5月 運動講座[2022年05月14日(Sat)]
アルクラ日記 5月 運動講座
今回の運動講座は、川井康平さんによる
「立ち座りを安全に行う!」です。
内容を少しですが紹介します

1.立ち座りに苦労する原因は?
理由としては
・足の筋肉が弱くなってしまい、踏ん張りがきかない
・足の関節が硬くなり、立ち座りに必要な姿勢が取れない
・膝や股関節に痛みがあり、無理に動かす事が出来ない
・椅子の高さが低すぎるなど自分の身長に合っていない
が、あるそうです。
2.正しい立ち方、座り方とは?
椅子からの立ち方
「立ち上がる為の準備を行います。」
@背もたれに寄り掛からない様に椅子に浅めに腰をかける。
A身体を前にしっかりと倒せるように背筋を伸ばす。
B立つ時にしっかりと力が入るように足を肩幅程度に開いておく。
C足の裏をしっかりと床に着け、膝を曲げておく。
D身体を前に倒しながら足の裏にしっかりと体重を乗せる。
「お尻を離していきます。」
@身体を前に倒した状態を保ちながらお尻を浮かせていく。
Aお尻を浮かせたときに前に倒れない様にしっかりと踏ん張る。
「お尻を浮かせた状態からまっすぐに立ち上がります。」
@前に倒している身体を持ち上げるように、お尻や太ももの筋肉を使って
しっかりと身体を起こす。
座り方
「おじぎをするように身体を前に倒していきます。」
@前に倒す際にふらつかないように足でしっかりと踏ん張る。
「お尻を座面につけていきます。」
@勢いよく後ろに倒れないよう、足の裏に体重を残したまま腰を下ろしましょう。
ポイント

・身体をしっかりと前に倒して足の裏に体重を乗せること
・足の裏にかかる体重を支えられるよう足の筋肉で踏ん張る事です。
今度は、運動を行って行きます

1.身体を前に起こす運動
@椅子に浅く腰掛け、肩幅程度に足を開きます。
膝を曲げ、足の裏をしっかりと床に着けます。
A座ったまま両手を伸ばして、身体を前に倒していきます。
※身体を前に倒したときに足の裏に体重を乗せるように意識しましょう。
※猫背にならないように背筋はの伸ばしたまま身体を倒していきます。
前に倒した状態で10秒間キープします。
Bかかとを上げた状態で身体を前に倒していきます。
※身体が前に倒れすぎないよう足の指に力を入れて床を掴むように踏ん張ります。
このまま、足の指に力を入れて10秒間キープします。
2.踏ん張る為の足の力をつける運動
@椅子に浅く座り、肩幅程度に足を開きます。
膝を曲げて、足の裏をしっかりと床に着けます。
A右足のかかとを床に着けたまま、つま先を天井に向けて持ち上げます。
このまま、10秒間キープします。
B左足も同様に行いましょう。
来月の運動講座もお楽しみに

2022年5月14日
医療法人社団平成会
健康倶楽部あいづ
デイサービスセンター
アルクCLASS
五十嵐 奈央
Posted by 平成会 会津事業部 at 15:17 | アルクCLASS | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)