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ドキュメンタリー映画「カレーライスを一から作る」の上映会をおこないました!〜当たり前の大切さを意識する〜 [2017年12月05日(Tue)]
ブログ更新しました!

ドキュメンタリー映画「カレーライスを一から作る」の上映会をおこないました!〜当たり前の大切さを意識する〜
http://comriap.hatenablog.com/entry/2017/12/04/131251
社会貢献ブームと、その裏で心が冷める人たち。 [2017年11月15日(Wed)]
田中さん、切り込みますね。さすがです〜。

おともだちNPOの悪夢
http://blogos.com/article/258828/

一見、こういう動きが、コレクティブインパクトとか流行りの言葉を使って社会貢献熱を高めるように見えるけど、肝心の本質的な部分で勝負していないように見えるので、わくわくしないんだろうなぁ。

こういうのが、本気で活動に携わる(携わりたい)と思う人のハートを冷ましているように感じます。本当、罪だと思いますよ。

また、ここで指摘されていることは、CSRのパートナー探しの参考にもなると思う。

見世物小屋があった時代 [2017年08月27日(Sun)]
今年は行けなかった諏訪神社のお祭り。
ここでは、毎年お化け屋敷が開催される。子どもの頃は毎年、怖いものみたさに入っていたように思う。

立川の大先輩からお聞きしたお話によると、昔はこのおばけ屋敷は「見世物小屋」であり、障害をもった方が見世物として働いていたのだそう。

それを聞いたとき、アメリカで30年間上映禁止となった「フリークス」を思い出した。この映画の出演者の8割は障害をもっている方で、当時の「見世物小屋」や「サーカス」などのショービジネスではトップスターだった方たちなのだそう。内容は、単純に言うと、障害者が恋人だと思っていた健常者の美女が悪意のある裏切りをしており、それを障害をもったメンバーがチームとなって復讐するというストーリー。それが、物議を醸す事となったらしい。
私は、そういう映画もありだと思う。これぐらい尖った視点があることで、社会のバランスがとれることもあるかもしれないし、そういう作品もありだと思う。

今は、諏訪神社に見世物小屋は当然ないのだけれど、当時は障害をもった方はそういう仕事しかなかったのかもしれないし、そこに生きがいを見つけようとする人もいるだろうし、第三者にはわかならいこともあるのだろうからと、もやもやしたものを感じました。理想論で、その場を奪った人は代わりに何を提供できるのか、いや何もできないのではないかと。

これは、障害をもった方だけの話じゃなく、性風俗産業だってそうだと思うけれど、当事者不在の議論が中心になされることが最近多いなと思っており、とても違和感を感じています。

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中高年の引きこもりにビジネスエリートが増えているという話。 [2017年08月08日(Tue)]
最近の社会問題のひとつとして、中高年の引きこもりの中に、ビジネスエリートが増えているという話を聞いた。仕事には常に全力投球、社会的地位も収入も築き上げてきたカッコイイ人たち。そんな人だからこそ、自分の心身の限界を超えていることに気づかず、倒れて初めて認識するという話だった。

脳梗塞になり、片麻痺などの障害を持つ。しかし、カッコイイ自分にはそれは受け入れられない、人には見せたくないという心境から社会的な関係を全て絶ってしまうということだった。
また、家族・パートナーは心配して一生懸命介護するが、介護は大変であり、次第に精神を病んでしまう。いろいろな人を見ている中で、2年が介護の限界だということだった。

引きこもりの中でも、もしかしたら、アウトリーチ or アウトリーチ後に関わり続けることが一番むつかしい層かもしれない。地域の多世代交流の場とはもっとも遠い人たちである。言い換えると、そことの関わりを避けてきた人たちでもあり、福祉関係者から「支援」を受けるということに大きな抵抗がある人が少なくないのだろうと。「助けて」がなかなか言えない受援力が低い方たちなのだと思う。

今、私たちが暮らす地域には「見えない人」が増えてきていて、社会が混沌としている。

30〜40代 精神障害者、引きこもり 
50〜60代 ビジネスの前線にいた人たちが過労で倒れる、介護に起因する精神障害。
70代   認知症


どれも、誰にでも可能性があることである。誰もが(認知症含め)障害をもってもおかしくない時代なのだと思う。その中で、相模原 津久井やまゆり園の事件を、どれだけ自分事として考えた人がいるのだろうかと思った。

中高年ひきこもり、支援手薄
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170725-OYTET50026/
ゴミ拾いをしながらパフォーマンスする「ゴミ拾い侍」が衣装も信念もカッコイイ [2017年08月05日(Sat)]
ゴミ拾いをしながらパフォーマンスする「ゴミ拾い侍」が衣装も信念もカッコイイ
https://irorio.jp/nagasawamaki/20170729/410259/

知人の、上から目線になりがちなポリコレ(正しさを直球で伝えようとする)に対抗するには、このような良い意味で「ふざける」ことが、巧みに上から目線になることを回避する、という意見に同意。CSR48のコンセプトにも通じるものがある。

真面目なメッセージよりも、「なんか面白そうなことが起きている」→「それがたまたま社会貢献だった」というくらいの緩さが、無関心層のソーシャルアクションには必要だと思う。

ゴミを拾ったときの決め台詞は「モラルの無い心を成敗!!!」(笑)
WelfareとWell-beingの違い [2017年08月01日(Tue)]
・最低限の生活水準を保証するWelfare

・人権が尊重され自己実現が保証される幸福な状態Well-being

の具体的な違いってよくわからないよねという話があって。

イギリスのニュー・エコノミクス・ファンデーションが提言するWell-beingの5つの方法がなるほど〜と。

5つの方法
1. 誰かとつながり(connect)
2. 積極的に活動し(be active)
3. 何かしらの気づきを得て(take notice)
4. 学び続け(keep learning)
5. 自らのもつものを与え貢献する(give)


この5つはボランティアやプロボノに通じるので、やはり社会貢献は他者のためだけでなく、自分の幸せとつながりやすいのかもしれないと思った晴れ
みんなのために始めたことが一人の女子高生につながった話〜立川の多世代交流事業「あたみ会」×育て上げネット「高校内居場所カフェ」事業 [2017年07月30日(Sun)]
先週、会社帰りにNPO法人育て上げネットの若者支援者 井村さんを訪問しました。井村さんとは立川の地域活動「あたみ会」でご一緒させていただいており、その引き継ぎがありました。

あたみとは、立川市曙町、高松町、緑町のお役に立ちたい!と考える有志による地域活動で、今は子どもと高齢者の居場所と出番をつくる取り組みを中心に活動しておりますが、基本的には地域の人なら誰でも気軽に来れる多世代交流の場を目指しておりますので、対象は貧困家庭などに絞っておりません。スティグマ(偏見)をつくらないことが、結果的に困っている状況の人に届くと考えているからです。運営メンバーは、民生委員、児童館長、法政大学の学生、地域包括センター、社会福祉協議会の方、若者支援者、一般企業で働く人など多様で、このメンバーで多様な人がこの立川で共に住み合っていくことを可能にする知恵や仕掛けをためていっています。

<参考>明日は立川あたみ塾開催です!

https://lineblog.me/comriap/archives/50541.html


この活動の中で、特に印象に残っていることがあります。立川の通信制高校に通う絵の得意な女子高生が「似顔絵 イラストかきます」コーナーを昨年の秋から始めました。500円かお菓子との交換で似顔絵をお願いできるというものです。

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このコーナーが始まった経緯としては、井村さんのある思いがありました。実は、育て上げネットでは、彼女が通う通信制高校で「高校内居場所カフェ事業」という高校内の居場所づくりに3年前から取り組まれています。そして、ここで彼女と出会ったのだそうです。

ここは、若者支援者や地域住民がカフェ運営のボランティアとして高校内に入り、学生と交流する場です。若者支援者が顔なじみのカフェの店員となることで、学生が「大人に相談する」ハードルを下げていることが特徴です。NPO法人育て上げネット井村さんが高校に働きかけ、3年前にカフェが出来たそうです。そして、今は高校内無料託児所まであるのです。

東京都立砂川高校通信制の教育活動@〜公立通信制高校に通う学生たちが置かれている環境とは〜
https://blog.canpan.info/hataraku/archive/123

東京都立砂川高校通信制の開かれた学校〜地域に開放する高校内居場所カフェと高校内無料託児所〜
https://blog.canpan.info/hataraku/archive/124


この女子高生は複雑な家庭環境の中で育ち、絵を描くことが唯一の心の拠り所だったそうです。
だから、彼女は電車の中で立っている状況でも、似顔絵を5分で描けるという特技をもっています。そこで、井村さんが特技をワンコインで稼ぐ力に発展させていこうと、特技を収入に変えていこう、と提案しこの企画がスタートしました。

これが、私の似顔絵です。(実はここには感動的なエピソードがあるのですが、ここでは割愛します。ちなみに、会社のoffce365のプロフィール写真に設定しています(笑))

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<参考>ワンコインを稼ぐ力
https://lineblog.me/comriap/archives/51308.html


そして、井村さんより、この女子高生が先日お母さんになったことを教えていただきました。10代で高校に通いながらの母親というのは本当に大変だと思います。一般の高校でしたら、学校に通うことはあきらめる方が多いのではないでしょうか。でも、せっかく入った高校を中退してしまうのはもったいないですし、この時代に中卒での就職は大変厳しいことも事実です。「高校を中退しない」ということは重要なんですね。

この通信制高校の中にある託児所は、高校内居場所カフェから派生したものです。
この高校には、2015年6月から無料の託児所が開設されました。きっかけは、試験のときに、学生夫婦が、1歳の子どもを抱えて、交代でスクーリングを受けていたのを見たことだったそうです。それから、副校長が、学校内に託児所を開設するための勉強をし、具体的な開設に向けて動き出されたとのこと。しかし、いざ開設しようとしても、「保育士不足」という大きな課題があったそうです。そこで、高校内居場所カフェの地域ボランティアさんに保育士の相談をしたところ、地域の子育てネットワークを紹介してもらい、地域の子育てネットワークを使って、7名の保育士さんにご協力いただけることになったとのことです。

年間の託児室の費用は年間の保険料のみで、1歳から5歳までのお子さんを預かることにしているそうです。学校に通うための保育費用をねん出するのも大変なことだと思うので、この託児所は、勉強したい学生を就学から遠ざけないためにも、大事なサポートだと思っていました。

そして、ここに彼女が繋がったというのが、何ともうれしいことでした。

育て上げネットが、この高校に通うみんなのために始め、それに共感した地域の人が広げて生み出された「高校内無料託児所」。そして、それが、多世代交流事業「あたみ会」につながった。これで、高校を卒業しても居場所はある。でも、居場所だけでなく、これから、地域で支えていくにはどうしたらいいか。

今、あたみでは彼女がデザインしたバッジをつくって、地域の方に寄付を集めています。半分は彼女の収入、半分はあたみの運営資金です。ここで一番大事だったのは、自分のためにここまで人が動いてくれるんだ、ということが伝えられたということです。

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そして今、こんなプロジェクトも立ち上がりました。クラウドファンディングで、井村さんが『イラストを描くと製品化されてヴィレッジヴァンガードで売られる大賞』を見つけ、少しでもこれからの新しい生活の足しになればいいなぁとおもって、イラストを描くことをすすめてみたところ、見事、一次審査に合格!。

かぶるだけでぴょこっとお耳が!耳付きニット♩
https://camp-fire.jp/projects/view/34476

これからも、応援しますよーーー!みんなでね晴れ



あまり好意的に受け取れなかった、経済産業省の「次官・若手プロジェクト」によるペーパー [2017年05月21日(Sun)]
話題の経済産業省の「次官・若手プロジェクト」によるペーパーへの素晴らしい反論。

経産省「次官・若手ペーパー」に対する元同僚からの応答 http://hirokimochizuki.hatenablog.com/entry/response.meti

このペーパーに対する私の感想は、

@外国人政策に一切触れていないところに意図的なものを感じた
A「高齢者よ働け」というメッセージが強いけど、働けない人・働きたくない人は?
B「終末期を自分で選択」という、とても難しくセンシティブなテーマを、病院での延命治療をやめて自宅に戻し医療費削減に直結させすぎ。自宅でのケアは家族の負担が大きいのでは。
C本来自分たちの役割である「公」の課題解決を市民の生きがいにするって、なんかずるくない?市民から言うならまだしも、官僚が言っちゃだめだと思う。
D全体的に、特段新しい情報も具体的な提言もなかった(ネット検索で事足りる内容)

そんな中、このブログ筆者による、下記指摘が興味深った。
●まず、移民や外国人への言及がなかった背景には、移民の受入は現実的ではないという考えのもと、高齢者の労働力強化を前面に出しているのではと指摘。→@Aがつながり、なるほどと。。。

●次に、このペーパーは基本的に「制度が依存的な弱者(高齢者)をつくる」という考え方のもとに作られており、【「制度を利用するか否かは自分で選択する」というスタンスにリスクがある】と筆者は指摘している。「年金」「延命治療」など、自分で選択することを求めるというのは、日本人の性格から考えると、生活保護のように年金を受け取る偏見が強化されたり、「延命治療を受けたい」と言いにくい状況が生み出される可能性がある。→AB

●最後に「国家が担ってきた領域の個人による代替」についての指摘。以前から言われていることだけれど、NPOや市民ボランティアというのは、行政が行き届かない(細やかな)支援をするものであって、NPOや市民が行政の役割を代替えするものではない。それを「「公」の課題を全て官が担うのではなく、意欲と能力ある個人が担い手に」というのは、責任転嫁じゃないだろうか。→C

こうしてみると、結局のところ、労働力についてはダイバーシティはあきらめ社会保障費を圧迫している高齢者に働いてもらうことにフォーカス、医療費については本人の自己責任と家族への負担を増やすことで削減し、行政の対応が追い付いていないという課題についてはNPOや市民にやってもらう、、ということにも読み取れる。つまり、望月さんのおっしゃる通り、現在の政策内容と呼応している。

(ブログから引用)
力ある者が真面目な気持ちで危機を煽るとき、力なき者は自分の立っている地平を見失ってはならない。なぜなら、力なき者たちが自らの支えを失ったとき、彼ら=私たちが自分の指導者として誰を選ぶにいたるか。その想像力こそが、煽られた危機に臨む私たちにとっての試金石となるからである。

そして、ペーパーの最後、具体的な提言は何もなく「これを解決していくのが日本に課せられた歴史的使命であり 挑戦しがいのある課題ではないか」で締めくくられているところに、本当にしらけてしまった。

みなさんは、どう思われましたか?
シニア社会学会大会「分断社会を超えて」にパネリストとして参加します。 [2017年05月17日(Wed)]
来月、お茶の水女子大学で開催されるシニア社会学会大会「分断社会を超えて」で、パネリストとして参加させていただくことになりました。経済学者で慶應義塾大学教授の井手英策さんの基調講演をうけて、児童養護施設出身者など分断されている人を支援されている方々と一緒に議論させていただきます。ということで、井手さんの「財政社会学」を勉強中。むつかしい。。

私は「分断社会」と言っても、今の日本社会は「分断が見えづらい人」が増えていることが問題だと思っている。

分断社会を超えて.jpg
フルタイムの共働き夫婦が普通に保育園に落ちるということ〜「日本死ね」が身近に起きたことで考えた〜 [2017年02月21日(Tue)]
保育士をしている妹が第2子の保育園の不承諾通知を受け取ったのが、先週の金曜日。認証保育所も全滅で見学すら受け付けていないところもあるという状況。立川市では、今年から保育士の子どもは優先的に受け入れると通知を出していたにも関わらずです。

妹は既に1月から仕事に復帰しており、3月末までは一時保育などを利用してしのぐ予定でした。このままでは仕事復帰ができなくなってしまいます。

数年前まで、フルタイムの共働き夫婦の子どもが保育園に落ちるというのは、よっぽどの激戦区とか不運だと思っていました。
この問題に気づいたのは、3年前に友人の育て上げネット代表工藤さんのブログを読んだことがきっかけでした。

【立川市長/市議のみなさま】保育園入園不承諾 これでは市民として市の維持・発展に貢献できません。
http://ameblo.jp/sodateage-kudo/entry-11773905598.html

育て上げネットの工藤夫妻は、立川で引きこもりやニートの若者の就労支援をする事業型NPOを起業し、立川の社会課題解決に向けた事業をおこない、100人以上の雇用も創出しています。
職場復帰がむつかしい状況に追い込まれた奥様は育て上げネットの女性マネージャーでもあります。(ちなみに、私の高校時代の友人です)

このブログからも伝わってきますが、この書面を受けとった人が、どれだけ衝撃を受け途方に暮れているのだろうと思います。うちの妹も、何度も見返してしまい、その日は何も出来なかったと言っていました。

妹は昨日市役所に話を聞きにいったそうですが、「自宅と勤務地の距離」が第一優先で判断されるそうです。

夫側は立川でお店を経営しており、妻の妹も自転車で通える範囲の保育園に勤務しており、保育士をしながらお店も手伝えるよう、家もお店の近くに引っ越しました。立川に貢献してます。

育て上げネットもそうですが、立川で起業し10年以上も事業をし、立川に住み続けている夫婦の子どもが保育園に入れないのです。

立川で事業をしている家族は、当然立川に住むでしょうし、それが保育園の入園の一番不利になる条件というのは、どうも納得いきません。

立川ではマンションが次々と建っており、今後も子育て家族は増えるでしょう。受け皿もないままに。

工藤さんのブログにあるように、立川市が今までどんな取り組みをしてきたのか、調べてみたいと思います。

昨年話題になった「日本死ね」ブログ。
http://writerzlab.com/column-hoikuenochita
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