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言語の発達!?その2 [2010年05月14日(Fri)]
今回は、ろう学校の小学部に通う息子の「これって言語の発達!?」エピソードを
書かせていただきます。

ろう学校では、毎日の宿題に日記なるものがあります。
日記は言葉の通り、その日のできごとを書くわけですが。

日本語習得中の息子にとってその日記の宿題はなかなか大変でした。

昨年までは、息子は日本手話の環境が整っているとは言えない状況で小学校生活
をすごしていました。日記も、息子が自分自身で書ける部分は書き、母である私が
手伝いながら、正しい日本語の文を作っていくという作業をしていました。

今年、転校したこともあり。学校でも日本手話で授業を受け、友達、先生とも日本手話
を共通言語とする生活が始まりました。

先生からの指示もあり、間違ったままでもいいから自分の言葉で日記を書くことになり
ました。

はじめは、1〜2行の文章で終わってしまい。けっして正しい日本語とは言えない文章
でした。
それでも、最近は自ら「もっと長い文章を書くんだ」といって4〜5行の文を書くように
なってきています。

ある日の日記を紹介したいと思います。

きょうぼくは、こうえん いきました。おとうさんといっしょ やきゅうをしました。
ともだち二人といっしょにしました。うれしかった。またしたいです。うれしみ。


この、最後の「うれしみ」これは、「たのしみ」と書きたかったのだと思います。
息子は、手話を日本語に変換するさい「うれしい」と「たのしい」をよく間違います。
「うれしみ」はそこからきた間違いだと思います。

この日記を読んだ先生は花丸をくれました。この間違いはすばらしいといって。
私は、日本語学者でも教師でもないので詳しいことは分からないのですが。

このような間違いは、第二言語を学ぶ過程でよく起きるものであって、進歩している
証拠だそうです。

これは、「うれしみ」を間違っているといって×をつけてしまうか、発達の証拠として
花丸をつけてくれるか、この先生の対応も子供の成長を左右する重要なポイント
だなと思いました。

日本手話を母語とする子供が日本語を第二言語として獲得するのは困難である
という意見もあります。でも、私は不可能ではないと思います。このように、間違い
を繰り返しながら、子供達は自ら学んでいきます。そして、そこに適切な支援があれば
確実に、日本語を獲得していけると思います。

息子にも、母語である日本手話で自信を持って様々なことを学び、自らの意思で日本語
を獲得していって欲しいなと思っています。

長ーいブログになってしまいました・・・読んでいただきありがとうございます。
Posted by ナミキ エイコ at 21:25 | パパ・ママ日記 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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