12月5日、入所のお客様を対象に【ご当地グルメツアー】を行いました。
お客様に旅行気分を味わっていただくとともに、なぜその料理がご当地グルメに
なったのかを知って頂けたらと思います。
第8回のご当地グルメは「千葉県」の「なめろう」です。



「なめろう」は千葉県房総(ぼうそう)半島の郷土料理です。
元々は漁師料理で、船上で調理されていました。
新鮮な季節の魚をさばき、味噌、ねぎ、生姜などの薬味と一緒に
包丁でねばりが出るまでたたいて作ります。
「皿をなめるほど美味しい」ことから「なめろう」と名前が付いたと言われています。
この日は12月〜1月が旬の「まぐろ」を使用しました。
漁師さんは主にアジやいわし、トビウオを船上で食していたそうです。
お客様は「みそ味が好きなの。ご飯が進むわ

」「毎日美味しいものを食べて長生きしそう

」「また食べたくなった(笑)」と旬のまぐろに舌鼓を打たれていました。
お客様の笑顔を励みに、これからも新メニューを考えていきたいと思います。
リハ科の言語聴覚士と相談し、つぶせる食のお客様となめらか食の摂取可能なお客様には
薬味を入れていない「ねぎとろ」を提供しました。
多くのお客様に旬の食材を楽しんで頂けるよう、これからも共に最善の食事を考えていきます。
次回のご当地グルメツアーは「青森県」です。お楽しみに!
2022.12.28 医療法人社団湖聖会 はまなすの丘栄養科 佐々木みゆき 元木琳久