気仙沼市内にあるホープ薬局の地域活動の一環として
薬剤師による「サロン・ド・おくすり」を開始したとのことで、
お客様向けに「お薬勉強会」を開催して頂きました!

今回は「血圧と塩」というお題で講話がスタートしました。
塩分を摂り過ぎると、高血圧の原因になってしまうというのはご存じかと思います。
では、なぜ人はしょっぱい食べ物をおいしいと感じるか分かりますか??

薬剤師の方の話では、海で生活する生物は常に海水(塩)の中にいるため、塩分を摂取する必要はないのですが、人などの生物は陸上で生活するため、塩を摂取しなければ生きていけないので、塩を見つけるため舌が塩をおいしく感じるよう、味覚のセンサーが発達したそうです。(所説あるそうです)
薬剤師の方の話に、お客様も集中して聞き入っていました。

やはりですが、私たち東北人は寒い地域で生活するためか、塩分摂取量が多いらしいです(泣)

どうりで我が家の味噌汁は味が濃いはずだと納得しました。(*_*;

高血圧などで塩分制限をされている方には、調味料に酢やコショーなどの香辛料で
味付けをすると塩分を控えることができるそうです。
また、ラーメン1杯のスープを飲み干すと一日で摂取可能な塩分量を越えてしまう可能性があるそうなので、ラーメン好きな方はご注意を!
最後に質問の時間を頂いたのですが、湿布は剝がしてからも24時間程は効果が持続するそうです!湿布まけ(かぶれ)してしまい、新しく湿布が貼れなくとも効果は持続するので、無理に湿布を貼り続けなくとも良いとのことで、職員はもちろんのこと、お客様も「なるほど〜」と驚かれていました。
今後も機会があればお客様向けに勉強会などを開催できればと思います。
2022.12.24 介護老人保健施設はまなすの丘 通所リハビリテーション 高橋秀忠