「し合わせ」 [2016年02月06日(Sat)]
「幸せ」とは何か。これが、一番しっくりくる気がする。自分の行いから始まるめぐり合わせ。自分だけでは得られないもの。良いことだけでなく悪いこともひっくるめて「めぐり合わせ」を大事にする。それが「し合わせ」。
------------------------------------------ 「日本語の「幸せ」は、もともと「し合わせ」でした。「し」は動詞「する」の連用形。つまり、何か二つの動作をして、合わせること。 「めぐり合わせ」に近いでしょう。何かしている自分に別の何かが重なり合うことが「し合わせ」の定義でした。 つまり、昔は「し合わせ」にはいい意味も悪い意味もあったのです。偶然めぐり合った、良い運命も悪い運命も「し合わせ」。ところが、いつしか、いい意味だけが使われるようになりました。」(『幸せのメカニズム』前野隆司,p31) |