10月25日に日本発達障害ネットワークによる地域ミーティング [2008年08月02日(Sat)]
「日本発達障害ネットワーク」(JDD)は、厚生労働省から補助金を得て、発達障害者支援法の見直しを進めるために、施策の現状を把握し各方面から意見を聴取する地域ミーティングを全国6ヶ所で開催します。
「発達支援ひろがりネット」は、JDDの宮城県におけるエリア会員(地方団体)であり、JDDに今年度の協議員を送っているため、JDDより仙台市での開催について協力要請がありました。7月25日の運営委員会で協力することを確認し、10月25日(土)に仙台市の太白区中央市民センター大会議室を会場に開催することが決まりました。 当事者、保護者、支援機関、研究者、支援者のみなさまのご参加をご案内申し上げます。 「発達障害者支援法」の施行により、発達障害への理解啓発にはやや改善が見られたものの、一人ひとりが必要とするサービスについては,その内容の多種多様性から、発達障害者支援法が施行されて3年を経た今も、それぞれの地域で本人や家族にとって有効性のある具体的な支援サービスが構築されにくい状況にあります。こうした状況を改善するためJDDは、発達障害児者の支援ニーズ調査(質問紙によるアンケート調査)と地域ミーティングを実施することにしたものです。 発達障害児者がおかれている現状や地域における支援策の実施状況、有効性等の実態を共有し、発達障害児者とその家族の支援ニーズを、支援ニーズ調査により明らかにします。支援ニーズを把握するためのアンケート調査は、全国で3000人を対象に行われる予定です。 地域ミーティングでは、アンケート調査結果をふまえた具体的かつ新たな発達障害児者への支援策を議論し提案することで、今後の発達障害者支援の向上をめざすことにしたいと考えています。詳細なプログラムは、決定したらただちにお知らせいたします。 なお、地域ミーティングは、9月14日の大阪市を皮切りに、仙台市(10月25日)、名古屋市、福岡市、東京都(12月14日)、札幌市(2009年2月)の各都市で開催される予定です。 |