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明朝、献花に行く [2020年08月25日(Tue)]


2020年7月16日

うちの近くで、高校2年のりゅう君が

お母さんの手によって死んでしまった。

殺されたそうだ。

お母さんは、その横で死のうとしたらしいが

近くのマンションで飛び降りようとしたところを

管理人におさえられた。

50年前「母よ!殺すな」という本になった事件があった。

二人の障害児を殺してしまった母親に

減刑請求の署名運動が起こったからだ。

当事者のいのちより、母親に意識が向かうことへの

青い芝の会の抗議だ。

そう、いつも、当事者のことが後回しになるんだ。

りょう君は、なぜ、死ななければならなかったのか?

ヘルパー制度も、まだまだ不備があるとはいえ、

整いつつあるれいわの時代にである。

母親の孤立?病気?地域からの孤立?

どうなっていたんだ?

そのしばらく後に,ALS殺人事件が起こり、

そちらのほうは、テレビでも新聞でも連日

取り上げられている。

でも、この事件は、このまま何事もなかったように

見過ごされるのか?

付近で、献花台も許されないと言う話を聞いた。

日本人でないから?

このままでは、あまりにも、りゅう君が

可哀そうだ。

彼は、どんな青年だったんだ?

彼の人生は、もっともっと続いたはずだ。

障害を持つ青年の人生が、

あったはずなのに、

誰が、何が、彼を殺してしまったのか?

痛すぎる、辛すぎるよ。

線路の向かい側から、静かに

黙祷を捧げに行くことにする。

花を捨てないでね。




#母よ!殺すな
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