ホームレスの男性に会う [2011年02月19日(Sat)]
一週間まえ、二日つづけて、近くの幹線道路の歩道橋の陰にたたずむホームレスの男性に出会った。大きな空き缶の入った袋を二つか三つ、おそらく大八車のような、荷台にぶら下げている。車には青いビニールシートが全体にかぶせてあり、その下に何が入っているかは判らない。今日は気になったので、近くの自販機であったかいコーンスープを一缶求め、紙に包んで持って行った。ダウンジャケットの重ね着に、浅黒い顔は、50代だろうか。あまり高齢者ではなかった事にホットした。 私「どんな事情か知りませんが、大丈夫ですか?」 彼「大丈夫です」 私「あったかい物です。どうぞ」 彼「ありがとうございます」 私「空缶を随分沢山集めていますね」 彼「おいておくと盗まれる。自分で集められないやつが盗んでいく。」 私「近くに区役所もあるから、相談に行きましょうか?」 彼「そういう事(生活保護と感じ取った様子)は、これ(頬を手で斜めに来る仕草)が絡んでるでしょう。」 貧困ビジネス、という言葉が頭に浮かんだ。その被害を受けたか、受けた人を身近に知っているのか。一瞬言葉につまってしまった。 身近な問題なのに、途を知らない自分。 |
Posted by
Blue Sky
at 21:59