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2017年10月23日

記録◤音楽会「トウヤマタケオと阿部海太郎のイマジナリー楽団」

14日からの会期中ほぼ毎日雨が降るという、岡山らしくない天候の中、最終日は台風の接近のなかで行われました。

特別な演奏会
◤音楽会「トウヤマタケオと阿部海太郎のイマジナリー楽団」
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トウヤマタケオさんはソロでも活動されていますが、様々なアーティストとのコラボレーションによる作品を作られていてその声と音色は多くのミュージシャンのの尊敬を集めている音楽家。
蜷川幸雄さんの作品音楽を多数手がけてきた阿部海太郎さん。
今年も4本の作品を手がけ、少し落ち着いたところで長島に来てくださいました。

二人の作った舞台は、広く深く楽器が配置された不思議な空間。
会場の端と端には小さなスピーカーが配置され、ラジオの音が流れています。
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これはきっとこの島を歩いた時に最初に気づく”違和感”
この島の特色です。
ハンセン病の後遺症で視力障害になった方たち、長い間、介助がつくことなく、1人で島の中を移動しなければなりませんでした。
そこで、どこにいるかが把握できるように、島内のあちこちにスピーカーが配置され一日中鳴っているのです。
とても静かな島に流れるラジオの音。
それは視力障害の方たちのガイド。

今回イマジナリー楽団で背中を追ったのは「青い鳥楽団」、視力障害者の方たちの楽団でした。
楽団を作った近藤さんは、手の感覚もなくなっていたので、舌と唇で点字を覚え、楽譜を書いて楽団を作られました。
ハーモニカはその特性上、転調するには持ち変える必要があります。
目の見えない楽団のメンバーにそれは難しく、時間がかかります。
それをクリアして複雑な曲も吹けるように、板とボルトで特性のハーモニカが作られました。
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制作の過程で、当時の音源を聴きながらハーモニカを練習する二人。
その演奏技術の高さに舌をまき、その熱意に圧倒されながら追いかけていく。

前日のリハーサル時に旗を探してくれた学芸員の田村さんが木箱を持ってきてくれました。この中に、当時「青い鳥楽団」の方たちの使われていたハーモニカと、この装置が入っていたのです。
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二人がハーモニカで演奏されていた時に海太郎さんの左手にあったのがそのハーモニカです。
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二人のオリジナルの楽曲と、青い鳥楽団のオリジナル曲、レパートリーで綴られた音楽会。

「青い鳥行進曲」、近藤さんの作曲された「鶴島哀歌」が歌われると、会場に来られていた島の方の声が重なっていきます。
曲が進んでいくと、その声はこどもの高い声と言葉とも言えない対話を始め、それもこの音楽会の音になって行きます。
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1時間の公演はこの島の時や音をほんのすこし集めて紡いだものでしょう。
でも、言語を越えた対話が会場に起こっていました。

台風の迫る中、公演後歴史館に足を向けられた人も多くいらっしゃったとのこと。
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私たちはエンターテイメントを通して対話が生まれることを願い、このイベントを手探りで進めてきましたが、多くの人の熱意と思いが集まり、思っていた以上の変化が、来場者のみなさんや、アーティストの皆さん、そして、長島で働く方々の中にも観ることができました。

引き続き、来年に向けて、丁寧に育んで行きたいと考えております。
ぜひ、また晴れた長島へ足を向けてみてください。
また、来年の開催を楽しみにしてくださいね。

青い鳥楽団を紹介されているページがありますのでぜひ御覧ください。
【People+】近藤宏一と青い鳥楽団 佐々木松雄さんの思い出とともに

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2017年10月22日

記録◤映画「この世界の片隅に」上映会×コトリンゴのすずさんとハナウタライブ in長島

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◤この世界の片隅に 上映会とコトリンゴすずさんとハナウタライブin長島

大ヒットとなったこの「世界の片隅に」
戦争映画でありながら、直接的にその悲惨さを描くのではなく、そんな中でも懸命に明るく生きたすずさんの日々を描いた作品を長島の皆さんと一緒に観ました。

平均年齢85才のこの島の皆さんは、戦争の体験者でもあります。
出会えた男性の方たちの中には、戦争の困窮から発症し、戦地から帰ったその足でこの島に来て隔離されたという方もいました。
ハンセン病はごく弱い菌なので、健康状態が良ければ感染しても発症することはないのですが、戦争の困窮した時代には、栄養が足りず免疫力が落ち、発症した方が多くいたことは想像に固くありません。

厳しい現実の中で、日々の喜びや手の中の希望を抱いて生きたすずさん。
きっとこの島でもそうして生きた多くの方たちがいただろうと、この映画をこの島で、島外の人と一緒に観ることに意味があるのではないかと、企画しました。

映画をみた島の方たちは「なつかしいねぇ」と言われたり、「あんなハツラツとした高い声なんてみんな出なかったよ」と、当時のことを教えて下さいます。
「伝えていかなきゃとおもうけど、ほら、私たちはこどもが持てなかったでしょ。だから伝えられないの」と言うおばあちゃん。
さり気なく言われるこの言葉。
長島では、ハンセン病の方たちのこどもを残さないために、妊娠しても強制堕胎が行われ、結婚する時には男性に行われたパイプカットが行われていたという歴史が聞こえてきます。

休憩をはさみ、
コトリンゴさんのライブが美しく優しく、いきいきとはじまります。
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ライブが終わるとロビーではサイン会が行われました。
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ハンセン病の後遺症で目が見えないおじいちゃんが、コトリンゴさんのCDを買い求め、サインをしてもらいに来てくださいました。
「きれいな声やね、いつもそんな声なの」
と声をかけられ、
「あんまりにきれいな声だから、その声を氷砂糖に閉じ込めて持って帰りたい」と。

この島の人達の言葉は、静かだけれど強くて美しい。
だれと話しても、そんな言葉に出会えるのです。
その度に、おばあちゃんが言われたように、みなさんの言葉を伝える機会を作りたいと強く思います。
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2017年10月20日

滞在制作◤音楽会「トウヤマタケオと阿部海太郎のイマジナリー楽団」

◤滞在製作スタート

10月17日の夜にトウヤマタケオ、阿部海太郎のお二人が長島入り。
愛生園の滞在宿舎に寝泊まりし、元園長官舎の洋室をアトリエ的に使わせていただき、制作がスタートしました。
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長島愛生園にかつてあった視覚障害の方たちの「青い鳥楽団」
島に入る前から書籍やネットなどを駆使して下調べをしてきたお二人の思いは熱く、その熱意に引き寄せられるように、人と出会い、関係者のご協力をいただいて、制作が進んでいきます。
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↑滞在2日目長島愛生園歴史館にて。島根から研修で来られた看護学生さんたちと、長島の歴史の映像をみて、学芸員の田村さんにお話を聴きながら学ぶ。

中でも大きかったのは、「青い鳥楽団」の近藤さんのお手伝いをしていたという、清志さんとの出逢い。
今や、ハンセン病という冠を無くして画家として世界で評価される清志さんも、かつて、近藤さんの音楽に取り組む姿に、励まされ、今の生き方をする勇気をもらったと話してくださいました。
そして、私たちが歴史館で目にできる「青い鳥楽団」の旗は清志さんのデザインだということも教えていただき、また、「愛生座」という歌舞伎の劇団の座長もされていたということに、また驚かされました。

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ここから清志さんはリハーサルにも顔をだして見守ってくださっています。

ほぼ一週間に満たない期間で、作られる演奏会には、この島で見聞き感じたいろんなエッセンスが込められていっています。
残された音源のなかに、言葉の中に、そして人の中に、今も小さいけれど強く光るかけらを集めて紡ぎ合わせる作業が続いています。


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2017年10月16日

記録◤朗読と音楽の会「かたりとしらべ」

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◤朗読と音楽の会「かたりとしらべ」/ 長島アンサンブル

絵本の朗読と映像の阿部はまじのお二人と、伊藤ゴローさんのギターの調べにより開かれた「かたりとしらべ」の時間。

会場には島外から60名のお客様、お子さん連れでの来場も多く、島の方たちも10名ほど参加してくださっての開催。
ロビーにはSUN SWEETSの小さなカフェが設けられ、暖かな空気があふれる会場となりました。

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はまじさんの包容力のある温かな声が物語をつたえ、伊藤ゴローさんのギターが寄り添い、絵本がスクリーンに映し出されます。
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最後は会場のみなさんと「ふるさと」を合唱。
会場に来てくださった島のおじいちゃんが大きな声で歌ってくださって、さいごに「ありがとう!」と叫んでくれたとはまじさん。
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長島のみなさんは、こどもをもつことができなかったため、長い間、聞くことのなかったこどもの声を聞けてどうしたものかと嬉しかったと話してくださった方もいらっしゃいました。

雨の中でしたが、終始あたたかな空気に満ちた会場。
終わって、愛生園歴史館に行ったはまじさんのInstagramの投稿は、とても的確に長島を伝えてくれていて、5,000を超える「いいね」の反応にスタッフ一同驚き、感謝です!
(↓写真をクリックでリンクが開きます)
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最後に関わってくださった皆さんと記念撮影。
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2017年10月15日

記録◤講演会+パネルディスカッション 僕らは暗闇から何を見いだせるのか?新しい感覚が生まれる地域づくり

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◤長島アンサンブル
「僕らは暗闇から何を見いだせるのか?新しい感覚が生まれる地域づくり」

1部:講演会
  ダイアログ・イン・ザ・ダーク 
  〜社会を静かに変革するプラットフォーム〜
2部:パネルディスカッション
  「僕らは暗闇から何を見いだせるのか?
       新しい感覚が生まれる地域づくり」

長島アンサンブルの始まりは、ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの志村夫妻を迎えた講演会からスタートしました。
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ダイアログ・イン・ザ・ダーク(以下DID)は、完全な暗闇の中にグループで入り、暗闇のエキスパートである視覚障がい者のアテンドにより、中を探索し、様々な体験をするエンターテインメントです。
視覚が使えないなかで体験する感覚を味わい、普段の見える世界とは違う”対話”=”ダイアローグ”がはじまります。
この対話のなかにあるあたたかさ、視覚障がい者の方たちへの捉え方の変化。
これが、DIDの醍醐味ではないかと思います。
「・・・だからできない」ではなく「・・・だからできる」へ光をあてていく。
志村夫妻から語られるDIDの体験が起こす変化は、私たちが今、体験し思い出す、もしくは新たに身に着けていきたい、その感覚へと優しく背中を押します。
そして、長島の歴史や、ここに生きている人々の人生と向き合う時にもこの感覚がきっと新しい対話へと導いてくれる。

第2部のパネルディスカッションがそれを証明してくれました。
司会進行に、堀潤(ジャーナリスト・キャスター/NPO法人「8bitNews」代表)を迎えて、日本各地で地域づくりに取り組むパネラーに加え瀬戸内市長もお迎えして、スタート。
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ゲスト各人の地域づくりの紹介から始まった対話は、客席の自治会長のお話、そして、看護師として働かれていた方のお話へと続き、言葉と言葉を越えた対話が会場に生まれていました。
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2017年10月02日

◤音楽会「トウヤマタケオと阿部海太郎のイマジナリー楽団」

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長島にかつてあった二つの楽団、
「青い鳥楽団」と「クローバー楽団」に想いを馳せつつ、
二人の音楽家がこの日だけの楽団を結成します。
                  トウヤマタケオ

◤音楽会「トウヤマタケオと阿部海太郎のイマジナリー楽団」
会場 国立療養所 長島愛生園 愛生会館
時間 開場:13:30 / 開演:14:00
料金 前売:3,000円 / 当日:4,000円

出演者
トウヤマタケオ
阿部海太郎

<プロフィール>

トウヤマタケオ
Takeo Toyama
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音楽家。1965年兵庫県西宮市生まれ。尾道市在住。作曲 ピアノ 声 諧謔 郷愁 D.I.Y. 
ピアノ弾き語りの他、チェリスト徳澤青弦とのデュオ “Throwing a Spoon”、8ビート偏愛バンド ”PATO LOL MAN”、画家nakabanとの旅する幻燈楽団 ”ランテルナムジカ” など活動は多岐に渡る。岡山市の廃校で開催される”マチノブンカサイ”には、市民参加の”ハイコー楽団”を結成し、例年出演している。
HP : www.takeotoyama.info

阿部海太郎
Umitaro Abe
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1978年生まれ。作曲家。幼い頃よりピアノ、ヴァイオリン、太鼓などの楽器に親しみ、独学で作曲を行うようになる。東京藝術大学と同大学院、パリ第八大学第三課程にて音楽学を専攻。自由な楽器編成と親しみやすい旋律、フィールドレコーディングを取り入れた独特で知的な音楽世界に、多方面より評価が集まる。2008年より蜷川幸雄演出作品の劇音楽を度々担当したほか、舞台、テレビ番組、映画、他ジャンルのクリエイターとの作品制作など幅広い分野で作曲活動を行う。現在放送中のNHK『日曜美術館』のテーマ曲を担当。2016年に5枚目のオリジナルアルバム『Cahier de musique 音楽手帖』をリリース。www.umitaroabe.com

FBイベントページ
◤音楽会「トウヤマタケオと阿部海太郎のイマジナリー楽団」
https://goo.gl/G7SxQ3
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◤この世界の片隅に 上映会(字幕付き)×コトリンゴのすずさんとハナウタライブ in長島


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ー今年は”すずさん”と一緒に、たくさんのいろんな土地を訪れることができてとても嬉しいです。長島では、映画の上映とライブということで、「この世界の片隅に」をみなさんにたっぷりと楽しんでいただけたらと思います。どうぞお越しくださいね!ー 
コトリンゴ

◤この世界の片隅に 上映会(字幕付き)
 国立療養所 邑久光明園 光明会館
 開場:8:30 / 開演:9:00  ※上映時間:126分(日本語字幕つき)
 前売:1,000円 / 当日:1,500円 ※小学生以下無料

◤この世界の片隅に 上映会(字幕付き)
  ×コトリンゴのすずさんとハナウタライブ in長島
 国立療養所 長島愛生園 愛生会館
 開場:13:00 / 上映:13:30 / 演奏:16:00
 ※上映時間:126分(日本語字幕つき)
 前売:3,000円 / 当日:4,000円 ※小学生以下無料

ー昭和20年、広島・呉。私はここで生きている。

昭和19年(1944年)に広島市江波から呉に18歳で嫁いだ主人公すずが、戦時下の困難の中にあっても工夫を凝らして豊かに生きる姿を描く作品。
ロードショーが終わっても各地で上映会が行われているこの映画。戦争という暗い時代の中にも、悲しみや痛みだけでなく、喜びや恋という営みも存在するのだと気づかせてくれる作きっとこの長島という島にも、家族や社会と切り離されるという闇と共に、日々の喜びや生の美しさを生きるという営みもあったことに思いを馳せて。

午後の上映会は、劇中の全ての音楽を担当した、コトリンゴさんのスペシャルライブ♪
映画の中で感じたことを味わいながら、ライブとトークとともに分かち合う時間に。


コトリンゴ
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音楽家
5歳からピアノ、7歳から作曲をはじめる。
神戸・甲陽音楽学院を卒業後、ボストン・ バークリー音楽院に留学し、ジャズ作曲科、パフォーマンス科を専攻。学位を取得後にはニューヨークを拠点に演奏活動を開始。2006年に坂本龍一に見い出され、シングル『こんにちは またあした』で日本デビューを飾る。以降、現在までに9枚のソロアルバムを発表。2016年11月公開した劇場アニメーション映画「この世界の片隅に」のテーマ、劇中歌、BGMの全てを手がけ、日本アカデミー賞優秀音楽賞、毎日映画コンクール音楽賞、おおさかシネマフェフティバル音楽賞を受賞。映画、アニメのサウンド・トラックや多数のCM音楽を手がけるなど、クリエイターからの支持も高い。2017年4月から放送のテレビ東京「100万円の女たち」の主題歌「漂う感情」もてがけている。卓越したピアノ演奏と柔らかな歌声で浮遊感に満ちたポップ・ワールドを描くアーティストとして、各方面から注目を浴びている。
kotringo.net

(駐車場ありますが数に限りがございますので乗り合わせのほど宜しくお願い致します。)

FBイベントページ
10月21日(土)開場:8:30
◤映画「この世界の片隅に」上映会
https://goo.gl/tNWf63

10月21日(土)開場:13:00
◤映画「この世界の片隅に」上映会×コトリンゴのすずさんとハナウタライブ in長島
https://goo.gl/ER2bf6

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2017年10月01日

WOODLAND FESTIVALに参加!

2017年9月30日、岡山市東区瀬戸町の総合運動公園で、ワールドミュージックのフェスティバルが開催されました。
その名も”WOODLAND FESTIVAL2017"
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市街地を離れた場所でのおかやま国際音楽祭の野外フェスティバルは初めての開催です。

多様でボーダーレスがテーマの音楽フェスティバル。
お客さんもスタッフも多様な世代で構成され、障害のある人達も参加することのできるフェスとなりました。

この催しにひばりエンタテインメントも参加、しょうぶ学園のotto&orabuをフェスにお招きしました。
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昨年秋のしょうぶのドキュメンタリー映画「幸福は日々の中に。」の上映&展示会からわずか一年足らずで、まさか楽団をお呼び出来る機会に恵まれるとは思ってもいませんでした。
大人気のotto&orabuのパフォーマンスはやはり素晴らしく、岡山県内外からこのステージを体験しに多くの方たちが会場に足を運んでくださいました。

また、アイヌの民族楽器トンコリを用い豊かに表現されるOKI DUB AINU BANDもお招きしました。
音が鳴り始めた途端に会場の空気が変わり、こどもも大人も車椅子の方も踊り始めます。

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他にも、UAやスティールパンのオーケストラ、ジャワガムランと影絵など多彩なアーティストによるステージ。
多彩な屋台の出店。
ゆったりとした公園で、思い思いに楽しめるフェスとなりました。

瀬戸町の皆さんとマチの若者でつくられた実行委員会と岡山市の協働事業。
ボランティアはのべ100名。
他に、団体としてgreen birdOKAYAMA×閑谷ワークセンターせと、岡山瀬戸高等支援学校の有志のみなさんもボランティアとして活躍されていました。

終わってみなさんの笑顔が印象的だったWOODLAND FESTIVAL。
来年からも楽しみです。

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