ぽかぽか陽だまり

今日も朝から利用者さんたちの元気な笑い声が響いていました

すると、お話好きな利用者さんが、

「私一人、大きな声でしゃべって恥ずかしいわ〜」と言われ、

「そんなことないわ〜ね」と他の利用者さんたち。

「家でこんなに笑うことないもんね」

「ここへ来りゃ〜いろんな話ができて嬉しい」と、

聞いているスタッフも嬉しくなる会話が聞かれました。

その後入浴のため一人の利用者さんが席を離れると、部屋に残った利用者さんが、

「あの奥さんは元気になりんさったよね。大きな声でよぅ話すようになったもん。良かったね」

と話されました。

まるでスタッフのような観察力

自分が楽しむだけでなく、相手のことを気にかけながら過ごす姿に感動しました

昨日、福祉講演会「やさしさの心って何？」を開催しました。



講師　陽信孝さんから、

「心の中にある“優しさ”が、ババのお薬」

「怒りには限界があるけれど、優しさには限界がない」

というお話があり、やさしさの心について皆で考える時間となりました。

介護の様子をＤＶＤの映像で観たり、



最後に、陽さんのハーモニカ演奏に合わせて全員で『ふるさと』を合唱し、



心がほっこりしました

皆さんの感想の中には、日々の介護を振り返っての感想も多くあり、

「参考になりました。“ありがとう”ほど、いい言葉はないですね」

「笑顔は人の心をなごませるのですね」

などと書かれていました。

私たちも優しさの心・笑顔で寄りそう介護をこれからもしていきたいと思います。

講師の陽さん、参加してくださった皆さん、ボランティアスタッフの皆さん、ありがとうございました。

今日は新しい利用者さんが仲間入りされ、みんなで自己紹介をしました。

すると、スタッフと利用者さんを指さし、

「あなたたちは親子なの？」と新規の利用者さん。

「え？似ていますか？」と聞くと、

「愛嬌がええところが似とる」と言われました

言われた二人で顔を見合わせ、「嬉しいね」と笑顔になりました

今朝は雨降りでしたが、昼には、

「まぁ〜。陽が差すよ〜」と利用者さんが知らせてくれました

明日は陽だまり主催の福祉講演会があります。

どうか降りませんように・・・

以前いただいた、アイスのカップの蓋。

この金色の部分を伸ばして・・・



工作で使ってみようと思います

何になるのかお楽しみに

昨日の、ハマグリで作った『ひな人形』。

利用者さんが完成作品を見ながら、

「今朝ラジオで言いよったけど、ひな人形を出して飾る日が決まっとるのを知っとるかね？」

「２月１９日は暦に【雨水】って書いてあるでしょ！あの日に出すんといね！」

と教えてくれました。

知りませんでした・・・

そもそも【雨水】という言葉を知らなかったので調べてみると、

二十四節季の一つで、雪が雨に変わり雪や氷が解けて水になり春に向かっていく節目、この日から次の節季（今年は３月５日）【啓蟄】の間が雨水の期間とされていて、この時期にひな人形を飾ると良縁に恵まれる。

とのことでした。

地域によっても違うようですが、ここ益田では４月頃まで飾っているところも多いようです。

はまぐりの “ひな人形” が完成しました。

桃の花を飾るのに、どうやって貼ったらいいか相談すると、

「木の枝を拾って貼り付けたらいいわ〜ね。そこら辺に落ちとるでしょ」

と９６歳のアイディア

スタッフが庭で拾ってきて部屋に入ると、

「白酒でもあったほうがいいんじゃない？」

「ひし餅もあったほうがいいねぇ」

どんどん意見が出ます。

どこからその考えが思いつくの？というくらい、次々と張り切ってアイディアを出してくれる利用者さんに感謝です。

皆さんのおかげで、このような作品が出来上がりました

イノシシの被害に遭いながらも、球根は一生懸命に芽を出してくれています

春を感じますね

先日の節分の日に利用者さんが、

「節分の次の日は、何やらの日なんよ！あれじゃ〜〜ね。あれ！まぁ〜ここまで出とるのに、はがいいわ〜」

と無言に。しばらく下を向き・・・

「思い出したでね　“立春” じゃろう〜？あ〜スッキリした」

と話しておられました。

この、何かを思い出す時に目を閉じる動作は心理学的には正しく、調べたところによると、

『視界を遮断することは、実際に頭の中で情報を掘り下げようとする時にとても助けになる』

とのことでした。

ちなみにこの立春は『春の初日』とのこと。

だんだん暖かくなり、満開のチューリップが楽しみです

今日は８９歳の誕生日会を行いました

おやつは主賓のリクエストに応えてチョコレートケーキを用意しました。

まずはお祝いの唄を披露してもらい、



今日の最高齢者より、「長生きの秘訣について」アドバイスをもらいました。



最後は主賓よりお礼のご挨拶



「皆さんありがとうございます！ここでこうして祝ってもらってこれからも元気に通って来ましょうね」

聞いているスタッフも感動でした

皆さんのおかげで素敵な誕生日会となりました

節分も終わり、

「３月といえば？」と聞くと、

「“ひなまつり” じゃろう」と皆さん答えられます。

そこで今年も恒例の、はまぐりの貝殻でひな人形を作成中です。



お内裏様とお雛様、三人官女に五人囃子までいます。

今日は台座に全員貼り付けるところまで作業が進み、

「ここまで、できましたよ」と持ち上げてみると、

三人官女の一人が落ちてしまいました。

「ありゃ〜貼り忘れとるわぁ」

慌ててボンドで貼り付けてもらいました。

完成が楽しみです

利用者さんとの会話は、色々な話題で盛り上がります。

この日は靴のチラシを見ながら、



「私はこういうのを見ると思い出すんですけどね・・・初めて靴を買ったとき、近所の人が『○○さんが靴を買いんさったって聞いたけ〜見に来た』って、うちの家に見に来た人がおったでね」

時代を感じるお話です

今は当たり前のことが、昔は驚きの連続だったんでしょうね。