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2011年10月21日

まこもたけ

まこもたけ?

初めて耳にしました…食材?名前から察するにキノコ類かしら?

興味津々で、農家の長沼さんを伺いましたところ、イネ科の食材とのこと。

知らなかった、育てるのも水田なのですね。



稲に似た、稲よりずっと大きな葉は、人の背丈以上に伸びています。

茎の下の方が食べられる部分で、中は白いそうです。

「くせがなく、生でも美味しく食べられる」

「炒めものは、切り方によって、歯ごたえが変わるので、いろいろ試してみて欲しい」

「煮物は味がしみて美味しい」



まこもたけを刈る大川さんに、お勧めの理由を聞いてみましたところ、
思いかけない返事をいただきました。

比較的塩害に強いし、育成に手間があまりかからないので、
沿岸部の津波の被害を受けた田でも収穫が見込めること。
株分けで増やしていけること。

でも食材として流通しないと栽培されないので、被災者支援として、
販路を作って欲しいとのこと。



家族の健康のために、生産者と消費者のために、暮らしと土地のために、
もう農薬はいらないと、長く実践していらっしゃいます。



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