オバマ大統領とアフリカ系アメリカ人の親のボランティア増加 [2009年08月12日(Wed)]
サンフランシスコを拠点に活動する、グレート・スクールズ(GreatSchools)は、小学生を子供に持つ1,086人の親に対し、学校への関わりについてのオンライン調査『The Economy's Impact on Back to School』を実施しました。
調査結果によると、アフリカ系アメリカ人の親のうち、60%は、子供たちが通う学校でボランティアをする予定だと答えています。これは昨年の23%から、なんと37%の増加となります。ちなみに、白人の親についても47%から53%に増加していますが、両者のギャップは縮まっただけでなく、逆転したことになります。 この結果は、特にアフリカ系アメリカ人の親に対するオバマ大統領の影響力を示しているといえます。同大統領はこれまで、アフリカ系アメリカ人の親に対して、テレビを見る時間を減らし、子供たちに本を読んであげたり、PTAの会合に参加するよう促してきました。今回の結果は、そういった呼びかけによる効果が出てきていることの証左だといえますね。 オバマ政権が発足してから、はや半年以上が経過しました。これまで実施してきた政策について、その効果の可否を問うには時期尚早かもしれませんが、アフリカ系アメリカ人の学力が大幅に改善したという結果もあるようです。少なくとも、ロールモデルとしての影響力は計り知れないものがありそうです。 【2009/08/06 USA TODAY記事参照】 ボランティアの記事一覧へ≫≫≫ NPO|ファンドレイジング|ボランティア|寄付|社会的起業|CSR|ソーシャル・マーケティング|マネジメント|パートナーシップ|教育|メディア|まちづくり|公共政策 |