苦しかったあの頃を振り返って [2022年07月18日(Mon)]
ハッピーピース代表のホンゴウです。
今回の大雨被害に遭われた皆様に 心よりお見舞い申し上げます。 皆さまの地域は大丈夫でしたか? 被害は、ありませんでしたか? そんな(まだ雨も強くなる前の)金曜日の夜 支援者研修が開催されました。 1年ぶりの「課題分析です」 こちらの様子や感想は、保育士1年目の大地先生より 近々アップ予定ですので楽しみにしていてくださいね。 そして夜が明けて〜土曜日… 相談員を務めておりますこちら TAGAJO Future Labo 第1回目のスペシャルトークに参加してきました! 感想を一言で表すと…行って良かった! たくさん共感する部分もありながら 立ち上げ当初の思いを振り返り 様々なことを思い返す 良い時間になりました。 どうして伝わらないんだろう なんて言えばわかってくれるんだろう そう思いながら子育てをしていたあの頃 危険を止めるために 善悪を伝えるために 大声を出したり、時には手をあげてしまったり そんな自分を責めて落ち込み コントロールできなくなっていたあの頃 きっと発達検査をして 診断名さえつけば、この子にあった 関わり方が学べるはず… そう信じていたあの日… 「お宅のお子さんだけ特別扱いはできません」 このセリフを今まで何回言われ 何度耳にしただろうT-T 関われば関わるほど「甘やかしているから」と言われ 厳しくすると「もっと愛情をかけてあげて」と言われ 「あなたが、ちゃんと躾けないと」 「ちゃんと、関わってあげているの?」と 身内にも責められ(責められた…と感じていた) みんなが普通にできている子育てが どうして自分は出来ないんだろう いつしか、そんな風に感じてしまって みんなが普通に楽しめる 子育て支援センターも 児童館も 映画館も 公園も お祭りも ありとあらゆるイベントも 無理だった… 会場にさえ入れなかった… トラブルばかりだった… 最後はパニックを起こして 抱えて車に連れ戻す… だからこそ知りたくて どうすれば、この子が混乱しないように 何処に行くかを伝えられるのか どうすれば、この子が楽しめるように ルールや順番を教えられるのか どうすれば、自分もわが子も責めないで コミュニケーションが取れるのか そして…どうすればきょうだいたちが、 不安を抱えず、不要な我慢をせずにいられるのか どうすれば、「特別扱い」ではなく 必要な「支援」であることを伝えられるのか ずっとずっと、私が知りたかったこと。 そして、これからも伝え続けたいこと。 特定の場所ではなく 普通に過ごす、地域や、保育所や 学校、児童館、習いごとで 1人でも多くの先生方や地域の方に 知ってもらいたいからこそ 亀の歩みのようであっても 活動の手と足を止めないこと。 そんな思いを込めて走り続けてきた ハッピーピースの活動は 9年目に突入しようとしています。 今まで通り情報が、まだ届いていない(探している) 保護者や支援者に届けること。 そのために、多くの方の手と力を借りながら 様々な形(ツール)を使って 情報発信していきたいと思っています! 【7月の活動紹介】 ★7月ハッピーピース オンライン勉強会 【感覚過敏(鈍麻)不器用な子へのアプローチ】 チラシ 2022.7.25「感覚過敏〜」.pdf 子どもたちを見ていると「どうして?なぜ?」と感じることがたくさん お子さんの【困った行動】は、本人にとって【困っていること】があるからかも知れません。 この勉強会では、子どもの特性や認知に合った伝え方や、年齢に合わせたアプローチを知ることで、より良い対応方法が手に入ります。 この勉強会を通して「何に困っているのか?」がわかるかも知れません。 手立てと対応方法を一緒に考えませんか? 日時:7月27日(水)10時〜12時 会場:オンライン(ZOOM)会員様限定アーカイブ受講可能です 講 師: ハッピーピース代表 本郷佳江 料金:会員2,000円 非会員2,500円 申し込みフォームはこちらから |
Posted by
本郷
at 22:54