ぽかぽか陽だまり

昨日に続けて・・・。

「良かったら使って！」

と、解いた浴衣の生地を洗って持って来てくださいました



「でも、これを編んで踏みつけると思や〜、もったいないてぇね〜」

皆さんが声を揃えて、そう話していると、

「このまま置いといても、誰も使や〜せんけのんじゃけ〜。こが〜して使こ〜てもらった方が浴衣も喜ぶわ〜ね〜」

と言ってくださいました。ありがたく使わせていただきます。

そして今日はもう一つ。

別の所から、




「良かったら使って〜」

と工作で使えそうな材料をたくさん分けていただきました。

箱の中には、布やカラフルなテープ、毛糸などが入っていて、

「ま〜！なんと、よけ〜あるね〜。何を作るかね？」

「楽しみなね〜」

と玉手箱を開けるように、ワクワクしながら中身を確認しておられました。

さて、これらが何に生まれ変わるでしょう？お楽しみに

草履の作り方を指導してくださった利用者さんから、

「これ・・・」とビニール袋を手渡されました。

中に入っていたのは、浴衣を解いた生地。

「これで草履を作りんさい！」とのこと

この浴衣は利用者さんが３０代の頃に着ていたものだそうで、

「これを着て盆踊りにも行ったんよ〜。今はよぅ踊らんけどね」

と浴衣にまつわる思い出を話されました。

「そんな思い出の浴衣をいいんですか？」と聞くと、

「あってもどうせ燃やしてしまうんじゃけ〜」と言われ、

遠慮なく使わせていただくことにしました。

すると、

「あんなに立派な台をこさえてもらったのに、編まんかったら台が泣くわ〜ね」

と利用者さん。

はい、頑張ります

イオン幸せの黄色いレシートキャンペーンでいただいた『ギフトカード』を使って買い物をしました。

新しいカーペットと、



トイレットペーパーや洗剤など、たくさんの日用雑貨です



それと、夏場入浴後の水分補給として大好評のスポーツドリンクも購入させていただきました。

大切に使わせていただきます。ありがとうございました

また今年度も引き続き、黄色いレシートキャンペーンの登録団体として認証していただきました。

毎月１１日、イオンでお買い物をされた際には、黄色いレシートを陽だまりボックスへ入れていただきますよう、ご協力をお願いいたします。

朝の送迎車中で眠たそうな表情だったので、

「○○さん起きてます？」

と声をかけると、目を閉じたままで、

「眠っとります」

と返事をする利用者さん。

ですが、お風呂に入ってからは目がパッチリ覚めて、縁側でひなたぼっこをしました。

咲き終わったチューリップの茎をカットし、利用者さんに渡すと、

流れ作業でゴミ袋に入れてくださり、



庭で咲いた花を花瓶に生けたりと、



大活躍でした

おてんと様のパワーをもらったようです

これ、何を作っているかわかりますか？

今この時期の物・・・。



「着物の襟のように貼っていけばいいね〜」

と手を動かしておられました

出来上がったら紹介しますね

大正琴の演奏がありました



「前にリクエストのあった『茶摘み』を弾きますね」

「夏も近付く　八十八夜〜」

演奏に合わせて『茶摘み』を口ずさむ利用者さんたち。

昔、茶葉を作っていた利用者さんは、

「よ〜し立って歌いましょう」

とサッと立ち上がり、張り切ってうたってくださいました。

『旅笠道中』では、手を動かして踊りを披露される利用者さんや、

中には「私は音痴ですけ〜」と、うたわずに演奏を聴く方もおられ、

皆さん、思い思いに楽しまれました

午後から、昨日作った名前入りのタオルを使って体操を行いました。

「なして（どうして）名前が書いてあるの？」

という利用者さんに、昨日の作業について説明し、いざ体操の開始です。

スタッフも一緒に張り切って体操をしたため、

写真を撮り損ねて体操の様子がお伝えできないのですが、なかなか大変でした

「ま〜けっかキツね」

「ちょっとずつ続けてやろうや〜」

と早々に切り上げておやつの時間となりました。

ぼちぼち頑張りましょうね

朝、利用者さんとお茶を飲みながら話をしていると、

「姿勢がええと、若こ〜見えるて〜ね〜」

「のど自慢に出んさる人も、しゃんと背筋が伸びとる人は、なんと若こ〜見えるけ〜」

利用者さん年代の ”若く見えるには？”というテーマで盛り上がりました。

するとスタッフが、

「タオルの両端を持って、腕を上げ下ろしする体操をテレビでやっていましたよ。猫背の解消になるって！」

という話をし、それを聞いて、以前不要になったタオルをいただいたことを思い出しました

せっかくなら一人一人名前を付けて、自分専用のタオルを準備しようと、取りかかりました。





若返りのためにも、来週から頑張りましょう

ちなみに、今日はまだボンドが乾いていないから・・・と、足の体操を中心に行いました。

片足をあげて、

「足で“ひだまり”って書いてみましょう」と声をかけると、

「こざとへん？」と９６歳の利用者さん。

スタッフはひらがなを想像していたので、まさか漢字で書こうとされるとは

でも難しかったので、ひらがなで挑戦されました

朝、部屋に入ると、

「おはようございます」

と皆さんの元気な挨拶で一日が始まります。

ある利用者さんが、その時の皆さんの声を聞いて、

「○○さん元気な声が聞かれたね〜良かった。今日は調子がいいね」

と声をかけておられました。

スタッフが皆さんの健康管理をするのはもちろんですが、

こうして利用者さん同士がお互いを気にかけて、声を掛け合う姿を見ると、

とても嬉しくなります。

帰る時間になり、ある利用者さんが疲れからか少し元気がなくて、

「△△さん、□□さんがなんか元気がないみたい・・・。ちょっと声をかけてみてもらえませんか？」

とスタッフがお願いしました。

「□□さん！せや〜ないかね？」

すると、さっきまで下を向いて声も出なかった□□さんが、

「は〜い」

と元気に返しておられました。

声をかけてもらったことが嬉しかったようで、乗車する際には、

「また会おうね〜」

と自ら声をかけて握手までされていました。

スタッフが行う直接的なケアだけでなく、このような温かい声かけも大切ですね。

この時期がやってきました



これを見た瞬間利用者さんは、

「美味しそうね〜皮むきをしよ〜や〜」と。



包丁で切り目を入れて、



作業開始です

指先をしっかり使い、季節を感じる作業療法でした。