ぽかぽか陽だまり

「イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン」の贈呈の案内をいただきました。



ありがたいことに、この度も26,600円のイオンギフトカードをいただけることになりました。

毎月１１日、黄色いレシートを「陽だまりボックス」に投函してくださったお客さま、また益田イオンの皆さま、ありがとうございます。

大切に使わせていただきます

春の風が心地よい日曜日

朝から「花の苗を庭に植え替えたい」というスタッフの相談を、

利用者さんが快く引き受けてくれました。

早速庭に出かけたのですが、玄関を出て庭に到着するまでに、

「これは草じゃない？抜いたら？」というアドバイスがあり、



雑草を抜きながら庭へ・・・。

昨日の利用者さんから、

「まずは、土にちょっと肥料をやってからの方がいいよ」

と習っていたので、肥料の袋をハサミで切ってもらい、



土の中に肥料を入れて、耕して、植えつけの力仕事はスタッフが行い、

その間、利用者さんは監督です

「肥料はこれくらいでいいですか？」

「そうね、それくらい！」と監督も張り切っておられました。



お天気の中、花の苗を植えられたことも良かったのですが、

「畑仕事は得意だったのよ！昔からよく手伝っていたから。早く外に行こう」

と利用者さん自身がやる気を出して、張り切って外に出て行けたことがとても嬉しかったです

午後から出勤してきたスタッフに、

「今朝、畑に出てね〜」

と嬉しそうに話す姿がまた素敵でした。

今日のような時間を、これからも大切にしていきたいと思っています。

花が咲くのが楽しみ。咲いたら、ご紹介しますね

「これを見てやってみんさい！」

と利用者さんから紙袋を手渡されました。

袋の中に入っていたのは・・・



布草履の編み方が載っている雑誌。



早速、利用者さんたちに指導をお願いすると、

「昔、藁で編んだことがあるがね〜」

「子どもの頃に作ったけ〜、私が編んだのはタワシじゃって言われたのを覚えとる」

「簡単じゃ〜ね、やってみんさい」

と皆さん話されるのですが、本を見ただけでは自信がないスタッフ

すると本を貸してくれた利用者さんが、

「あんた早よ〜作らにゃあ。熱いうちに作らにゃ、気持ちが冷めたら、たいぎになるよ」

とのこと。とりあえず材料を用意して指導をあおごうと思っていたら、

「ええもんを見せようか？」と、

ある利用者さんがカバンから何かを取り出しました。

なんと、ビニールひもで編んだ草履



スタッフの話を聞いて、自宅で編んでみたのだそう。

「すごいね〜。一気に部屋（の雰囲気）が明るぅなったわ〜ね」

「こんに先生がおるじゃ〜ないかね」

と皆さん大盛り上がりでした。

「ぜひとも指導をお願いします！」と言うと、

「師範学校を出とらんよ」と笑っておられました

天気が良く、朝外に干したタオルがお昼には全て乾いていました

今日は男性利用者さんが中心に、タオルをたたんでくださいました。



「まかせなさい！私は家でもやってるからいくらでも出来ますよ！」

と張り切って手を動かし、お隣の利用者さんは、



「家ではこんなことやったことがないですわ〜」

と言われたので、心配になり

「こんなことさせて、奥さんに怒られませんかね〜？」

と聞くと

「大丈夫！女の子に頼まれたのならやってあげんさいって言うだろうから」

とのこと。

おかげで、タオルも片付きました。
ありがとうございました

新聞紙で作るゴミ袋にも、色々な折り方があります。

今日は、新しい折り方を習ってきたというスタッフが、

利用者さんに伝授していました。



「待ってみんさいよ！そこをどが〜するんかね？」

と何度もスタッフに確認しながら、頑張って折っておられました。

それから時間は過ぎ、帰る前に、

「○○さん、新しいゴミ袋の折り方ってどうやるんですか？」

と別のスタッフが聞くと・・・

「ありゃ〜待ってみんさいよ〜」

と今日習った作り方の復習です。



思い出しながら折ってみるものの、

「ありゃ？なして？違ぅた〜ね」


となかなか袋になりませんでしたが、完成品を解いては、

「あ〜そうかそうか」

と手を動かしておられました。頭の体操にもなりました

男性利用者さんが、

『旅の夜風』という曲が大好きだという話をされました。

すると女性利用者さんたちが、

「あれは『愛染かつら』の歌じゃぁね〜」

「映画が流行ったてぇね〜」

「私も２回は見たよ」

と話が盛り上がり始めました。

「『愛染かつら』って、どんな話なんですか？」

と質問するスタッフに、

「ぼんやり覚えとるけど、分からんわ〜ね」との返事。

早速インターネットで調べて、あらすじをお話すると、

皆さんから盛大な拍手が。

「ま〜！話がよぅ分かったよ〜」

「懐かしいね〜」

「あんた、弁士のようじゃったよ」

褒め上手な利用者さんたちです

「わたしゃ〜ここへ来て、聞きたいことがあったんよ〜」

と部屋に入るとすぐスタッフに話す利用者さん。

「ま〜、まずは座りましょう！」

と落ち着いてもらい、話を聞くと、

「『お富さん』っていう歌があるでしょ。二番の『風も沁みるよ傷のあと〜』ってところ。あれはどこに傷があったの？」

という質問で、気になってしょうがなかったんだそう

歌詞本に書いてあるのでは？と、手作りの歌詞本を引っ張り出して、

皆さんで最後まで歌ってみましたが、答えが見つかりません。

そこで、インターネットで調べた話を、ボードに書きながら説明しました。



「は〜。そういうことかね〜」と納得され、

「そが〜に（そんなに）切られちゃ〜、風が吹いても痛かろ〜にね」

と皆さん心配しておられました。

よく子どもは思いもよらない所に疑問を持ち、

「なんで？」と大人を困らせる質問をしますよね。

でもこうして何かに興味を持ち、疑問を抱き、

解決をしようとするその心は、何歳になっても忘れてはいけませんね。

その心こそが長寿の秘訣なのかもしれません

次からは、歌詞の意味を理解しながらうたうことができそうです

利用者さんと廊下を歩きながら、ふと庭に目をやると・・・



チューリップがこんなに大きくなっていました

「花が咲くのが楽しみですね〜。いつ咲きますかね〜」

なんて話していたのですが、よく見ると、



蕾を発見！開花までもうすぐです。

何色が咲くかな〜

７年前に “こぶし” の苗木を分けてもらい挿し木にしたのですが、

今では１５０センチくらいに成長し、今年もたくさんの蕾が付きました。

午前中、咲きそうな花を切って花瓶にさし、利用者さんに見てもらいました。

するとお昼には、部屋が暖かかったため、見事に花が開きました



「花弁は何枚あるんでしょう？」

というスタッフの疑問に、

「数えてみりゃ〜わかるわ〜ね」

と利用者さんが数え始めました。

「１・２・３・・・あれ？どうじゃったかいねえ〜？」



お隣の利用者さんは、

「１・２・３・・・・あれ？さっきこれ数えたよね。わからんようになったわ〜」



何度も数えるお二人ですが、数える度にお二人の枚数が違い、どうも数が合わないようです。

よく見ると、２輪のうちお互い違う花の花弁を数えるので、数が合わないのは当たり前でした

それに気が付き皆で大笑い

こぶしの花で春の訪れを感じ、今日も元気な笑い声が聞かれました

雛祭りが終わり、ただ今作成に取りかかっているのはこちら！

何だかわかりますか？



角度を変えて見てみると・・・



何を作っているのか、わかりました？

貼り付ける位置について最後までこだわる姿は、まるで職人です。

完成をお楽しみに