龍と詩人 [2012年01月04日(Wed)]
年賀状、なんと、まだ 1名様しか出せていないのだ。 3日のうちにやろうと思いつつ、 考え始めて、手を付け始めたら、ちょっと大変なことになってきた。 「触って楽しむ」年賀状にしようと思ったのだ。 これはこれであきらめてないんだが。。。。 龍の形を毛糸か紐でボンドで貼り付けようとしてた。 一枚一枚の作業です・・・・ これじゃ、2月になってしまう? その前から、「龍」で、ずっと思い浮かんでいたのは、 賢治の「龍と詩人」 これは、賢治の芸術観やら、自然と人の関わり方やら、 個性と表現の考え方やら、示唆に富んだ作品。 元旦によく読んでみたら、 老いた龍のチャ―ナタは、千年の昔に自然に対して勝手なことをして 皆を苦しめたため、十万年、洞に閉じ込められたまま、海と陸との見張り番を させられている・・・・・ これは、原発のことにも、読みとれるではないか。 「預言者」 「設計者」、という言葉からは、 詩人(=芸術家)のあるべき姿勢を書いていると思うが、 終わりの方では、老いた龍と若い詩人スールダッタが 異世代交流による未来の世界のデザイン会議を二人でしようと 話している。 ファンタジックであるが、 現在の活動家へのメッセージだ。 どこまで、すごいのだろう。 岩手では、花巻と大槌町を結ぶ「イーハトヴ・メルヘン街道」を作ろうという動きがあるそうだ。 http://www.asahi.com/national/update/1031/TKY201110310190.html 昨年、実現できなかった岩手でのパフォーマンス計画を 何とか今年来年さ来年につなげられるようにイメージしてみよう。 「龍と詩人」 http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/4865_14855.html |