年一回の「オヤジの会」−きょう「シエルの会」が [2011年03月05日(Sat)]
高機能自閉症、アスペルガー、広汎性発達障害の子どもの保護者の会である「シエルの会」は、毎年一回、お父さんだけが集まる「オヤジの会」を行っています。今日午後6時、「妻の公認で飲める」ことを楽しみに、お父さんたちがイソイソと仙台駅前の居酒屋に集まってきました。午後に福祉プラザで、PDDの人たちの就労体験を聞く集まりがあったので、それに参加した後に立ち寄った人が多かったのです。小学5年生から35歳のお子さんがいる人までで、まずこの一年に学んだこと、お子さんの様子、それぞれの近況を報告しあいました。
「シエルの会」の情報提供のあり方、学校の教職員との関係のもち方、発達障害に関わる会の連携について、話題がつきません。 「モンスター・ペアレントと思われたかもしれないけれども、先生の側に発達障害の理解が乏しかったころ、妻と二人で校長、教頭、担任、養護教諭と話し合った」という体験にみんなが共感。「オヤジも、わが子のために、頑張るときは頑張らなきゃ」。 すっかり出来上がったお父さんをお迎えにきた娘さんがいました。「えっ、こんな素敵なお嬢さんになったの!」−まだ中学生だった頃を知っている会員は少し驚きました。「シエルの会」ができてから11年。活動を積み重ねることの意味をかみしめて、散会しました。 |