ぽかぽか陽だまり

先週、利用者さんから、

「毛糸で作った鬼や節分の飾りをどこに飾ったの？」と聞かれ、

「ろうきんさんですよ。たくさんの人に見てほしいね〜」

という会話をしました。

すると今日、スタッフの顔を見るなり第一声、

「ヘルパーさんに、見に行ってねってお願いしたら、どこのお店？って聞かれたのよ。たくさんあるんでしょ？何店？」と質問されました。

益田にろうきんは一店舗しかないはず。

そこで、利用さんの話をよく聞いてみると、

「ローソンでしょ？よぅ〜け、あるらしいじゃない。どこの店なんかね？」とのこと・・・

「あら。”ローソン” じゃなくって、”ろうきん” ですよ！」

と説明すると大笑いでした

今日も朝から元気な声が響き、

「家におっちゃ〜、こがぁに笑わんけぇね」と今日も元気いっぱいの利用者さんでした。

全員で、しりとりに挑戦しました。

自分が答える順番がくると、「何があったかな〜？」と悩む利用者さんですが、

他の人の番になると・・・
「つばめ！」「鶴もあるわよ！」とスムーズに答えておられました。

「自分の時には（答えが）出んのに、人の時には出るけぇ〜不思議じゃ」とのこと

難聴の利用者さんのため、皆さんから出た答えを順に紙に書いていると、

それを見て、ペンを手に取り自分の答えを書き始める９８歳の利用者さん。



ちゃんと、次の矢印まで書いておられました。

中には、「ち」⇒「チャイナ」という、思いもよらない答えが出てきて、「なるほど〜」と感心してしまいました。

頭の体操の時間でした

今日の平昌オリンピックは、スノーボードです。

「なんとすごいな〜。よう飛ぶてぇ〜なぁ」と皆さん感心しておられました。

ジャンプから転倒せずに無事着地すると、皆さん声をそろえて、

「おぉ〜」と力が入っていました。

「○○さん。若けりゃ〜やってみたいですか？」と聞くと、

「いんやわしは、なんもできんわね」

「では何が得意ですか？」

「そりゃ寝ることだわ」

と笑いながらも、今日は目をパッチリ開けて、

「ほぉ〜」と感心しながら、オリンピック競技を観戦しておられました

テレビでフィギュアスケート団体の放送がありました。
競技はあまり詳しくなくとも「日本」と聞くと、"応援しようや〜" と話が盛り上がりました。

作業の手を止めて「頑張ってよ〜」とテレビに手を振り、

ペアの演技では、

「まぁ〜見んさい。放り投げても上手に捕まえんさるでや」

「ほんと！ぶち放り投げられとるね」

そして転倒しかけた場面では、

「大丈夫！手がついただけ。尻もちつていないから大丈夫！大丈夫！」

まるで自分のお孫さんやひ孫さんたちが演技をしているように、声をかけておられました。

「見てるほうが息が止まりそうだわ」と話す利用者さんたち。

そんな中で、違った見方をした利用者さんが一人。

「ありょ〜見んさい！皆、歯がきれいなてぇ〜な。ありゃ〜歯医者にちゃんと行っとんさるでな」

この利用者さんも定期的に歯科受診をし、欠かさずケアをしているので、選手のきれいな歯が気になったようです。

皆さん見るところがそれぞれで、その感想も面白く、2月25日まで陽だまり解説員の楽しいコメントが聞けそうです

今朝は早めの出発で、チラチラと雪が舞う中、車を走らせました

全員集合すると、今日は「初めまして〜」と挨拶を交わす利用者さんたちがおられたので、まずは自己紹介をしました。

その後はおしゃべりが弾み、最近自分の身に起こったことや、芸能ニュースなど、ジャンルは様々ですが元気な声が聞こえてきました。

盛り上がって話をする利用者さんですが、実は今朝お迎えに行くと、第一声が・・・

「今日はお休みしようと思っていたんです」

それが嘘のように、

「まぁ〜来てよかったわ」と話しておられました。

今日のように寒いと朝が辛く、体も動きにくいので、お休みしたくなる気持ちもわかります。

でも、玄関を出て車に乗ってもらったら、暖かい部屋で心も体も健康になれるようお手伝いします

この寒い冬もう少し頑張って乗り切りましょう

お茶の時間

今日は皆でコーヒーを飲もうと準備をするも、男性スタッフがそろっていません

女性利用者さんはそれが気になって、おやつに手が付けられないようです

事務所にいることはわかっていたので、
「呼んでみてください」と電話の子機を利用者さんに渡してみました。

すると・・・
「もしも〜し。お茶の準備ができましたのでご一緒に」

声のトーンが一つ高く、明らかにいつもとは違う声を、周りの利用者さんも聞き逃しませんでした。

「あら？○○さんいつもと声が違うじゃない？」

よそ行きの声色を聞かせてもらいました。女子ですね

節分が終わったら、次は・・・



ひな祭りの準備です。

先日、ある利用者さんが自宅でコツコツ集めたラップの芯やお菓子の箱などを、

「何かに使えると思って考えてみようや」

と袋いっぱい持って来てくれたので、それを使って “ひな壇” 作りが始まりました。

スタッフが用意した画用紙を手に取り、

「顔にするには少し大きすぎるわよ。もう少し小さくしましょう」

と自らハサミを片手に、作業がどんどん進んでいきました

「ちょっと〜。ここまで出来たわよ。見てちょうだい」

元気いっぱいのアイディアウーマン9８歳です。完成をお楽しみに

先日ご紹介した作品が完成したと思ったら、何かが足りない・・・



「口がないじゃないの〜」

ということで慌てて毛糸を編んでもらい、早速貼り付けて、



無事、節分に間に合いました

「間に合った〜」と喜んでいたら、作りかけの鬼がもう一つあるのを発見

すると、食後休んでおられた利用者さんが、
「あれが気になるのよ！もう寝られないから起きてやります」
と作業をしてくださいました。



せっせと編んでくれた毛糸を貼り付け、こちらも無事完成しました。



今日のおやつは、
「赤鬼と青鬼に豆をぶつけて倒さないと食べられません」と言うと、



必死に豆を投げつける皆さん。

そして最後に、スタッフが鬼の面をかぶって登場すると、これまた本気で豆を投げつけておられました

豆が当たらないと、
「ありゃ〜」と悔しそうな表情で、何度も豆を投げておられました。

鬼を退治できたので、福が来るはずですよ

遅くなりましたが、２月のちぎり絵が完成しました。
明日の節分には、ギリギリ間に合いました







「鬼も毎年豆をぶつけられるだけじゃ〜かわいそうなけ〜な〜」

と言うことで、おじいさんとおばさんが並んで巻き寿司を作り、その横で可愛い鬼たちが巻き寿司を食べています。

中には、豆を食べる鬼も。

今回も毛糸を使い立体的な作品に仕上がりました

明後日の『節分』に向けて、作品が出来上がってきました。



これでイメージがわくでしょうか？





また紹介しますので、お楽しみに