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『広報会議』(2015年3月号)

『「社会課題先進国」日本のNPO、なぜ広報が必要なのか?』を寄稿


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『宣伝会議』(2012年3月1日号)

『マーケティング部門と密接に連携 これからのCSR活動の形を考える』の座談会に参加


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『宣伝会議』(2011年5月15日号)

『米国NPOに学ぶ、WEBサイト活用ケーススタディ』を寄稿


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【草莽塾in福岡】NPOマーケティング・フォーラム(成果報告会)の開催報告 [2013年12月20日(Fri)]


12月14日(土)、福岡で開講したNPOマーケティングで社会を変える!『草莽塾』の最終成果報告会となる「NPOマーケティング・フォーラム in 福岡:6団体の実践事例から学ぶNPOの経営力UP手法」を開催いたしました。

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当日は、80名を超える一般参加者が来場。11月9日に開催した草莽塾in東京と違い、NPO関係者:行政関係者:企業関係者の比率は、ほぼ1:1:1となり、地域全体で様々なセクターの方にお越しいただいた結果となりました。また、福岡県での開催でしたが、近隣の大分県や山口県からも参加いただき、地方におけるNPOマーケティングへの関心の高さも伺うことができました。

私自身、かれこれ6年くらい、こうしたNPOマーケティングに関わる研修や講演活動を行っていますが、中でも、これほど行政の方に多く参加いただいたイベントは初めてです。それだけ福岡県という地域では、「公」を担う行政が自らの責任や役割を深く理解するとともに、協働の相手であるNPOの動向についても高い関心を持っていらっしゃるということなのでしょう。

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基調講演では、東京と同様、草莽塾の概要について説明したうえで、(1)NPOが社会から求められているのは活動ではなくその成果、(2)自分たちではなく“顧客”基点による組織運営の必要性、(3)NPOを取り巻く競争環境の激化、という3つの観点からNPOマーケティングの必要性をお話ししました。さらにこれに続いて、どのような手順で日々の業務にマーケティングを取り入れていくのかについてステップに分けて紹介しました。

参加団体は、当日のフォーラム開催の直前まで資料の内容をブラッシュアップし、発表に臨みました。半年という長い塾の開講期間の中で取り組んだことを10分ちょっとの発表時間に凝縮しなければならないため、資料をまとめる能力も必要になります。事務局としては、もっとじっくりと取り組みについて発表する時間を取ってあげたかったのですが、その点が悔やまれます。


≪参加団体の発表内容≫


NPO法人ソルト・パヤタス

【テーマ】
既存会員のサービスの向上と新規会員獲得に向けて

【発表内容】
個人継続会員の減少と新規会員の伸び悩みという課題に対して2軸で施策を実施。既存会員に対しては、滞っていた会員へのニュースレター送付完了など、サービス提供を徹底したのに加え、さらなる会員サービスの拡充を図るために満足度調査を実施。新規会員の獲得に向けては、トライアルとして、過去のスタディツアーへの参加者を対象としたOBOG会を開催し、過去にコンタクトがあった人との接点作りを行った。この他、HPの改善、メルマガ配信、Facebookへの取り組み強化などの施策もあわせ、結果として会員継続率が改善し、新規会員も獲得。

【振り返りコメント】
・根拠、根拠、根拠!
・PDCA
・愚直に、丁寧に、続ける

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NPO法人アカツキ



【テーマ】
中間支援組織としての事業体質強化対策

【発表内容】
中間支援組織として、ファンドレイジングを中心とした、NPOに対する協働型コンサルティングをメインの事業と据えるなか、収益構造の弱さ/顧客像の共有不足などが課題として内在。対策として、ターゲットとするべき顧客像(ペルソナ)を設定のうえ、顧客を育てながら収益改善が可能となる事業を設計。具体的には、明確化したターゲットNPOに対する各種マネジメント関連の講座を設計したうえで、県内NPOセンターへ営業活動を実施。これにより収益(ROI)の改善を図る。

【振り返りコメント】
・マーケティングは物事を数値化・可視化し、それを意思決定の根拠にすることだと学んだ。
・ファンドレイジングは地方ではまだニーズが顕在化されていない、新たな市場を生み出していく価値を再確認。
・第三者の視点が入ることや他団体と切磋琢磨できることが草莽塾の魅力!

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NPO法人ドネルモ

【テーマ】
コミュニティ・デザインの分野における寄付文化の創造

【発表内容】
「高齢化社会」をテーマとするコミュニティ・デザインの領域で、年間70万円(年間予算の10%)の寄付収入獲得施策を実施。団体の活動分野自体が受託事業中心の収益構造にあり、寄付を獲得しづらいという状況の中、メルマガやWEBサイトの改修などにより寄付への導線を構築・強化するとともに、クラウドファンディングを通じたテスト・マーケティングを実施。わずか7日間で23人の支援者から、過去2年間の個人寄付総額を大きく上回る、190,000円の寄付を獲得。

【振り返りコメント】
・根拠とロジックに基づき、様々な運営の局面で、常にマーケティングを行うという「当たり前のこと」が団体内で意識化され、実践できるようになった。

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NPO法人Teach For Japan

【テーマ】
支援者拡大と資金調達強化に向けた取り組み

【発表内容】
資金調達の伸び悩みという課題に対し、本部主導の支援層刈り取りフェーズの前段にあたる、個人の関心層を広げ、参加層に繋ぐための施策を実施。メディアへの働きかけやソーシャルメディアの活用に加え、団体・事業について理解促進を図り、事業展開を支えるファン層や支援層を創造するためのイベントを開催。今後は、プロボノやインターン募集の体制づくりと、企業へのアプローチの中から見えてきた、イベント会場の無償提供、企画提案による恊働イベント実施、映像制作サービスの無償提供などを踏まえた支援内容のメニュー作りに取り組む。

【振り返りコメント】
・根拠!数値!客観的事実!
・ロジックを通すこと。地道な作業を厭わないこと。劣等生根性。
・問いの立て方・解き方を教わった。これから自分たちで問題を設定し続け、解き続けます。

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NPO法人ワークinならや わくワーク館

【テーマ】
わくワーク館の収入UPに向けた販路拡大アプローチ

【発表内容】
障がいやハンディを持つ方が増え、工賃の不足が予想されるため、スタッフを含めたモノづくりで、売り上げを伸ばす必要性が発生。マーケティング施策として、福岡市留守家庭子ども会の受注製作販売に依存した取り組みから、公民館や団体・企業への販路拡大を実施。結果として、従来は夏休み時期に売上が偏重していたものが、施策に取り組んだ11月にも同等の売上金額をあげることができた。今後は、販路拡大施策のなかで見えてきた課題である、具体的な条件決めの交渉力UPに向けて、更なるステップアップを図る。

【振り返りコメント】
・激動の3年間を草莽塾の最終報告ではじめて分析した。
・「マーケティングとは、こういうことだったのか」。
・導いていただいて感謝しています。

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NPO法人子どもの村 福岡

【テーマ】
支援拡大に向けた取り組みについて

【発表内容】
個人支援者の拡大と企業へのアプローチを実施。個人向けには、新規支援者の拡大を狙い、村見学、講習会、研修会などの来場者に対して改定した入会申込書を配布するなど、顔の見えるアプローチと定期刊行物への同封物の改善を実施。企業に対しては、既存支援社の寄付率の拡大を狙い、既存会員企業への往訪活動を実施。トライアル訪問の中から、社員向けに回覧を回す施策を見出し、お昼休みに簡単に閲覧できるようなPDFファイルを送付するという施策を実施。施策の検証を行いながら、今後は、WEBサイトの改善を図る。

【振り返りコメント】
・『何となく』では無く、論理的根拠のある課題を設定をすることで、たとえ結果が失敗であっても、何度でもリトライできる運営方法を学べた。
・本格的なWEB構築をするにあたって、来年もう一度『草莽塾』に参加したい。
・お勧めです!『草莽塾』。

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≪NPOマーケティングのから騒ぎ≫


基調講演、そして参加団体の発表が終わった後、福岡ならではということで、『恋のから騒ぎ』ならぬ、『NPOマーケティングのから騒ぎ』を実施しました。草莽塾in福岡を通じて、参加団体の皆様が感じたり、体験したりしたことを、笑いを交えながら一般参加者にご紹介するという企画です。

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フォーラムの基調講演から参加団体の発表まで、ずっと真面目な内容をお届けしてきたわけですが、草莽塾は一方で、志を同じくする仲間が集まり、時には笑いながら楽しく時間を共有する場所でもありました。そういったエッセンスを一般参加者にも伝える狙いでこうした企画を実施しましたが、「から騒ぎ」のお題目を少しだけご紹介いたします。ちなみに、NPO法人アカツキの永田さんがさんま役、私がゲスト役、そして参加団体の皆さんがから騒ぎの女性メンバー役です。

 ■こんな苦労があった!エピソード
  ・バス停で資料作成
  ・怪しい街頭募金集団
  ・理事同士が大げんか(毎回)
  ・みんな、私の元を去っていくの。。。
  ・メーリングリストでポジティブシンキングの相談
  ・塾長から叱咤の声がついに幻聴にまで

 ■長浜さんってどんな人?

 ■あなたにとってマーケティングとは?

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≪2013年度草莽塾を振り返って≫


今年は草莽塾初の地方展開へのチャンレンジということで、東京に加え、福岡でも開催しました。私自身、本当に大変でしたが、ボランティアの方々の力を借りながらどうにかやり遂げることができました。個人的な感想としては、こういったNPOセクター向けの学びの機会が少ない地方にこそ、大きな需要があることを再認識しました。来年は今年度の草莽塾での様々な気づきや発見を元に、全国津々浦々で、さらに充実した内容でお届けしたいと思います。

来年の開催については、またこのブログでお知らせいたします。乞うご期待!

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