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NPO法人「全国LD親の会」が28日に20周年記念フォーラム (02/05) 静岡県立浜北西高校 老川晴代
宮城教育大学が3月14日に特別支援教育セミナー 大学における障害のある学生の支援の取り組みを紹介 (06/04) 一般人
日本発達障害ネットワークが27日、障害者自立支援法の一部を改正する法律案ついて緊急要望書を出しました。 (06/03) みやぎアピール大行動実行委員会事務局
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映画「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」が上映中ですが主人公はADHDとLD (04/06) 森杜
えじそんくらぶ「森杜」親の会宮城が、サイトをブログに移行しました。 (11/11) 管理者
拡大教科書等を発達障害のある児童生徒にも、著作権法に初めて発達障害への「配慮」を盛り込む (03/07) 執筆者
拡大教科書等を発達障害のある児童生徒にも、著作権法に初めて発達障害への「配慮」を盛り込む (03/07)
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阿部利彦先生(所沢市教委)を迎えて、6月15日に「発達障害をもつ子の「いいところ」応援計画 [2008年05月31日(Sat)]


080615_a.pdf
 フリースクール煌(かがやき)の会が、大崎市を中心に活動している軽度発達障害の会「ぐっぷの会」と連帯して、所沢市教育委員会の阿部利彦先生を講師に迎えて6月15日13時より、大崎市古川の吉野作造記念館で講演会を企画しています。
 フリースクール煌(かがやき)の会は、福祉医療機構の「長寿・子育て障害者基金」の助成を受けて、「発達障がいから学ぶ」連続講演会を開催しており、この講演会もその一つです。

080615_b.pdf
 案内チラシを添付ファイルでご覧ください。
自閉症の男児が大けがをしたのは教師に責任―小金井市の事故で判決 [2008年05月30日(Fri)]

3年前の事故について5月29日に判決が出ました。読売新聞の記事を以下に引用します。

 「障害児学級を持つ先生、校長は(子どもたちの)危険と向き合っているということを感じてほしい」――。小金井市立小学校に通っていた自閉症の男児が大けがをした事故から3年半余り。地裁八王子支部が29日、倉庫に男児を取り残した当時の教諭の過失を認めたのを受け、男児の両親は八王子市内で記者会見を開き、学校現場に改めて自閉症への理解を促した。
 判決は、自閉症児の特徴について〈1〉言語でのコミュニケーションが苦手で、予測できない事態に遭遇すると、パニックに陥ることがある〈2〉危険認知能力が乏しい面がある――などと指摘。心身障害児学級(現・特別支援学級)の担任教諭には、児童一人ひとりの行動の特質に日ごろから注目し、自ら危険行為に出る恐れのある児童について十分に配慮すべき義務があるとした。
 会見で、両親は「裁判を通じて自閉症はどういうものか、一生懸命説明してきた。裁判所にはよく理解して判決を出してもらった」と判決を評価した。
 さらに父親(47)は「事故を100%なくすことは難しい。起きてしまった時に真摯(しんし)に調査して説明してほしい。(学校側の対応が)提訴してしまった第一の理由」と、事故後の学校側の対応に対する不信感に改めて言及した。
 学校側の説明は二転三転し、調査報告書では、「原因が特定できないのは、男児から情報を得ることができないから」とした。
 母親(44)は「悪いことをしたら、謝りましょうと教えている現場がそういう対応をすることに驚いた」と述べた。
 事故後、小金井市教委は男児がけがをした倉庫の窓に鉄枠を取り付けるとともに、倉庫の入り口を毎回施錠するよう各学校に指導した。訴訟では「けがをした経緯は特定できない」と主張してきたが、「あらゆる危険性を排除する措置を取った」(市教委指導室)という。
 市教委では、「指導が不適切だったことは事実」として、事故を教訓に、特別支援教育の充実も図っている。毎年夏休みに2日間、専門家を招いて、市内の各小中学校から教員2人ずつが参加して研修を実施している。今年度から南小と第一中に、学習障害(LD)などの子供が普通学級に在籍しながら、一定時間だけ専門指導を受ける「通級学級」も新設した。
 小金井市と市教委は、「判決を厳粛に受け止め、特別支援教育の一層の充実に努めてまいります」とのコメントを発表した。
(2008年5月30日 読売新聞)
宮城県の発達障害者支援の現状をうかがいます [2008年05月29日(Thu)]

 「発達支援ひろがりネット」は、6月8日(日)13時より、仙台市戦災復興記念館四階研修室で2008年度総会を開催しますが、総会の議事終了後の14時から、宮城県の障害福祉課推進班の今野順氏(副参事兼課長補佐)より、「宮城県の発達障害者支援の現状」についてお話を伺い、懇談いたします。
 団体会員・個人会員のみなさまの総会参加、および発達障害支援に関心をお持ちのみなさまのご参加をご案内申し上げます。
注目されるのは特別支援教育に必要な教員増、低すぎる教育費を底上げする議論―教育振興計画の論議 [2008年05月28日(Wed)]

 5月23日の新聞各紙は、政府が初めて策定する教育振興基本計画の文部科学省原案が22日、明らかになったことを報道しています。原案は、授業時間を増やす新学習指導要領の実施に伴い、今後5年間で小中学校の教職員を2万5千人程度増員することなどが柱となっています。
 注目される点の一つが、先進国の中で最低レベルの教育予算をGDP比で増大させていく方向が打ち出されたことです。今後十年間で教育への公財政支出を現在の対国内総生産(GDP)比3・5%から、経済協力開発機構(OECD)諸国平均の5・0%を上回る水準を目指すとしています。
 新学習指導要領は小学校で2011年度、中学校では2012年度から全面実施されます。文科省は2010年度までで教職員の純減を定めた行政改革推進法の期限は切れるとして、改正教育基本法で策定が義務づけられた教育振興基本計画で増員を盛り込むのは可能と判断しました。
 また、文部科学省は、これとは別に、教員が子ども一人一人に向き合う時間の確保のため、主幹教諭の配置や特別支援教育、食育の充実などに教職員の増員が必要としました。文科省はこれに一万人が必要と判断しています。
 問題は、財務省が教育予算の増額に否定的なことです。中央教育審議会の計画に関する四月の答申は、財務省の了承が得られず、教員増員や教育投資の数値目標が盛り込まれなかったことから、中央教育審議会の委員や与党内部からも批判がありました。
 一方、財務省は、「計画は成果指標で目標設定すべきで投入量では目標たりえない」などの反論文書を“先手”を打つ形で公表しています。
 発達障害に関わる人々の間では、特別支援学校が全国的に不足していること、2007年度から始まった特別支援教育の実施にはあまりにもマンパワーが不足していること、教員の専門性を高めていく必要があることが常識になっています。私たちの願いを多くの市民に理解していただき、世論を形成していくためには、具体的なニーズをわかりやすく示していく取り組みがますます大切になっているようです。
 また、日本の教育予算は国際比較で見てあまりにも少なすぎます。せめてOECD加盟諸国の平均くらいまでは増額してほしいものです。実情はグラフでご覧ください。『大月書店』発行の「世界の教育」という本で、詳しい国際比較を見ることができます。

フリースクール煌 (かがやき)のブログが今週の注目ブログに [2008年05月27日(Tue)]

 「発達支援ひろがりネット」に参加している「フリースクール煌 (かがやき)」が開設しているブログが、Canpanの「今週の注目ブログ」として紹介されています。紹介文は以下のとおりです。

 宮城県仙台市内で、いじめや発達障害などで不登校になった子ども達の自律をサポートしている『フリースクール煌(かがやき)』のブログです! 毎日の活動風景や、講演会のお知らせなど発信中です。
 https://blog.canpan.info/kagayaki-momo/
事務局が移転しました [2008年05月26日(Mon)]

 当会の事務局は、〒983−0851 仙台市宮城野区榴岡5番地 みやぎNPOプラザ内 レターケース40番に移転しました。
 新しいFAXの宛先は、022−256−0533(「発達支援ひろがりネット」宛と明記してください)です。
 メールアドレスは、これまでと変わりません。hirogare@hotmail.co.jp
 さしあたり、毎週火曜日と木曜日の10時から15時まで、開局しています。メールによる連絡には毎日対応しています。
第19回運営委員会を開催し、総会に提出する議案を検討しました [2008年05月25日(Sun)]

 当会は、本日14時より、仙台市宮城野区のNPOプラザ第一会議室で第19回運営委員会を開催しました。6月8日の、今年度総会に提出する活動報告と運動方針(案)、決算報告書(案)、2008年度予算案、時期役員の構想、などについて協議しました。
「シエルの会」が7月6日、支援者をつなぎ、生涯にわたる一貫した支援を支えるツール―相談支援ファイル(サポートファイル)のお話を企画 [2008年05月21日(Wed)]

 自閉症スペクトラムの子どもの保護者会である「シエルの会」が、7月6日(日)13時30分より、支援者をつなぎ、生涯にわたる一貫した支援を支えるツールである「相談支援ファイル」をテーマに、今年度の第1回定例会を行います。講師は仙台市の発達相談支援センター「アーチル」の松岡幸枝さんです。
 仙台市の「アーチル」は2005年4月から、3歳までに発達障害と診断され初期療育グループに参加する保護者を中心に「アイル」というニックネームをつけてサポートファイルを普及し始めました(写真)。
 2006年11月にオープンした宮城県の発達障害相談支援センター「えくぼ」でも、相談者にサポートブックを渡して使い方を指導し始めています。
 相談支援ファイルは、検査や発達診断、相談の記録、生活習慣や生育の記録、学校で先生が作成した「個別の支援計画」などの履歴や職業訓練、職歴などを記録するものです。支援者をつなぎ、保護者を支援するツールです。医療・福祉・教育・就労の支援を求められた専門機関は、相談支援ファイルがあれば、生育歴や状態像をつかみ、的確な支援を考えやすくなります。
 障害当事者の自己理解にも役立ちます。
 厚生労働省と文部科学省は、「相談支援ファイル」という呼称で、生涯にわたる一貫した支援、地域の支援者の連携を支えるツールとして作成を奨励し、グランドモデル地区を作って普及に乗り出しています。宮城県では白石市地域がグラウンドモデル地区に指定され、「えくぼ」によるサポートブックの普及が取り組まれています。
 「アーチル」で「アイル」の開発に関わった松岡幸枝さんに、その考え方、活用に仕方などについて、お話をうかがいます。
 お問い合わせは以下のアドレスにメールでお寄せください。ciel@nv.sunnyday.jp
「アーチル」が6月7日に公開セミナー [2008年05月20日(Tue)]

 仙台市の発達相談支援センター「アーチル」が6月7日の公開セミナーでICFを紹介します。ICFは、健康や病気、障害を考える場合、個人の心身機能面からだけではなく、環境面なども含め総合的にとらえ支援するという考え方で、その理解と活用が求められています。「なるほど納得!新しい障害観〜生きることをどうとらえるか」を表題に、高畑隆 氏(埼玉県立大学社会福祉学科教授)が講演します。高畑氏は、障害者(主に精神障害者)の自立支援、特にピアサポート活動の支援に携わっておられます 。
 詳しい案内と参加申し込みはアーチルのホームページをご覧ください。
犯罪報道における障害名の公表について、日弁連への要請書 [2008年05月17日(Sat)]

 このブログでは5月15日、日本発達障害ネットワークが5月9日付で報道機関に「発達障害に関する報道に対する要請」を行ったことを紹介しました。同日に、日弁連への要請を行っていますので、紹介します。
 このブログでは、発達障害をもつ人の犯罪が障害と結びつけて報道されてることに疑問を述べ続けてきました。
 要請書では診断名、障害名を報道しないこと、とくに初報においてはそうすることを求めています。その根拠については要請書をお読みください。
 発達障害をもつ人の人権擁護に深く関わるテーマとして、社会的論議が進むことを念願します。
→日弁連への要請書
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