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もういいよ
まあだだよ

昔、仕事場(Dance&People事務局)は
小さな四つ角の上の方にありました
朝・昼・夜、いろいろな音が響いていました
子どもの声、中学生たちの声、お母さんたちの声、ご老人の声
足音、車の音、雨の音、風の音・・・・


写真:2022年 函館市縄文文化交流センターにて
   縄文時代、亡くなった幼児の足形の土板
北ぞらのちぢれ羊から  [2023年08月22日(Tue)]


宮澤賢治の歌曲の中で、
ものすごーく気になる、不思議な曲がこれ。

最近、youtubeで、木太聡(キタアキラ)さんの
ピアノに惹かれて、何度も聞いてしまう。

歌詞は、動画後半で朗読される。

賢治が、自分の気持ちと、天(自然)との関係を
短くコトバにしてる。
その独特の「心象スケッチ」という呼び方の核となる発想にも通じている。


反射、照り返し、

なにがどう?

と考えるとわけわからなくなる

が、

おもしろいのだ。

「賢治の音楽室」というcdと本のセットをずっと昔買った。

そこで林光が、
「北ぞら・・・」のことを以下のように語っている。〜〜

「北ぞらのちぢれ羊から」は、前述した「音楽的素養」人を逆さに吊るして振っても、絶対にこぼれ落ちてくることのない、いわば賢治歌曲の極北である。

〜〜

で、そのあとを読んでいっておもしろいのは、極北の2番手が「イギリス海岸の歌」だと。
私も、イギリス海岸の歌、大好きで、なるほどと思うし、林光の言葉に笑ってしまった。

「音楽家ミヤザワケンジの贈り物」(林光)より

ここに書かれていること、そそのまま、ダンスにも言えるなあ、と思う。


「宮沢賢治の詩の世界」(浜垣誠司氏のサイト)で、
この歌曲についての文章と曲も聴くことが出来ます。
ありがたいです。

https://ihatov.cc/song/kita.htm




「山女」 早池峰山 感想メモ [2023年07月19日(Wed)]


「山女」。

京都シネマ、シアター3。

ずしーーーン。グワアアーー

音が、前と横の方からも聞こえて来る。

ちょっと音の出る方向がばらついてる感じで、同じ列の左端の人がしゃべってるの?と
思った時があった。

音、重圧感あって、重なっていてよかった。

光が暗いのもリアリティあってよかった、けど、

暗すぎてほとんど見えないところがあった。

山男の洞みたいな空間の場面。

音と光が、現代の日常とかけ離れていて、映画館のだいご味があって、
映画館に行って良かったと思わせてくれた。

ただ、森山未來への演出が、もうちょっとなああーー
残念な感じ。
もっと動けるし(ゆっくり繊細にと言う意味)、せっかく彼を使うなら、
なんとかならなかったか、、、と思ったりした。
山男は、民話の中の重要な要素。
メイクも、平板かな?

山形県での撮影みたいだったけど、
早池峰は、実際には麓からそれほど離れてる感じじゃないんだよね。
川が広い。

透子さんが、厚い存在感。

福永監督が、好きなことテーマを撮ってるんだな。

いろんなモノや情報に溢れかえってる現代に

ひととき、そういうものがないことの意味を考えさせる。

大事なことを。

嬰児を川に流すのは、昭和初期でもあったのではないか?

遠野の河童は赤い。

それは赤子だからという伝説を聞いたことがある。

映画では、布でくるんであった。

雷のシーン、神話だなあ。

弟役が、うまかった。











夏ツバキ [2023年07月14日(Fri)]


6月の半ばでほぼ落花したけど、

今年は夏ツバキが、次々とよく咲いた。

花弁が落ちた瞬間から、目に見えないくらいの小さな黒い虫がやって来ていた。

何かを食べるのか?何してる?

落ちた時点で、次の変容が始まる。変容? 分解かな。

そして、雨に打たれ、陽に照らされ、腐敗し、それの繰り返し。

花弁の外側は、元々毛羽立っているのだが、

いぶした銀色になる。

少し硬い繊維でそれが斜めに傾いてるビロード。

たった一カ月もたたないうちに。

そのまま乾いて、シルバーの何かになる。






IMG_4876.jpg

tubakiIMG_4877.jpg


あと何回だろう、
せめて20回くらいは、夏ツバキの変身を見たいものだが




クスコの夢 [2023年07月14日(Fri)]


クスコの命日が7月5日。

クスコは、17歳と少し生きた猫。

この夏は、忘れて過ぎる前に気づいた。

(忘れるくらいが良い)

特に何をしたという事はないけど、写真と骨壺をリビングに出した。

翌日、7月6日から7日に移り変わる頃か、

ごちゃごちゃとした夢を見ていて、その中で出て来てくれた

私がトイレ便座に座っていると、

左のほうの足元から、ポンポーーーンッと
私の左の側を下から上に向かって飛びあがって行った。

その気配がそんな感じだった。

クスコは、すごく運動神経が良い猫で、

例えば、押し入れの戸が開いた状態で、

布団が上の方まで積んであって、上までの隙間が

20センチくらいのところへ

畳から、ふすまの戸と直角になっている壁をめがけて一旦そこを蹴って、

次に布団の上に乗っかって行ったのだ。

ホップ、ステップ、ジャンプは3段階だが、

2段階で。
畳の上でまずお尻を振って飛ぶ準備して、ポン(壁をけって)ポーーーン(角度を変えて布団へ向かう)

ああ。言葉で説明するのが難しいが、

ポんポーーーン と 角度を変えてジャンプできるのだ。

クスコの命日の翌々日の七夕に

ポンぽーーーーン、と左の脇の方を飛んで行ったのだ。

トイレの上の方に、私には見えない布団でもあったのかな?


3/25(土) 20周年記念WS「からだをつかってあそぼ」 [2023年03月22日(Wed)]


定員まで、あと10名くらい?かな。
Dance&Peopleからのお知らせ。

2003年京都市山科区で「ダンス好きな娘が参加できる場を作りたい」という一人の母親の声から生まれ、様々な変遷を経て、現在は京都府大山崎町で「ヘンテコリンな個性がキラリ☆月に一度の集いの場」として行っているワークショップ「からだをつかってあそぼ」20周年記念イベント。年令や障害や経験を問わずだれでも参加できます。



ーーーーーー
日時: 2023年3月25日(土)13:30〜15:40頃(受付15分前)
場所: 大山崎ふるさとセンター(阪急京都線「大山崎駅前、JR山崎駅徒歩5分」)
    京都府大山崎町大山崎竜光3(隣に有料パーキングあり)
内容: 1部 みんなでWS
    2部 最近の活動紹介(参加者のマイワールドからこぼれるつぶやきや激白を元にしたワ ーク 「や・す・子の部屋」「なんちゃって即興演劇?、コトバ×ウゴキ?」
ナビゲーター: 黒子沙菜恵
費用:無料
要予約、定員35名(見学のみも可、終了後交流会あり)

■申込方法 
以下のDance&Peopleまで、@お名前A連絡先(メールアドレスと電話番号)B介助者の有無をお知らせください。
→ Dance&People  d-a-p@jcom.zaq.ne.jp
           090−1155−8867(当日は電話対応のみ、ごしま)


宣伝美術:古川友紀
後援:大山崎町、京都府、京都新聞社会福祉事業団
助成:京都新聞福祉活動支援助成
協力:大山崎町知的障害者育成会
主催・制作:Dance&People


詳細↓
☆「からだをつかってあそぼ」ブログ
https://wskarada.amebaownd.com/
☆Dance&People ブログ
 https://blog.canpan.info/d_a_p/
☆Dance&People facebook 
 https://www.facebook.com/danceandpeople/


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ウトロ平和祈念館 [2023年03月21日(Tue)]




京都YWCAのお誘いで、初めてウトロ平和祈念館を訪問。
今日は、午後から雨模様。

2022年に開館したばかり。
ウトロ平和祈念館  https://www.utoro.jp/



副館長のさんのウトロの現在に至るまでのお話。
2階の資料室見学と説明を受け、3階も見学。
そして、ウトロ地区の現在の見学。

また、訪れたい、誰かと共に。

お話の内容が充実というか、すごく膨大で、
ここに説明しきれない。
ただ、よく書かれたりしている「不法占拠」というコトバは、
違っているということ。

しかし、ぼんやりと知っていたことは、正確ではなかった。
ここは、今から、日本国内で稀有な場所として
在り続けてほしい、と思う。
放火された場所の後が、まだ生々しい。けど、
片づけないのは、正解。

明治期(日韓併合)以降、戦前の、いや、戦後もかな?、
朝鮮半島から何らかの理由で日本で働いた人たちが、
どのようだったのか?
あまりにも、ちゃんと語られることは少ない気がする。
東九条では、そうではないが。
日本の鉄道、トンネル、ダム、道路、これらの工事の多くを
半島の人たちが担って来たのだと思う。
沢山の犠牲を払って。
3年前に訪れた秋田県の田沢湖畔のたつ子像のことも思い出した。
ダム工事に関わった半島の人たち。


宮沢賢治の最晩年の文語詩50篇という詩篇の中、
その冒頭の作品が思い浮かんできた。


(いたつきて ゆめみなやみし)

いたつきてゆめみなやみし、  (冬なりき)誰とも知らず。
そのかみの高麗の軍楽,     うち鼓して過ぎれるありき。

かの線の工事了りて、      あるものはみちにさらばひ、 
あるものは火をはなつてふ、    かくてまた冬は来たりぬ。


ウトロ平和祈念館には、一年で1万2千人近くが訪問しているそうだ。
予想の6倍だとか。
ここにきて、励まされて帰る人が多いと聞く、
私も、何か、つくらなければ、出来るうちに、、、と思った。



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「感覚の果て」アトリエみつしま企画展 より [2023年03月15日(Wed)]


アトリエみつしま企画展 
今村遼佑×光島貴之〈感覚の果て〉

https://mtsm.jimdofree.com/

2023年3月22日まで。


この展覧会の中で、見えない美術家の光島さんの自撮り映像が展示されているのだが、
衝撃だ。

いくつかの野外彫刻作品を右手で触れて行きながら、対象と右手の動きを左手で撮影している。

見える他人が撮ったものではなく、全盲の光島さんが繊細な指先でかなり大きな、
木材などで作られた彫刻を触って鑑賞していくのだが、
対象との距離感をどう感じているんだろう?
両手を働かせて撮影された映像、
ある感覚細胞の高まり、多分、それは脳細胞を含む全身なのだろうが、
おそろしくすごい。

特に、鏡面の作品は、ご本人の姿も反射により映っていて、
空と撮影する本人と指先と周りの土とか、
が包括されていて、美しい。
見たことのない不思議な明るい世界
指先の手のダンス、踊ってる映像。

目の見える人、特に映像作家は、見てみては?
見えるという事は、すでに予定調和に阻まれている気がする。

この映像自体を、光島さんは見ることがない、ということに
くらくらしませんか?
バリアというものがあるなら、とっくに飛び越えて別の世界に
飛んで行ってますね。

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統一教会と安倍晋三氏  [2022年07月10日(Sun)]


2022,7,8

衝撃的な事件が起こった。
体調悪くなった。
奈良の大和西大寺駅前で、演説中の安倍晋三氏が、撃たれて亡くなった。
誰であっても、人を殺すのは、許されない。
さっさと検察に逮捕されていたらこんな悲劇は起こらなかったのに、、、
とも思う。


参院選投票日の二日前、選挙フェスが中止されたり
選挙運動が自粛気味になったり、
逆に自民党が弔い合戦みたいなモードを煽っている印象がある。

投票日の今日、一日くらいかかって、ネットでいろいろチェックしてみたけど、
言論封殺のテロ、とか、民主主義への攻撃とか、いろんな言葉が派手に飛び交ってるが、
そういう事件ではないのではないか?

ごく個人的な恨みによる殺人事件なのではないか?
容疑者が語っている通り、お母さんが入信している宗教団体のせいで
破産し家庭がバラバラに壊れたことを、その宗教団体の広告塔になったり
祝電を打っていた安倍氏に向けて、個人的な恨みをもって
銃撃した、ということだと思う。
安倍氏の身から出た錆、と言えないか?

政治信条とは関係がないと語ったようだ。
でも、どの新聞も「統一教会」の名前は出してない(海外は別)。
マスコミの忖度。
そんな霊感商法とか集団結婚式(教祖がカップルを決める)をやってた宗教団体がらみのことが原因であることは、
自民党にとってはマイナスイメージだから。

統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)
なぜか、今日からサイトはメンテナンスモードになってる。


統一教会と言えば、昔、友人から勧められ、
新体操の山崎浩子さんの本を読んだことを思い出す。
いかに脱会できたのか?
お姉さんが捨て身で浩子さんを助い出したことが奇跡的だった
、と書いてあった気がする。
当時、マインドコントロールに強い関心があったし、
ま、オウム事件もあった。

でもこの機会に、宗教と政治の関係がクロースアップされてほしい。
個人の心の問題と政治について。
宗教法人にはなぜ法人税がつかないのか?とか。
統一教会みたく極端ではないにしても
信仰する人は、志納金とか、いろんな名目で
貧乏でもお金を差し出すものだから。
そして、言われるままに、地獄に落ちると困るから
指示された候補者に投票するものだから。

















雄株だけのゼニゴケ [2022年04月23日(Sat)]


庭に竹筒から水がぽたッぽたッと石の器に落ちるところがあって、

その石の器の周りにはゼニゴケがび〜〜〜っしりとついている。

ただ、それはどうも雄株だけのようだ。

子どもの頃、家の敷地の中の、プレハブと倉庫の間の
日当たりの悪い空間には、一面にゼニゴケの雌株生えていた。

(どういうのかというと、高さが2,3センチの傘の骨のような植物が、
一面に林立している)

子どもの私には、それは、南洋のヤシの木のジャングルのように見えた。

行ったこともないけど、テレビでそういうイメージを植え付けられていたせいか
そう思っていた。

インドネシアとか、熱帯雨林の航空写真を上から眺めてるような感じ。。。


きょう、偶然見つけたネットのページに、

都会では、雄株のみ雌株のみのゼニゴケが多いらしい、と書いてあった。

うちは、住宅街だが、一応都会かな。

両方ある状態を「幸せのゼニゴケ」と呼んでおられた。

庭の中の、木の下の、

たった50センチ四方の世界だけど、

いろんな植物と、目には見えないけど

微生物が生きてると感じる。

水が透明ですばらしい。

ただこの写真では、器の中の水は、汲みだした後なので、
濁っているし、半分しかない。



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音〜自分波動運動?・・? [2022年04月18日(Mon)]


「音をめぐって」

ものすごく幅広いっちゅうか

世界を相手にしたようなテーマ。

自分のカラダを音源にする、としても、

それを同じ空間に居る他者に伝えるということもある。

音源が、声、から、言葉、意味のある言葉、から、物語にすーーーと行く人もいる。

私の場合は、音を出すカラダ、というイメージだ。

セリフを言うのは、高校生の劇の時から苦手だという自覚がある。

呼吸と共に出る声、息の音、何かにカラダがぶつかる音、

ぶつからせることで発せられる音、

歩くだけで床をこすって発せられる音。

言葉にはなりにくい。そのずっと手前の音。

先日、4月3日の「動きをめぐる研究会」では、「昔話」を、一つのフォーマットとして
使いながら、声を出しながら、動いてみる、
動く人以外のほかの人は、それを、いろんな場所でどう聞こえるかやってみる、という実験だった。


なかなかむつかしい。
聴力の差もあるだろうと感じる。

語られる話がおもしろそうだと、そのストーリーに意識が向いてしまう。
声ではなくて。

前半の人がやってから、後でやる人はストーリーを外すという設定になった。

自分が音を出す身体になればいいんだな、と私は思った。

こういう場でも、ふだん言葉を使って何か(パフォーマンス)をしている人と
そうではない人とでは、発想の違いが出て来るのではないか。

別の日の「からだをつかってあそぼ」の前半の「わたしのためのカラダの時間」
の実験では
ハミングみたいなことをして、自分のカラダの中のどこかに向かって
それを響かせる、音の振動を飛ばす?
まあ、波動を送るみたいなことをやてみた。

首の後ろとか、太ももとかは難しい気がしたが、

胸や頭の上は、感じやすい気がした。

ハミングと言っても、ハッ〜〜っは〜〜〜っと、いうのになると、
勢いで筋肉が動くのでわかりやすい。

別の話。
知人が、食道がんステージ3〜4と判明したのだが、波動療法というもので
一カ月で消えたというのだ。

細胞にはそれぞれの波動があり、それが狂ってくるのを治すというのだ。

1年半前に、私はある整体治療院で「音で体を整える」という治療を受けたことがある。

めまいが酷かった頃のこと。

治療して一時間くらい後、帰宅途中で、片方の足先に微かな波動が感じられていた。

意識していなかったけど、

そりゃそうかな、と思った。

片方の足(右)だけなのが興味深かった。


音は振動、振動を起こすと伝わっていく。

からだの中にも、空気を伝っても、

金属などの物質でも、植物も。。。

細かく見て行けば、細胞とか、分子とか、を伝っていく、、、、

関係ないけど、十数年ぶりに植木鉢の土替えをした。

根が、驚くほど太く、或いは、細かく鉢の中でグルグル回っていた。

ひやあ〜

最近は、地面も微動活動、波動運動、活発だ。




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