リハビリだより 〜アクティビティから季節を感じる〜[2021年05月28日(Fri)]
皆さま こんにちは
ファンコート南 リハビリ科
作業療法士 佐藤優子 ・ 言語聴覚士 本間さちほ です。
新型コロナウイルスの影響もあり、
〇 外出機会が減っていること
〇 季節のものを感じて頂きたい との思いより
お客様の状態に応じたアクティビティを 実施致しました。
それぞれお客様の状態に応じた目的を掲げ
自由に あじさいを 作成をして頂きました。
【A様;左橈骨遠位端骨折後、左手の動かしにくさあり】
〇 日常生活で左手を使う頻度が減少
〇 「動かなくってだめだ」等の悲観的な発言が聞かれることも・・・
★ 自然と あじさいを貼り付ける土台となる紙皿を押さえる、
貼り付ける等の動作で
左手を使用される姿がみられました。
【B様;認知機能面の低下に伴い、落ち着かないことが多い】
〇 自宅に帰りたい気持ち
〇 どうしたらいいのか分からない不安な気持ち が強い
★ 取り組み始めると、集中して遂行可能
★ 職歴からも手先が器用
★ 取り組み中は不安な気持ちは抑えられる 様子がみられました。
【C様;手指の力の低下 不定愁訴・精神的に不安定な様子】
〇 なかなか手の力が入りにくい
〇 悲観的な発言が聞かれる
★ 「もうあじさいの季節になるのかあ」
「〇〇〇のあじさいはきれいなんだ」等 思い出話と共に笑顔がみられました。
★ 貼り付ける際には両手で押さえ、十分な力で貼り付けられました。
上記のような目的と共に、作成した作品がこちらです!!
色とりどりのあじさいの花がとてもきれいですね。
色とりどりのあじさいの花がとてもきれいですね。
今後も お客様に寄り添った アクティビティの提供をしてまいります。
ご覧いただき、ありがとうございました!!
介護付有料老人ホーム 健康俱楽部館 ファンコート南
リハビリ 佐藤優子・本間さちほ
Posted by 平成会 会津事業部 at 15:36 | ファンコート南 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)