こやまケア活動日記[2020年07月15日(Wed)]
皆さん、こんにちは
ラフェスタの今月のこやまケア目標は
「飲食時の誤嚥防止に努めましょう!」
です
はじめに、嚥下障害とは、食物を噛んだり、
唾液や噛み砕いた食物を飲み下したりする
ことができにくくなる状態のことをいいます。
<症状>
●唾液量が減り飲み込みにくくなる
老化に伴って唾液の量が少なくなると、
食べ物をしっかり噛むことはできたと
しても、飲み込むことや消化することが
困難になります。
●歯の状態が不安定だと飲み込みにも影響する
入れ歯が合わなかったり、部分的に歯が
欠落しているとうまく食べ物をかみ砕く
ことが出来ません。
また、よく噛まないと飲み込む力も通常より
大きな力が必要になります。
●全体的な筋肉・飲み込みに必要な筋肉の低下
加齢による筋力低下で、この飲み込む力が
衰えると、のどの途中に食べ物が溜まって
しまったり、うまく流れなくなります。
また、あやまって気管に入ってしまうと、
「誤嚥」となり誤嚥性肺炎を引き起こす
原因にもなります。
●飲み込む前後や、最中にむせたり咳き込んだりする
<原因>
・加齢 ・病気 ・心因性要因 等
<その後の経過状況>
・窒息 ・食べる楽しみや意欲の減退
・栄養不良 ・脱水症状 ・誤嚥性肺炎 等
<予防対策>
・口腔体操(発声トレーニング)
・姿勢保持
・食形態の変更
・口腔ケア 等
良い姿勢の意識
毎日の唱歌で発声トレーニング
基本〜応用までさまざまな食前体操を実施
毎日の唱歌や発声トレーニングも、皆様
積極的に行えていますが、今後も十分に
気を付けて実施・対策していきたいと
思います
令和2年7月15日 医療法人社団 平成会
デイサービスセンター 「ラフェスタ」
看護職員 石川
Posted by 平成会 会津事業部 at 14:39 | ラフェスタ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)