかで手動の車イスを借りて復旧までしのぐ?
ホテルの従業員さん、ご高齢の方ばかりだったから無理は頼めない。
私だけ待機させてもらう?
明日帰る便に間に合う保証がない。
じゃあ、待つしかないか・・・。
待ちつつ、こんな準備をしていました。
SNSで、状況を伝えて協力と拡散をお願いする文章を考えました。
それと、今日泊まれる宿探し。
介護ベッドがある宿自体、観光地に1カ所あればいい方なくらいです。
段差が少ないバリアフリールームは増えてきたけど、それでも今は夏休み。
今日泊まれるところは、検索エリアを広くしてもありませんでした。
ならば、少し垣根を下げればいい。
バリアフリールームでなくても、車椅子で入れる部屋なら、ベッドで寝なくても・・・。
二時間近く待ちました。
ロビーの人だかりはすっかり居なくなりましたが、受け付けの奥は電話をかけたり忙しそうとのことでした。
お互いに一方通行で話を進めていそうだったので、この辺で情報共有をして、策としては間を取れればいいなと思い、従業員さんを呼んでもらいました。
たくさんの謝罪があって、宿探しをしていることと、見つかり次第、残っている従業員で人力で階段を降りようと策を練っている、けれど苦戦していますと。
お礼を伝えつつ、私からも提案を伝えました。
「介護ベッドもバリアフリールームもこの際諦めます、広そうなお部屋があって、かつ今日泊まれそうなホテルを見つけたんですが、いかがでしょうか」
「それから降りる手段ですが・・・」
「従業員さんに降ろしてもらうのはお互いにリスクが高いので、出来れば避けたい、そこでなんですが、ホテルには大事になるので迷惑をかけてしまうことになるけど、消防に電話してもらって、救助ということで動いてもらえないか問い合わせてみてほしい」
後半のアイディアは賭けでした。
私がお世話になっているヘルパーさんに、消防団に関わっている方がいて、消防の任務は、消火の他にも救助なんかもあるって話を、たまたま旅行前にしていたんです。
土砂崩れとか直接災害に巻き込まれていないけど、この現状は救助に値してくれたら・・・。
従業員さんがロビーに戻って数分後、また従業員さんが来てくれて。
「今、消防隊の方が向かってくれています!」
「ありがとうございます!」 (続く)
ひまつぶ氏むらかみ




