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動物応援団が届きました♪ (02/11) はせがわファミリー
スターリィマン紙芝居が慰問に訪れました (08/07) 三浦(元リハ職員)
粂様百寿式典を開催いたしました (07/13) 湖山泰成
寝具と家具が届けられました (05/18)
【小規模多機能ホーム南三陸】サプライズ!! [2021年03月10日(Wed)]
令和3年3月6日(土)、突如、小規模多機能ホーム南三陸に謎のアイドル!?「こまった(・・・・)姉妹」が来てくれました。こまった姉妹とは、今年3回目の成人式を迎える当事業所職員二人組です。企画の演芸会の時しか登場しませんが、サプライズです。
華やかな振袖姿に皆さん、「あらー、うづぐすいごど(美しいこと)。」、「あんだだぢどごがら(あなたたちどこから)来たの?」と、驚かれていました。
1枚目.JPG

なぜ、振り袖姿かと言いますと・・・・
南三陸町ベイサイドアリーナで行われたNHKのど自慢の予選会に出場してきたのです。惜しくも本選に出場することは出来ませんでしたが、お客様の笑顔が見たいと立ち寄ってくれました。次回の演芸会にも登場してくれるかな?
2枚目.JPG


<2021.3.10 小規模多機能ホーム南三陸 菅原恵梨>
【介護老人保健施設はまなすの丘】海がある老健の暮らし [2021年03月10日(Wed)]
東日本大震災から10年、犠牲になられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
大切な方を失われたご遺族の皆様の心情を、今もなおお察しいたしております。

気仙沼はいま、八戸と仙台を繋ぐ三陸道の開通で賑わっている。
震災前、デイケアの送迎車を運転しながら、三陸道計画について「おら、生きている内にできねべおん(出来上がらないだろう)」とお客様が口々に言いておられ、「いやいや、私が生きている内も怪しいですよ」と話しをしていたのが夢の様だ。
DSC01016_R.JPG
震災復興道は気仙沼湾を横断する気仙沼湾横断橋(愛称:かなえおおはし)が3月6日に開通、NHK朝ドラの「おかえりモネ」の舞台となる気仙沼大島も大島架橋(通称:鶴亀橋)が架かり、住民にとっても観光にとっても大きな復興となった。
DSC01017_R.JPG

介護老人保健施設はまなすの丘の眼下には、小泉という町に100軒近くの家があり町並みも綺麗で地域の結束も強い地域だった。
3.11の津波により町のすべてが流失し、職員の家も流失した。
02._R.jpg

津波後、多くの地域住民が小泉中学校とはまなすの丘に避難し、当施設は高齢者施設ということもあり、高齢者や子ども、子どもの親たちが一時140名近く避難した。
栄養科の職員と地域の方々が奮闘し、三度の食事を施設入所・通所のお客様と地域の避難者に提供した。

何より驚いたのは、東京にいる湖山代表がいち早く駆け付け「まるで映画の様な光景だ。みんなよく頑張った」と、労いの言葉と「東北を応援する。できるだけ詳しくブログで状況を報告してくれ、湖山のみんなが動いてくれるから」と話され、他の東北の施設に向かわれた事だった。
その言葉通り新潟から山形へ、山形から当施設へ物資が続々と届き、届く度に全国の湖山グループの皆様の心遣いの温かさ感じた。
01_R.jpg

それからは夢中でブログに写真とともに「電気:不通。気仙沼階上地域と大谷地域の一部電気が復旧。ガス:ボンベにて配給。水道:不通。復旧作業1ヵ月以上かかる見通し。通信:不通。docomoとauが本吉町支所付近で繋がる様子」と刻一刻と変化する状況を綴ったのを記憶している。
誰も経験した事の無い自然の猛威に、これ程までに人の力は無力である事、身近な人が沢山亡くなっていた事を時が経つにつれ知り、長い期間悲しみに出くわす経験は、今でも忘れ様にも忘れられない出来事となった。

当施設のお客様は山形県にある医療法人社団緑愛会様と山形県老人保健施設協会様のご協力・ご配慮により、山形県にて一時避難し長期化する災害状況下でのケアを安全な環境に移す事で回避した。東北の皆様が大変な中、お客様を受け入れて下さった山形県の老健事業所様には、多大なるご理解・ご協力により私共のお客様が安心して帰還できた事を、職員一同感謝いたしております。

新型コロナウイルスが猛威を振るう中、また毎年のように自然災害が各地で起き、医療・介護・福祉業界が対策のマニュアル整備やシミュレーション、訓練の実施、BCP計画等、これまで以上に命を守る活動と改善が求められる様になった。
未曾有の災害を経験した者として後世に語り継ぐ事と、支援体制を今後も模索していきたいと思う。


<2021.3.10 医療法人社団湖聖会 介護老人保健施設はまなすの丘 熊谷洋輔>
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