皆様こんにちは
今回は遅くなってしまいましたが、先月9月15日に行いました「ワクドキ消防訓練」の様子をご紹介していきます。昨年に引き続き2回目のワクドキ消防訓練ですが、今年は隣接しているデイサービスセンター「希」でも実施しましたグループホームでは夜間想定、デイサービスセンターでは日中帯を想定して訓練を実施しました

訓練を始める前に、概要を説明し訓練の流れを職員間で把握していきます。「ワクドキ消防訓練」はお客様役も含めて、全て職員が務めます



グループホームでは、夜間に火災受信機が反応しベルが鳴動。作動区域を確認し、区域内にある火元を、ヘルメットと消火器を持って捜索しますその際、お客様には「今確認しますのでお待ち下さい」と声を掛けていきます。

「火元発見！初期消火行います」と声を出しながら、消火器にて初期消火を行います







初期消火が失敗した為「初期消火失敗、皆さん避難します！」と声を出しながら避難誘導を開始しますお客様役の職員は、目が不自由な方2名、車椅子の方1名の計3名を避難誘導していきます

目が不自由な方は、急な動きにびっくりしてしまう為、手を引きながら「真っすぐですよ」「右に曲がりますよ」等と声掛け誘導していく事が大切です





足元や周囲に注意しながら、安全な場所まで誘導していきます



お客様の避難が完了後、自衛消防隊隊長に避難人数や怪我人、出火場所等の報告を行い、その内容を消防署隊隊長に伝えて引き継ぎます



続いては、今回初のデイサービスセンター「希」での実施の様子です
グループホーム同様、ベルが鳴動した為、火災受信機の作動区域を確認後、区域内にある火元を捜索します。デイサービスセンターでは、日中帯想定の為2名で捜索を行います





火元を発見！消火器にて初期消火を開始します。



グループホーム同様「初期消火失敗、皆さん避難して下さい」と声を出し周囲に伝えつつ、「あなたは隣に火災があった事を伝えて下さい」と他職員と連携しながら、隣のグループホームにも伝えますデイサービスセンターでは、日中帯のため静養室等で休んでいる方も居ると考えられる為、職員間で連携しながら避難誘導を行っていきます





避難完了後、グループホームの時と同様に詳細を報告します



全ての「ワクドキ消防訓練」が終了後、実際に行ってみての感想や総評を頂きました
「実際にお客様役をやってみて、目が見えない為どこに連れて行かれるんだろうという不安がありました」「職員間で声掛けしながら連携する事の大切さを実感しました」等の声が挙がりました



今回の「ワクドキ消防訓練」を通して、実際にお客様役を務める事でお客様がどういう気持ちで避難するのか、また避難時の声掛けは職員間の連携とお客様に少しでも安心して頂ける為に非常に大切な事と実感しました今後もお客様、職員の安全を守る為に避難訓練を通して、防災意識の向上に努めて参ります


次回の更新もお楽しみに
ごきげんよう