甘平、媛まどんな、はれひめ を育てたい! [2016年04月12日(Tue)]
花ごろものお客様のことではないのですが。 我が家には、9月に95歳になるおじいさんがいます。 お茶やみかんを中心に農業をしてきました。 私は子供のころから、おじいさんの作った野菜や果物を食べて育ちました。 おかげで、身長が170センチも伸びました・・・。あんまり関係ないですね。 おじいさんの作るみかんもとってもおいしいのですが、 私は、おじいさんが作っていない品種のみかんをお取り寄せして おじいさんに食べてもらうことが楽しみの一つです。 数年前に、「せとか」を吉原の杉山フルーツで購入し、 おじいさんに、 高級なみかんを見つけたよ、一緒に食べよう! と言って食べたところ、とてもおいしかったのか、 翌年、おじいさんは、せとかの苗木を買ってきて、育て始めました。 今では、せとかは買わなくても我が家で食べられるようになりました。 そして去年。「甘平(かんぺい)」、「はれひめ」の二種類をお取り寄せし、 おじいさんに食べてもらいました。おいしかったです。 先日、おじいさんが、ジャンボエンチョーに連れて行ってほしい、 と言うので、車で一緒に行きました。 どうやら、甘平、紅まどんな、はれひめの苗木が欲しかったようです。 店員さんにも聞きましたが、取り扱っていない、という回答がありました。 ネットで、苗木を扱っているお店に問い合わせたら、 甘平・紅まどんな(媛まどんな)は、愛媛県指定品種で他県での苗木の販売はしていない、 ということが分かりました。 はれひめは、苗木の販売がされていることも分かりました。 おじいさんにそのことを報告したら、 まだ新しい品種で人気が出始めたばかりだから、むやみに苗木を他に出さないんだよな、 と、とっても残念そうにしていました。 はれひめは、苗木の予約をしました。 おじいさんが、今、苗木を植えて、実がなるのはいつなのかな。 おじいさんはその実(みかん)を食べられるまで長生きできるのかな、 と、とても気になりましたが。 苗木を育てる気がある、ということは、実がなるまで見届ける気持ちがある、ということ。 こんな前向きな94歳。 私は、すごい人の孫だと思います。 小さいことでブツブツ文句言う自分。ちょっと恥ずかしいです・・・。 平成28年4月12日 管理者N |