残るものと、消えるものと [2016年12月12日(Mon)]
何カ月も、もっと長い期間かかって準備し、 エネルギーを使い、 本番は、たった10分とか、30分とか、一時間とかで 終わってしまう。 同じ時間と空間を共有した人だけで 味わい尽くすしかないこと 、 それがパフォーミングアーツとか、 舞台と呼ばれるもの それに対して、 美術、書道、文学、建築など・・・ 長い時間をかけて作って、 或いは、瞬間的に出来たとしても、 朽ち果てるまで結果である 作品が残るものがある 踊りは、瞬間で消えてしまい、 そこに居る、限られた人しか受け取れない、 そのためにチラシを作ったりして、 贅沢だ、と感じる人もいるようだ。 時間のとらえかたが違うんだろう 映像に残しても、でもやっぱりそれは、 映像だ。 だから、先へ先へ 時間を捕まえにいくのか・・・・ 消えることがわかってるから しかし、現象が消えても、 瞬間の記憶に深く焼き付いている ことがあって、 だから、まだ、先へか 横へか、後ろにか 止まらないんだと思う 止まる時まで |