庭に竹筒から水がぽたッぽたッと石の器に落ちるところがあって、
その石の器の周りにはゼニゴケがび〜〜〜っしりとついている。
ただ、それはどうも雄株だけのようだ。
子どもの頃、家の敷地の中の、プレハブと倉庫の間の
日当たりの悪い空間には、一面にゼニゴケの雌株生えていた。
(どういうのかというと、高さが2,3センチの傘の骨のような植物が、
一面に林立している)
子どもの私には、それは、南洋のヤシの木のジャングルのように見えた。
行ったこともないけど、テレビでそういうイメージを植え付けられていたせいか
そう思っていた。
インドネシアとか、熱帯雨林の航空写真を上から眺めてるような感じ。。。
きょう、偶然見つけたネットのページに、
都会では、雄株のみ雌株のみのゼニゴケが多いらしい、と書いてあった。
うちは、住宅街だが、一応都会かな。
両方ある状態を「幸せのゼニゴケ」と呼んでおられた。
庭の中の、木の下の、
たった50センチ四方の世界だけど、
いろんな植物と、目には見えないけど
微生物が生きてると感じる。
水が透明ですばらしい。
ただこの写真では、器の中の水は、汲みだした後なので、
濁っているし、半分しかない。