明日10月30日、日本文化科学社から適応行動を検査するVineland-II が発売されます [2014年10月29日(Wed)]
心理学の書籍を専門に出版している日本文化科学社から、明日10月30日に「ヴァインランド・ツー(Vineland-II ) 適応行動尺度」がいよいよ発売されます。
1984年にアメリカのSparrowらによって開発された尺度で、0歳から90歳までを対象に、社会生活を送るうえでの適応行動の状況を「コミュニケーション、日常生活スキル、社会性、運動スキル、不適応行動」の領域で評価するものです。 適応行動の評価を、個々の面接者のスタイルで行うのではなく、標準化された尺度で把握することにより、関係者間で信頼性のある情報の共有や引き継ぎを行いやすくすることに役立ちます。 具体的には、家族へのインタビューを行い、各項目にある行動について、手助けなしで自立している時は2点、手助けが必要なときは1点、行われていないときは0点の、三段階で採点します。各領域ごとに、年齢段階に応じた適応行動をしているかを把握し、個別支援計画の作成につなげることができます。 日本文化科学社のサイトは http://www.nichibun.co.jp/kobetsu/kensa/vineland2.html |