NPO法人「全国LD親の会」が28日に20周年記念フォーラム [2010年02月17日(Wed)]
ことしで発足20周年を迎えるNPO法人「全国LD親の会」(本部・東京)が2月28日、横浜市社会福祉センター(中区桜木町)で記念フォーラムを開きます。
20年前は、まだ発達障害という言葉すら知られていなかった時代です。親たちが相互に助け合いながら、政策提言や教材開発などを手掛けてきた同会の歩みは発達障害者支援の歴史に深く刻み込まれています。記念フォーラムは、歴史を振り返るとともに、今後果たしていく役割について語り合う機会にすることが意図されています。 「学習障害(LD)」は、「基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する、または推論する能力のうち、特定のものの習得と使用に著しい困難を示すさまざまな状態」(文部科学省)と定義されています。 フォーラムでは、特別支援教育を専門とする上野一彦・東京学芸大名誉教授が基調講演するほか、親の会メンバーや文科省の石塚謙二・特別支援教育課調査官らが「発達障害者支援における親の会やNPOの役割」と題し、議論を展開する予定です。 開会は午後0時50分から。申し込み・問い合わせは、メール(jimukyoku@jpald.net)、ファクス03(6276)8985。 |