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他力本願、大切。1人でできるってそんなにすごいの?〜ルンバ的なコミュニケーション〜 [2014年03月09日(Sun)]
今週末は、4月からお世話になる立教大学の社会人大学院 21世紀社会デザイン研究科(http://www.rikkyo.ac.jp/sindaigakuin/sd/)の坂本文武先生が代表をされている、一般社団法人Medical Studio(https://www.facebook.com/medicalstudio.jp)のイベントに参加してきました。

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ここで、岡田 美智男さんの「他力本願なロボットが教えるケアの本質」という講演があり、いろいろな気付きがありました。

岡田さんは、豊橋技術科学大学 情報・知能工学系の教授で、最近の研究分野は、ヒューマン=ロボットインタラクション、ソーシャル・ロボティクス、コミュニケーションの認知科学で、「ゴミ箱ロボット」「トーキング・アリー」などの関係論的なロボットを開発しているそうです。

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ここで、ルンバのお話が。ルンバって、一人でお部屋を掃除してくれますが、部屋の壁にぶつかることを繰り返し、物(人)の支えを予定しながら、お掃除をしている。それって、人の人生に通じることがあるのでは?というお話でした。

他力本願なルンバとは

◆entrusting behavior:
投機的行為:どうなってしまうのかわからないけれど、周囲の環境や他者にゆだねている

◆grouding:
それを支える行為:周囲の環境がそれを支える行為


これは、誰でもできることではないけれど、少ないリソースで成果を求められ、人生をかけて未来を創る社会事業家・NPOリーダーには必要だと思いました。応援されるチカラ、この人を助けたいと思わせるチカラ、そして共感により他者を巻き込み、巻き込んだ人の長所を引き出せるチカラ。

現在の社会は、一人が全部できることを前提としているし、それができる人が評価されていると思います(学校・教育、企業・就労)。でも、それは、社会で活躍しないで人生を終える人がどれだけ多いのだろうかと、疑問に思います。(そのしわ寄せに合っているのが発達障碍をもった方だとも思っています)

一人で全部できる人って限られているし、特にNPOの仕事は、自分だけができるのでは広がらないし、みんなができるようにする必要があると思うのです。

また、障碍を持った人と健常者の違いは、「依存先の多様性」だというお話もありました。自立するということは、依存先を増やすこと(多様性)であり、依存先を増やすチャンスが限られているということは、自由がないということでもあると思っています。

私は、Gifter LABOの活動を通じて、自分自身が足りないところを、応援してくれる人を巻き込めるチカラを身につけたいと思います。でも、それには、岡田さんのお話にもありましたが、自分自身の「弱さ」を自覚しつつ、他との関係性を志向できるかが問われてくると思います。

自分自身の成長と、個性豊かな発達障碍児が活躍する社会=障碍を持った方も自由な生き方ができる社会を目指していきたいと改めて思いました。
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