ぽかぽか陽だまり

昨日のこいのぼりに続き、かぶとを作成しました

ただ、いろがみで作るのではなく、紙に布を貼り付けて折ってみました。



頭にかぶるには小さかったので人形にかぶせてみると、女性利用者さんからは「可愛い〜」と大好評



皆さんにも好きな柄を選んで作ってもらおうと思います

季節を先取りして作り始めたこいのぼりが完成しました



こいのぼりの下に花を作ったら？というアイディアが出て、菖蒲の花をイメージして下絵を書き、いろ紙を貼ってもらいました。

すると花を見て「“あやめ”とどう違うの？」という利用者さん。

またお隣から「“かきつばた”ちゅ〜のもあるね〜」と。


みな同じに見えるけど、どう違うのでしょう？

調べてみると、

“あやめは畑のような乾燥地で栽培するのに適し、かきつばたは水辺などの湿地帯に適し、花菖蒲はその中間で畑地でも湿地でも栽培できるというのが簡単な違い”

とのこと！


ちなみに「アヤメ」も「ショウブ」も違う花なのに、漢字で表わすと「菖蒲」と書くそうです

少し離れた場所に座っておられた利用者さんに声をかけるのに、拡声器代わりにポスターを丸めたもので声をかけてみました。

すると先ほどまでとは違って、はっきり声が聞こえたようで

返事をするのにも使ってくださったのですが・・・



これが思いのほか大きな声

耳をあてていたスタッフがびっくりしてしまいました。

この後、歌をうたう時には、マイク代わりに使っておられました

送迎の途中、あちらこちらで桜の花を見かけるようになりました。

陽だまりも春らしく、



毛糸やフェルト、包装紙などで作った桜が満開です

この桜が完成した時、

「わたしゃ〜足が悪いけぇ、その木の下で花見でもええでね」

なんておっしゃる利用者さんもおられました

「昨日山から取ってきたのよ〜」とスタッフが見せてくれた花

椿は何となくわかるも他の名前がわからないでいると、

「福沢諭吉になるもの！」

というヒントで

「あ〜“みつまた”じゃね〜」

と、声をそろえて答える利用者さんたち。

どうやら分からないのは私だけだったようです

花を生けてもらいながら、利用者さんから　“みつまた”　が、お札の材料になることを教えてもらいました。
花の名前通り、すべての枝が三つに分かれています。



赤い花は　“八重椿”

そしてこの白い花は・・・



”あせび”　という名前の花だそうです。

漢字で書いたら

”馬酔木”

この由来が、馬が葉っぱを食べたら酔ったようにふらつく木だから・・・とのこと。

昔は葉っぱを煎じて、殺虫剤として使われていたそうです。

かわいらしいスズランのような花からは想像ができませんね。

勉強になりました
　

花びんに挿してあった “菜の花” が散り、
今朝は黄色い花びらがあちこちに舞っていました

利用者さんをお迎えする前に、花を入れ替えて準備しておくのもいいですが・・・

陽だまりでは利用者さんにお願いしています。

今日は男性利用者さんの大きな手で、小さなパンジーやビオラを生けてもらいました



「ま〜どうしようか？」

なんて言っておられましたが、とてもバランス良く花を挿しておられました。

それから、庭の水仙も花びんに生けてもらいました。



水仙にもいろいろ種類があるようで、このように生けておられました。



写真の水仙意外にも、「糸水仙」という細い水仙も陽だまりの庭に咲いています。

ちなみに・・・
水仙の花は、市の合併により益田市のシンボルの花として選定されています。

昨日は、センバツ高校野球
地元『益田翔陽高校』対『聖光学院』の試合がありました

食後いつもなら少し休まれる利用者さんが、
「休まなくていい。応援する」とテレビにくぎづけでした。




「あ〜！点が取られた」
「あ〜ダメじゃあね！」
と大きな声で興奮しながら応援しておられました。

実はこの方、和田毅選手の追っかけをしていたという女性利用者さん。

とても物静かな方なのですが、普段とは違った一面を見ることができました

試合は残念ながら負けてしましましたが、そんな利用者さんの姿を見ることができ、心温まる時間でした。

いつ咲くかなと楽しみにしていたチューリップが、本日開花しました



白い花だったため目立たず、残念ながら気付かれる利用者さんがいなかったのですが、

「あそこに咲いてますよ！」と指を指すと、
「本当じゃあ！」とビックリされていました

つぼみもあちこちに見られ・・・



満開になる日が楽しみです

暖かくなってきたので、雑草も元気ですね

今朝お茶を飲みながら、悩みを利用者さんに聞いてもらいました。

相談した内容は・・・

「首を寝違えてしまいました」

するとサッと手を伸ばして、首のマッサージをしてくださる利用者さん



９３歳のゴッドハンド

なんだか治った気がします

一足早くこいのぼりをイメージして、段ボールに大雑把なイラストを書いてみました。

ウロコの形に紙を切って、貼ってもらおうと、お渡ししたところ・・・



ま〜几帳面な仕事ぶり
大雑把に書いたため線が曲がっていたのですが、その曲がった線に沿って、忠実に貼っておられました

「その辺は適当に」なんて言うスタッフの心の声は届かず、几帳面な利用者さんの作業風景に、下書き係として見習わなければと反省したのでした