ワケわからん
[2024年09月14日(Sat)]
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心配事
朝、お茶を飲みながら皆さんで話をしていると・・・
ある利用者さんがふと不安になったようで涙をためて、 「何がどうなったのか。わけがわからないようになったのよ 今の自分の気持ちを言葉にして相手に伝えることは、認知症が進むと難しくなっていきます。 そんな中、一生懸命に話して何とか伝えようとしてくださいました。 その後不安を取り除くようにゆっくり話をすると、お昼ご飯もしっかり食べ、帰る時間にはスタッフの話に大笑いする姿が見られ一安心しました 一日の中でも気分の波がありますが、こうして寄り添いながら穏やかな時間が過ごせたらと思います。
嬉しい言葉
あと何年
お風呂
お風呂
陽だまりでは入浴のサービスがありますが、中には声をかけても、
「入るのが面倒。やめときます」 「髪は洗いません」 などと気持ちが前に向かない利用者さんもおられます。 スタッフがいくら言っても首を縦に振らない利用者さんも、他の利用者さんから、 「なんと気持ちが良かったよ!あなたも行ってきんさいや〜」 「ついでにあろ〜て(洗って)もらったらええわ〜ね。さっぱりするよ と声をかけてもらうと、 「そ〜お?」 と気持ちがコロッと変わることがあります。 今日は髪も洗ってドライヤーでセットし、ふわふわヘアーで1日を過ごしてもいらいました。 声かけも重要な介護技術の一つですね
認知症
つぶやき
利用者さんのつぶやき
90歳の利用者さんの話です。
「子供の頃、近所のおばあさんに”どこへ行くの?”って聞いたら、”ありゃ?どこへ行くんじゃったかいなぁ?”ちゅ〜て言いんさるんよ。まぁ面白いおばあさんじゃな〜ちゅ〜て思いよったけど・・・今その気持ちがよぅわかるわ(笑)」 続けて、 「日に日に自分が何やっとるかわからんよ〜になることが増えてね。じゃが、わからんようになったことをわかっとるけぇ〜まあええか(笑)」 と今日も元気な笑い声が響いていました 年を重ねることは誰もが初めて経験することです。 そんな時の不安を軽減できる、そんなお手伝いができたらと思っています。
食事介助
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