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Gifter LABO 保護者との意見交換会からの気づき〜Gifter LABOの活動に参加 したきっかけと、代表山崎によるGifter LABOへの想いについて〜 [2015年03月24日(Tue)]
3/23に開催したGifter LABOの「オンリーワン体験スクール きみのオンリーワンをスイッチオン」での保護者交流会でのお話から。Gifter LABOの活動に参加したきっかけと、代表山崎によるGifter LABOへの想いについて。

◆ギフターラボのイベント「オンリーワン体験スクール」に参加したきっかけ

父親Aさん
「中2と小6の子どもがいる。上の子が、幼稚園の頃から他の子と違う行動をとるようになった。気になったことがあると、さーっとそっちへ行ってしまう。多動と学習障がいがある。

そういうこともあって、下の子は別の学校に行かせた。自分は、下の子とサッカーで過ごすことがほとんどで、上の子との時間がとれていない。だから、今日は時間をつくってきた。」
「また、こういうイベントがあることも、自分の子どもに発達障がいがあることを人に話さないと情報が入ってこない。話さないとわからないことがたくさんある。」

母親Bさん
「1歳半検診で診断がくだった。最終的な判断は3歳くらい。うちの子は、子どもがいる場所を嫌がったり、機械の音を怖がる。」
「特別級に入れたが、途中で子どもが自分の置かれている環境(人とは違う)に気づいた。そこで子どもが親に言ったことが

【どうして俺は特別級なんだ。そのせいで、俺には友達ができないんじゃないか。発達障がいというのは、俺にそっくりだ。俺はこの病気なのか?】

そこで、子どもに告知することになった。本人は悩みに悩んだ結果、「普通のコース(クラス)に行きたい」と決断。そこで、それなりに過ごしてきたが、家に引きこもりがちになってしまった。そのような時にギフターラボの活動を見て、申し込んだ。」

母親Cさん
「中2の子どもがいる。母子家庭。小2の時に勉強がわからないと泣き出した。」
「結婚していた時に幼稚園に入れたが、すぐに退園させられた。1ヶ月目で呼び出しがあり、行動がおかしいと言われ、3か月も経たず退園をさせられた。その後、療育センターなどいろいろ周った。しかし、その間に離婚することになり、引っ越すことになる。そして、新しい土地で、また最初から探さなくてはいけないといのは、大きな負担。」
知的障がいがないので療育手帳をもてない。そのため、支援学校にはいけない。ずっと支援級にいるので勉強が遅れていて、公立の学校に入れると勉強についていけないと思う。私立になるとお金がものすごくかかるので厳しい。この話になるととまらなくなる。」

◆ギフターラボ代表山崎より

<団体を立ち上げた時の想い>
・発達障がいをもった子ども(自分の子ども)は、良いところがあるのに、どこも受け入れてくれない。本人はやりたいのに。社会は多様なのに、なぜ、学校の中だけ、多様性がないのか。それなのに、社会に出ると、「アイデアを出せ」と言われる。子どものころに個性を失わせるようなことをしているのに、社会に出たら独創性やイノベーションを求められるという矛盾。

・保護者の方に、体験プログラムのボランティア先生の人生ストーリーを知って欲しい。世の中にはいろいろな人生を送っている人がいる。

・未来は予測できない。2011年に小1だった子どもが就く職業の65%が、今は無い仕事だと言われている。今の価値観で子どもたちの将来を決めていいのか。

・ひとつの「好き」を極めた経験から得るものは大きい。昔はつぶしがきかないと言われていたが、たしかに中途半端な「好き」ではそうなる。しかし、中途半端じゃない、発達障がいをもった子どもがもっている集中力やこわだりは、「好き」を極めることができるのではないか。それは、「学び方」「自主性」「共感力」「有能感」=>「未来をアタリをつけて突き進むチカラ」を与えてくれるのではないだろうか。

<課題>
・才能は深堀が必要で簡単には見つからない
・創造性は成長とともに失われる

<必要な環境>
多様な体験×メンター(メンターは社会人でなくても、お兄さん、また年下でも良い)

<多様な体験とは>
自主性を引き出す水たまりのようなもの。水たまりにばしゃっと入ろうかやめようか迷っている子どもがいる。大人が後ろから押すと、あとから「お父さんが押したから入ったんだ!」となる。

・子どもたちが自ら水たまりに飛び込めるようになるには、親ではない、運命の人との出会いがあるかどうかが大きいのかもしれない。その運命の人との出会いを機械的に創造していきたい。

<オンリーワンをスイッチONってどういうこと?>
自分の好きなことの「ワン」を見つければ、「ツー、スリー、フォー」と続いていくと思う。だから、まずは「ワン」を見つけよう。そのお手伝いがギフターラボのミッション。

◆感想

今回のお話を聞いていて思ったことのひとつとして、グレーゾーンと呼ばれている(この呼び方は好きじゃないのですが、伝わりやすいように使っています)発達障がいをもった子どもたちが、「自分がいる環境が違っていることに気付いた時のショック」「発達障がいと告知を受けたときのショック」を、ショックじゃないように(できるだけポジティブに)伝える方法を共有していくことも大事なのだと思いました。その子にとっての自己肯定感・その後の人生への影響がとても大きいのだろうと感じました。

また、最後に、以前よりGifter LABOを応援していただいている保護者の方の中から、新しい活動を始めたというご報告があり、それもとても嬉しいニュースでした。ポジティブな連鎖がGifter LABOの活動から生まれることは、とても嬉しいことです。

朝顔.jpg
こちらは、保護者の方からいただいたNAOKOアサガオ(宇宙アサガオ)。宇宙飛行士の山崎直子さんが、スペースシャトル”ディスカバリー号”で宇宙へ持っていたアサガオの種。 私も育てて、みんなに配りたいと思います!
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