世界報道写真展2006[2006年07月04日(Tue)]
先週の土曜日、友達に誘われて恵比寿にある東京都写真美術館で行われている「世界報道写真展2006」に行きました。
日本で写真展に行くのは初めてでした。
この世界報道写真展はプロ写真家を対象にしたコンテストの入賞作品展であり、前年1年間に撮影した報道写真が全世界から応募され、その数は8万点を超えるそうです。
世界のプロ写真家コンテストで選ばれた写真だけあって、1枚1枚に魔法があり、撮られた瞬間の感情が伝わって来ます。。。正直言って感動しました。たった一枚の写真に、これほど人の心を揺るがせる力があると思いませんでした。
戦争、大震災、大型ハリケーンなどの写真が多く、「悲しみ、無力、怒り、重み」などと言った感情が強く伝わってきました。
この写真展を見ていて、様々なことを考えさせられ、現社会のあり方について問わされました。
「スポットニュースの部・組写真」3位
「ハリケーン・カトリーナの被害」
マイケル・アップルトン(米国/ニューヨーク・デイリーニュース紙)
この写真は個人的に一番インパクトが強かった1枚です。
「自然の『怒り』を前にして、人間は何も出来ない。。。」
自分たちが造り上げた町・社会が無残な姿に変えられていくのを見守るしかないときがあるのです。人間の環境汚染・破壊により、この様な大きな災害がの頻度が年々増加しているのに、我々人間は変わろうとしません。。。
早くこのことに気が付かなければ、この様な写真が新聞の一面を飾る日が多くなるでしょう〜。
「自然の部・単写真」2位
「ホッキョクグマ」ポール・ヘルマンセン
(ノルウェー/オリオン・フォーラグからゲッティ・イメージズへ)
「ニュースの中の人々の部・単写真」部門2位
「緊急食糧支援センターの母と子」
フィンバー・オライリー(カナダ/ロイター)
是非一度見に行ってください。
絶対後悔はしないと思います。
世界報道写真展2006公式ホームページ
世界報道写真展2006関連ページ
世界報道写真展2005公式ホームページ
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世界報道写真展2006
会場: 東京都写真美術館
会期: 2006年06月17日〜 2006年07月30日
住所: 〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
電話: 03-3280-0099 ファックス: 03-3280-0033
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世界報道写真展に行き始めたのは、2001年9月11日後に開催された時からだと記憶 [Read More]