ぽかぽか陽だまり

早いもので、明日から２月ですね。

部屋の飾りも “お正月” から、



“節分” に交代しました。

鬼とお多福を壁に飾る前に、利用者さんも記念撮影





「鬼は外〜 福は内〜 パラッパラッパラッパラッ豆の音〜」

と豆まきの歌をうたってみましたが、

「そが〜な（そんな）歌知らんよ」と言われてしまいました

そういうわけで今日は、鬼が出てくる “桃太郎” を歌いました

これも新作に使う予定で、今日も皆さん張り切って手を動かされました



後ろの赤い物も使いますよ！



完成が楽しみです

「うちから持って来たよ〜。まぁ中を見てみんさい」

と利用者さんから手渡された箱・・・



開けてみると、



文化刺繍の材料が入っていました

そして作りかけの作品も。

「１５年くらい前のよ。目が見えんようになって、できゃ〜せんわあね（できないよ）。あんた、やってみんさい！」

すると他の利用者さんたちも、

「私も昔は、やりよったけどねぇ。今は目も見えんし。」

「簡単なんじゃけえ、やってみなさいよ！」

皆さんに勧められ挑戦してみることになりましたが、できるかな〜

新作への挑戦も順調に進んでいます。

いつもの工作道具といえば、ハサミや糊、テープですが、今日の利用者さんは、

「ホッチキスはないかね？」




ホッチキスをお渡しすると、器用に布と箱をキレイに留めておられました。

「ホッチキスを使うなんて思いつかなかった〜」

と言うスタッフに、

「こうすりゃ〜簡単に留まるて〜ね〜」

と話しておられました。

たくさんの人が集まれば、いろいろなアイディアが出てきますね。

もう少しで完成です

もうすぐで２月という話から、ある物を作り始めました。

まずは紙を丸めて、



赤い布で覆い・・・



もう分かりましたか？



２月をお楽しみに

２月のカレンダーを作成中。



「この鳥は何でしょう？」と聞くと、

「うぐいす？」と利用者さん。

「では、うぐいすの鳴き声は？」

「ポッポ？」

「ポッポッポ 鳩ポッポで、そりゃ鳩じゃ〜ね」

「あぁそうか！ホーホケキョじゃった」

利用者さんたちの楽しい会話でした

入浴前、ちょうどテレビから流れてきた曲が、千 昌夫さんの “星影のワルツ” でした。

いつもお湯に浸かりながら歌う曲は “草津節” だった利用者さんが、今日は “星影のワルツ” を熱唱されました

この歌詞に合わせて、

「今でも好きだ死ぬほどに〜って思う人がいます？」

と聞いたところ、

「はっは〜」

と、かなり照れておられました。

そこで会話が終わるかと思ったら・・・

「男前じゃったよ」

そう話される姿は乙女でした

久しぶりに外も明るく、天気は良いのですがやはり気温は低く、午前中にお風呂に入った利用者さんの足もお昼からはすっかり冷えていました。

そこで、足湯をすることにしました。



入浴剤も入れて香りの良いお湯に、手伝うスタッフも癒されました

夕方利用者さんをお送りする時に、下校途中の小学生と出会いました。

「最近はランドセルの色もカラフルになりましたね」

と利用者さんに話すと、

「ランドセルと言えば・・・
戦時中お父さんと離れて暮らしていて、久しぶりに帰ってきた時に、ランドセルを買ってきてくれたんよ。
それが他の子は赤で花柄なのに、私のは茶色で花も何も付いてなかったんよ。
それが嫌でね。学校に行っても、マントですぐ隠しよったんよ」

そんな思い出話をしてくださいました。

ランドセルは嬉しかったけれど、年頃の女の子の気持ちとしては複雑だったようです。

76年前の思い出話でした

これ、何をしているところでしょう

以前紹介したことがあるのですが・・・



『まきまき』という機械に毛糸を引っかけ、レバーを回して、



毛糸をきれいに巻いてもらいました。



おかげできれいに整頓できました

ありがとうございました