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ドライブ・マイ・カー  [2021年11月14日(Sun)]


濱口竜介監督の「ドライブ マイ カー」を観た。

3時間だったが、没入したので、2時間程度の感じかな?

ずんずんと次の展開にヒョウイッと乗せていく

原作の村上春樹を読んだことがない(あまり関心が持てない)ので、

脚本がどのように作られたのかは、わからないが、

劇中劇もあり、出演者の現実と、演劇的な言葉が同一化していく。

映像の風景と会話(道路を疾走する車の姿と、その車の中の会話)
(舞台上のセリフと、日常の会話)が、重なっている。

それは、後で考えると、亡くなった音、禍福、渡(ドライバー)の3人の心の中の苦しみとその原因となる個々の過去や歴史、それからどう解放しようとしながら生きていくのか?それがどうういう行為になっているのか?ということ、それがつながっていくから、とってつけた感じないのだろう。

韓国手話、韓国語、日本語、それ以外のコトバ、、、、、
同時に使われる舞台、それが映画の中で実現される。

誰かと誰かの二人の間でだけ通じ合っていることをどうしたら第三者(観客)に
伝えることが出来るのか?というテーマ。、など。

震災や地震などの自然災害、家庭崩壊や貧困、虐待などなど、、、さまざまな背景が
存在することがふっと鵜後ろに控えている作り。

音の聞こえ方がすごいと思う。

(続く)




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