第1回勉強会開催されました。 [2010年04月24日(Sat)]
日本財団助成事業
北海道バイリンガルろう教育を推進する会主催 第1回親向け勉強会 〜聴親むけ(音声日本語)バージョン〜 が本日開催されました。 講師に、全国ろう児を持つ親の会代表 岡本みどり氏を迎え、「バイリンガル・バイカルチュラル教育の概要」をお話しいただきました。 第1回勉強会では ・バイリンガル・バイカルチュラル教育でのろう児の捉え方。 →医学的視点からみた欠陥(聴覚障害児・難聴児)という捉え方ではなく。 社会的視点からみた言語的少数者(手話を母語とし、ろう文化を持つ人々)というプラスの捉え方。 ・日本におけるこれまでのろう教育とバイリンガル・バイカルチュラル教育の違い →残存聴覚の活用(口話教育・トータルコミュニケーション・手話つきスピーチなど) 視覚を伸ばす・視覚言語の活用(バイリンガル・バイカルチュラル教育) ・「ろう文化宣言」について ・世界のバイリンガル・バイカルチュラル教育の事例 等 と、大まかな内容の紹介になってしまいましたが・・・今回の勉強会では、バイリンガル・ バイカルチュラル教育の概要を説明していただきました。今後の勉強会では、より具体的に 掘り下げて説明していただきます。 勉強会の終わりに、参加者から勉強会の感想、質問などの意見交換も行われました。 ![]() 今回勉強会では、託児をろう者の方にしていただき。参加した3歳のろう児2人も楽しく遊ぶことができました。子供達にとっても、成人ろう者との交流で日本手話を学び、ろう文化に触れる有意義な時間を過ごすことが出来ました。 |