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これまでの活動 NO2 [2009年09月05日(Sat)]
 2009年2月に、第1回バイリンガルろう教育シンポジウムを開催しました。
 このシンポジウムは、北海道ではまだまだ認知されていない、『バイリンガルろう教育』について、広く教育関係者や親御さん、ろう者の方々に知っていただくことを目的に開催されました。詳しい内容と、シンポジウムの様子を紹介します。

バイリンガルろう教育を始めよう!

〜きこえなくても大丈夫〜


 今、北海道のろう教育が大きく変わりはじめました。みんなの長年の夢であった「日本手話クラス」ができ、道教委主催で教員手話研修も始まりました。日本手話と書記日本語による「バイリンガルろう教育」とはいったいどのようなものなのか?日本手話クラスの紹介や家庭からの報告を聞きながら、ご一緒に学びませんか
*日時:平成21年2月11日(水・祝)
     10:30〜16:00(10:00から受付)
*場所:札幌市生涯学習センター「ちえりあ」2階中研修室2
*定員:72名(定員になり次第しめ切ります。)
*参加費:1000円(当日受付でお支払い下さい)
*内容:午前の部:講演「バイリンガルでろう児は育つ」
         講師 佐々木倫子教授
             桜美林大学言語教育研究所長
     
    午後の部:日本手話クラス(実践発表)
         我が家のろうたち(報告)
         ディスカッション
*主催:北海道バイリンガルろう教育を推進する会
*協賛:全国ろう児をもつ親の会・デフ文化村(帯広)



〜後日報告〜

 第1回バイリガルろう教育シンポジウムを大好評のうちに開催することができました。
当日は、ろう教育関係者をはじめ、ろう児をもつ親、大学生など約60名にもおよぶ大勢の方々に参加いただきました。
 
 午前の講演では。桜美林大学言語教育研究所長 佐々木 倫子 教授に、
「バイリンガルでろう児は育つ」というテーマでお話いただきました。
 バイリンガルろう教育とはいったいどのようなものなのか。なぜ、ろう児には日本手話と書記日本語のの獲得を目指すバイリンガルろう教育が必要なのかを、丁寧にわかりやすく説明していただきました。
また、現状のろう学校の抱える問題点と課題、ろう学校においてバイリンガルろう教育を行っていくためには、なにが必要なのかの提言をしていただきました。

 午後からは、実際にろう学校において始まった日本手話による授業を行っている先生から。実践発表が行われました。授業風景を撮影したVTRをみながら、日本手話による授業がどのようにおこなわれているか、それに対する生徒の反応など、これまでの教育成果が説明されました。
 また、日本手話で生き生きと学習する、子供たちの姿を見ることができました。

次に、ろう児を育てる親からの発表がありました。
 
 一人目は、自身もろう者である親から、これまでのろう児の成長過程の話や。自身が受けた、口話教育の話。子供を日本手話で育てることになった経緯などについての話が発表されました。
 
 二人目は、聴者の親が、ろう者の姉妹の子育ての話。口話教育を受けた姉と、日本手話で教育を受けている妹の成長過程の違いについての発表がありました。


 最後にディスカッションが行われました。
「一人一人のニーズに応じたろう教育」〜バイリンガルろう教育という選択肢〜
というテーマで。それぞれの立場で、ろう教育に携わる六人の発表者によってディスカッションが行われました。発表者からは、自分たちの取り組みや意見、現状の問題点などが発表されました。
そして、現状の課題を解決し、バイリンガルろう教育を受けることができる環境を作っていくために、それぞれが、自分たちのなすべきことが発表されました。
 この、白熱したディスカッションは、会場にいらしたすべての人に、自分たちの立場から今後のろう教育を考える機会になったと思います。
 そして、今後すべてのろう学校に通う、ろう児たちがバイリンガルろう教育を選択肢のひとつとして受けられるようにしていく環境づくりをしていくために必要な課題がはっきり見えてきた、ディスカッションになりました。


 シンポジウム開催後に参加者の方々にいただいたアンケートからは、たくさんの好評の声をいただきました。
今後も、一日もはやいバイリンガル教育の環境が整うために、このようなシンポジウムを通して、バイリンガル教育の正しい情報を提供をしていきたいと考えております。

 今年度も第2回バイリンガルろう教育シンポジウムを開催します!詳しい内容につきましては、後日報告させていただきます!

Posted by ナミキ エイコ at 22:58 | 会について | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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